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No.405 騎士ガンダム戦記 フェイズ237「何い!?解読結果!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年12月08日 (月) 22時01分 [返信]

グレムリー公国を偵察しているリーナスたちはグレムリー公国首都へ潜入することに成功した。

ナイトシーカーA「よし・・・聞き込みでもしようか」
ナイトシーカーB「ですね」
Gセイバー「情報収集か・・・」
リーナス「!」
リーナスは指でGセイバーの肩をちょんちょんとつっつく。
リーナス「あれ・・・」
Gセイバー「ん?」
Gセイバーはリーナスが指差した方向へ視線を向ける。それは古代文明博物館だった。Gセイバーは悟った、リーナスはあそこに行きたいのだと。
リーナス「あそこに行けばキルケーに関して何かわかるかも」
Gセイバー「ほお・・・そうか」
ナイトシーカーA「二人とも、どうした?」
Gセイバー「あー、俺とリーナスはあの博物館に行ってみるんで、悪いな」
ナイトシーカーA「そうか、俺達は聞き込みをしつつ、偵察を行うよ」
Gセイバー「頼むぜ」
そうしてGセイバーとリーナスの二人はナイトシーカーたちと別れて博物館に向かった。

ガイア城 作戦室

その頃、ガイア城では・・・
ネクティス「え?ミガキ博士が?」
Jセイバー「ええ、何か大変なことがわかったとか・・・」
ネクティス「まさか・・・」
ネクティスはデルタと顔を合わせた。まさかあのキルケーの遺跡から回収した石版の解読結果かもしれない。あれはリーナスと何か関係があるかもしれないのだ。
デルタ「すぐに連れて来てくれないか?」
Jセイバー「はっ!」
そして数分後にミガキ博士はやってきた。博士は少し大きめの木箱を背負っている
ミガキ「どうも」
デルタ「こちらこそ」
ミガキ「突然すまないね、ところであの・・・リーナスと言う娘は?」
ネクティス「あー・・・彼女は残念ですがちょっと任務に出てまして・・・」
ミガキ「そうか・・・彼女はいないのか・・・」
デルタ「ええ・・・あなたが来たのはもしや・・・」
ミガキ「察しがいいな、そうだ、例の石版の事だ」
デルタ&ネクティス「やっぱりか!」
二人は顔を合わせて叫ぶ。
ミガキ「あの石版なんだがやはり彼女に関係するもののようだ」
ネクティス「彼女には帰還した際に俺達から言っておきます・・・」
ミガキ「わかった」
二人は少し不安げになりながらもミガキ博士の話を聞こうとする。ミガキ博士は持ってきた木箱から例の石版を出し、机に並べた。絵が描かれた石版である。
ミガキ「やはりこの石版は絵日記のようだ」
ネクティス「絵日記・・・?というと」
ミガキ「その日に何が起きたのかが絵で描かれている」
ネクティス「やっぱりか・・・」
ミガキ「実はこの石版を見てくれ・・・」
デルタ「これ・・・リーナスか?」
金髪でロングヘアーでまるで王女様のような服装をした女性が描かれた石盤を指差した。
ネクティス「ええ、どこと無くリーナスに似てるんです」
ミガキ「これはかつてリグ地方一帯を支配したキルケー王国の女王なのだ」
デルタ「女王だって?」
ネクティス「これがキルケニアス女王って事?」
ミガキ「ああ・・・この石版は彼女が女王に即位したのを描いている、その女王の名前なんだが・・・」
デルタ&ネクティス「名前は?」
ミガキ「リーナス、リーナス・キルケニアスだ」
デルタ&ネクティス「な・・・なにいいいいいい!?」
二人はミガキ博士の説明に驚いた。
ミガキ「やっぱ驚いたか・・・」
デルタ「・・・まさか!」
ミガキ「私だって何度も解読しなおしたよ・・・」
ネクティス「そんな馬鹿なことが・・・」
デルタ「この石版はなんて書いてあるのですか?」
ミガキ「読んであげよう・・・」
石版に書かれていた文とは・・・
「本日、先日亡くなった先王たる父に代わりこの私、第1王女リーナス・キルケニアスが女王の座に着いた。私は父が一代で築いた魔法の国であるキルケーの為に私は更なる発展の為に尽くしたい」

