グレムリー公国ペズン砦
ガイア軍によるハービック村奪還とスピアヘッド3兄弟撃破の報はすぐさまギレン王を初めとするグレムリー公国のお偉方の下に入った。 ギレン王「ちぃ・・・あの村を取り返されるとはな・・・」 ギレン王が腹を立てていた。 司令官「ええ・・・厄介な国ですな・・・本当に・・・」 ジャック「奴等がしゃしゃり出てこなければ・・・あの村は軍事基地になっていたのに・・・」 ギレン「ふむ・・・こうなったらあの国に再び攻め込むとするか・・・」 ギレンのそんな言葉にそばにいた騎士レイドが少し驚いた。 騎士レイド「え・・・!?まさか再びガイアと戦争ですか!?」 司令官「いえいえ・・・陛下、まだそんな段階ではありません・・・それに例の秘宝エグザブレスがあの娘に奪われるとは予想外でした・・・」 マリオン「・・・」 司令官「こうなればあの者を出撃させましょうか・・・」 ギレン「む?あの者とは?」 司令官「入れ」 扉の向こうから、MS族の騎士が現れた。毒々しい赤色が目立ち、頭にはトサカがある。 司令官「最近雇った傭兵で名は邪騎士サイコギラと言う」 サイコギラ「どうも」 サイコギラはやる気のないような感じに挨拶をした。 レイド「おい貴様!王の前でその態度はなんだ!」 サイコギラ「いえ、そんなつもりは無いですぜ」 司令官「こんな態度ですがこれでもなかなかの腕ですぞ」 レイド「ほ・・・本当なのか?」 司令官「まぁ見ててください・・・必ずやあの娘と」 ギレン「ふむ・・・さて・・・そろそろ帰るぞ、仕事が山ほどあるからな」 レイド「はっ!」 そういってギレンとレイドは砦から去っていった。 マリオン「・・・」 マリオンがサイコギラを見て不安そうな顔をしていた。そのマリオンにスカーレットキュベレイが声をかけた。 スカーレットC「マリオンちゃん?」 マリオン「あ、いや・・・あの傭兵さ・・・なんか嫌な感じがするの・・・ああやってやる気のない感じだけどでもまるで研ぎ澄まされた刃物みたいな感じがしてて・・・」 スカーレットC「どういう例え?まぁ・・綺麗な花にはトゲがあるって言うから」 マリオン「いや・・・それは女性に対しての言葉だし相手は男性だよ?」 司令官「こら!そこ!会話は後にしろ!」 マリオン&スカーレットC「あ・・・すみません・・・」 司令官「ふう・・・第2次コードネーム「リーナス」奪取作戦は急遽、明後日に実行する!マリオン!それにスカーレットキュベレイ!ジャック!貴様らにも出動してもらう!連中はターゲットのことをまだ知らん!水先案内任せたぞ!」 ジャック&マリオン&スカーレットC「はっ!」 司令官「以上解散!」
マリオン私室
その後マリオンは自分の使い魔2匹と共に部屋にいた。そのうちの1匹はハーピージャジャだ。もう1匹は犬か狼のような感じで後ろ足が4本あり、尻尾が二股に分かれた姿のモンスターで名前は雷獣ビギナサンダーと言う。 彼女の使い魔は3匹いるが残る1匹はあることを調査する為に派遣している。 ハーピージャジャ「その作戦のために私達も出撃すると言うのですか・・・」 マリオン「ええ・・とりあえず貴方達の力も借りたいの・・・」 マリオンの言葉に対してビギナサンダーが意見した。 ビギナサンダー「ご主人・・・あなたは司令官の行動に不信を持っているじゃないですか。何故調査を奴だけに任せるんですか?」 マリオン「まぁ彼ならば大丈夫かも知れないから・・・」 ハーピージャジャ「うむ・・・ヘマやらなきゃいいけど・・・」 ビギナサンダー「私もあの司令官は気に入りません。そういえばご主人、貴方は司令官の素顔を見た事ないって言ってましたね」 マリオン「ええ、いつも徹底的に隠しているかのように・・・それに素性もわからない・・・人類種なのかMS種なのか特定不能よ・・・けどあの人からは邪悪な力を感じるのよ・・・大きな・・・」 ハーピージャジャ「うむ・・・話は変わるかもしれませんがあのサイコギラって奴、只者じゃないらしいですよ・・・噂じゃひとつの町を全滅させたとか・・・」 マリオン「私も只者じゃない事はわかるわ・・・怠けてそうだけどまるで刃のような感じがしたわ」 ビギナサンダー「注意したほうがいいかもしれませんね・・・俺たちの行動が筒抜けになるかも知れませんよ」 ハーピージャジャ「やめてよ!・・・なんか私、いつばれるかちょっと不安です」 マリオン「私もよ・・・一体どんな処罰を受けるか・・・」 マリオンたちは少し不安になっていた。
続く
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