ミガキ「というものだ・・・」
デルタ「ほお・・・」

続く


No.404 騎士ガンダム戦記 フェイズ236「公国首都へ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年12月02日 (火) 22時27分 [返信]

グレムリー公国に潜入していたリーナスたちは首都へ潜入するべくペズン砦近くを通過しようとしていた。だがそこに・・・

リーナス(スカーレット!!・・・)
Gセイバー(こんな時に厄介な奴が来たー!)
スカーレットキュベレイだ・・・こんな時によく見知っている敵と会うとは・・・これはバレる可能性が高い。
ブグ「これはこれはスカーレット様!」
リゲルグ「一体何用ですか?」
スカーレットC「まあ〜暇つぶしって奴よ」
リゲルグ「暇つぶしって・・・」
ナイトシーカーA(コイツ指揮官なのに暇って!?)
ナイトシーカーAは心の中で突っ込んだ。
スカーレットC「あら?彼らは?」
ブグ「え?ああ、旅人みたいです」
スカーレットC「ふーん・・・旅人ねえ・・・」
スカーレットは変装したリーナスたちをじろじろ見つめる。
リーナスたちはどきりとしている。変装しているとは言え、いつも戦っているスカーレットはかなり厄介だ。バレる可能性がある。
Gセイバー(バレないように・・・)
リーナス(私バレかねないかも・・・)
リーナスはかなり心配だった。彼女には強力な魔力がある。魔女であるスカーレットにそれを感知されるかもしれないのだ。
スカーレットC「ふーん・・・あなた・・・魔力持ってるみたいねえ・・・」
リーナス「え・・・ええ?そうでしょうか?」
スカーレットC「あなた・・・もしかしたら魔道師になれる素質を持ってるんじゃない?」
リーナス「え・・・魔道師・・・ですか・・・?」
スカーレットC「あなた・・・色んな所をほっつき歩くよりも私の弟子になって見ない?」
Gセイバーたち「!?」
リーナス「いえ!結構です!」
リーナスは強く拒否した。
リーナス「私はこの方が性にあっているので!!」
スカーレットC「あははは!冗談よ♪冗談♪」
リーナス「え・・・あ・・・はあ・・・」
スカーレットC「なーんかあなたって私の知っている娘と似たような感じがしてたんでねえ」
Gセイバー(ぎくり!)
スカーレットC「まぁ勘違いだったわ!」
ナイトシーカーA「それでは・・・我々はこれで・・・」
スカーレットC「え?どこへ行くのかしら?」
ナイトシーカーA「首都へ行こうかなと・・・」
Gセイバー「そうそう、どんな所か・・・」
スカーレットC「ふうん・・・首都ねえ・・・気をつけたほうがいいわよ」
リーナス「何故?」
スカーレットC「あそこは王様のいる場所だからね、警備が厳しいのよ、最近は治安が悪いからね」
リーナス「そうですか・・・」
スカーレットC「それじゃあ行ってらっしゃい」
Gセイバー「はい!」
スカーレットC「それじゃあね〜」
ブグ「あの・・・通していいのでしょうか?」
スカーレットC「いいのいいの」
スカーレットは彼らがどこかで見たことあるような気がした。だが。
僧侶ゲゼ「スカーレット殿ー!どこにいらしたのですか!」
スカーレットC「あら?」
ゲゼ「仕事が山ほどあるって言うのに消えないでくださいよ!」
スカーレットC「あ〜ごめんごめん」
スカーレットは仕事に戻ったため旅人の事など忘れたのだった。

グレムリー公国首都

リーナス「ここが・・・グレムリーの・・・」
Gセイバー「首都か・・・」
ついにやってきたグレムリー公国首都。そこはモルガルテンの町よりは人が多数いる。
リーナス「ふーん・・・人が沢山いるっぽいね」
Gセイバー「さて・・・どうするべきかな・・・」

続く


No.403 騎士ガンダム戦記 フェイズ235「難関、ペズン砦周辺」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月27日 (木) 22時04分 [返信]

グレムリー公国国内に潜入中のリーナスたち。
モルガルテンの町でとりあえず情報を収集した。

ナイトシーカーA「もう情報も集まった、次は首都へ向かうぞ」
ナイトシーカーたち「はっ!」
リーナス「首都・・・」
Gセイバー「ついに首都へ・・・敵の中枢だな」
ナイトシーカーA「ああ、だが首都なだけあって警備も厳重だろう」
Gセイバー「確かに、確かあそこには国王のいる城があるな」
ナイトシーカーB「そうそう」
リーナス「国王か・・・うるさい男だと言うけど・・・」
ナイトシーカーC「それに少し厄介なことがあります、首都の近くにはペズン砦と言う要塞があります、守りも堅いといわれていますし・・・」
Gセイバー「それがあるから首都の守りが堅いか・・・」
ナイトシーカーA「それに首都へ行くにはあの砦を素通りしないとならないんだ」
リーナス「ええ・・・それって・・・」
ナイトシーカーA「あそこが難関になるってことだ・・・」
Gセイバー「ペズン砦か・・・もしや・・・」
リーナス「もしや?」
Gセイバー「俺達と何度か戦っている連中がいるかもしれないって事だ」
リーナス「あー・・・」
リーナスが思い浮かべた敵はスカーレットキュベレイ、マリオン、ヴィッシュだ。そんな奴らがそのペズン砦にいるとなると・・・
リーナス「ばれちゃうかな・・・?」
Gセイバー「変装しているから大丈夫かもしれないが・・・」
ナイトシーカーA「万が一ばれるって事もある・・・」
リーナス「えええ・・・」
Gセイバー「だから注意して通らないとな・・・俺達が俺達であることがばれないように・・・」
リーナス「うん・・・てか他のルートって無いの?」
ナイトシーカーD「残念だけど周囲に森があるがその辺りは哨戒部隊が多数いてな・・・入ると怪しまれて拘束される可能性がある、俺達は旅人ってことで潜入しているんだ、団体で森には入れない」
リーナス「そうなんだ・・・どのルートに行っても危険なんだ・・・」
Gセイバー「気を引き締めていかないとな・・・」
リーナス「うん・・・」

ペズン砦近く

一行は警備部隊と遭遇した。兵士ブグと兵士リゲルグだ。
兵士ブグ「貴様ら何者だ?見たところ旅人みたいだが・・・」
ナイトシーカーA「ええ・・・我々は色々な場所を旅する集団です、いわゆる観光ですって、観光」
兵士リゲルグ「・・・まあいいか・・・」
兵士ブグ「でも徹底的に審査せんと・・・」
兵士リゲルグ「でも怪しい奴らじゃないと見たぜ」
兵士ブグ「怪しくないって・・・」
兵士リゲルグ「さ!早く行けや」
Gセイバーたち(うわあ・・・ざるな警備だなあ・・・)
どうやら通れそうだ・・・ところが・・・
?「あら〜?その人たち誰かしら?」
Gセイバー「!!」
Gセイバーとリーナスが聞いたことのある声だ。その声の主は・・・
ブグ「お、スカーレットキュベレイ殿!」
スカーレットC「警備ご苦労様〜」
Gセイバー&リーナス(うげええええええ!スカーレットキュベレイ!!)
スカーレットキュベレイだ。リーナスたちと幾度無く交戦した相手だ。
リーナス(やばい・・・よりによってアイツだなんて・・・)

続く


No.402 騎士ガンダム戦記 フェイズ234「潜入!グレムリー公国2」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月25日 (火) 22時09分 [返信]

敵の内部調査のため、グレムリー公国本土に潜入したリーナスとGセイバー、及び斥候ナイトシーカー×4。
訪れたモルガルテンの町で情報を収集することにした。とりあえず3つの班に分かれて聞き込みをする。

リーナスとGセイバーの班。

リーナス「情報収集かあ・・・」
Gセイバー「聞き込みって奴だよ」
Gセイバーとリーナスの二人はメインストリートを歩く。
リーナス「でも情報収集って・・・どうすれば・・・」
Gセイバー「旅人のフリをしてそこらへんにいる人たちに聞き込むのさ」
そして二人は主婦を見かける。
Gセイバー「第1村人発見」
Gセイバーはリーナスを連れて主婦のほうへ向かう。
Gセイバー「すみません」
主婦「何か?」
Gセイバー「私は旅のものなんですがこのグレムリーと言う国はどんな国でしょうか?」
主婦「ああ・・・旅人さんかい、この国は少し荒れちゃいるよ・・・王様は無茶苦茶でうるさいさ・・・長居するのはやめたほうがいいよ、他所者さんよ」
Gセイバー&リーナス「はあ・・・」
二人はそのまま主婦から離れていった。

ナイトシーカー第1班

ナイトシーカーA「あのーすみませーん」
ナイトシーカー第1班はまずMS族の老人に話を訊く。
老人「なんじゃなんじゃ、おめーらここいらじゃ見ない顔じゃな」
ナイトシーカーB「まあ旅人ですから」
老人「そうかい、で何のようじゃ?」
ナイトシーカーB「この国で何か変わったことがありましたか?」
老人「あー・・・そう言えばこの間、修行に行ってた王子が戻ってきたなあ」
ナイトシーカーA「王子様・・・」
老人「ああ、若いが強いらしいぞ・・・随分前に修行に出て行ってなあ、それが帰ってきたんじゃよ、強くなってな」
ナイトシーカーA「ほお・・・」
ナイトシーカー二人は考える。グレムリー公国の王子の事は実戦に出たGセイバーたちから聞いている。かなりの戦闘力を持っているという。
老人「あの王子だ、この国も安泰かも知れんな」

ナイトシーカー第2班

第2班は不良みたいな人に聞き込みをしていた。
ナイトシーカーC「あー・・・いやなんだね・・・この国の政治に・・・」
不良っぽい人「あー!何か物価も上がっててさあ・・・兵隊に行きたがる連中も多数いてさあ・・・もう無茶苦茶さ・・・こっちはまじめに働いてはいるけどよ・・・」
ナイトシーカーD「ほお・・・」
不良っぽい人「はあ・・・ギャラは少ないと来てるぜ・・・むっかつくよ!」
ナイトシーカーC(国民の不満がいくつかあるのか・・・)
不良っぽい人「噂じゃこの国はジオン族に組してるって話だ・・・」

そんなこんなで情報収集をした彼らは町の郊外に集まった。
ナイトシーカーA「どうだったか?」
Gセイバー「ああ、大した事の無い収穫があるだけだ・・・」
ナイトシーカーC「こっちも似たような感じだな」
集まった情報は主にこんな感じだ。
「修行中だった王子が帰ってきた」、「国王の圧制が少し酷い」、「王がジオン族を匿っている」、「最近治安が悪化している」、「ガイア国に攻撃を加えている」、「最近軍備増強に力を入れている」、などとこんな感じの情報ばかりだ。国民の中には現在の王に不満を持つ者が何人かいるらしい。
ナイトシーカーA「国内が荒れているようだな・・・軍備増強なんかするからだな・・・」
リーナス「この国・・・ほんとに大丈夫なの?」

続く


No.401 騎士ガンダム戦記 フェイズ233「潜入!グレムリー公国1」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月18日 (火) 22時05分 [返信]

グレムリーへの入り口付近

ナイトシーカーA「よし・・・潜入するぞ」
一同「おおー!」
潜入部隊は小声で言った。
ついにグレムリー公国への潜入作戦が始まったのだ。
だがそこに兵士ブグが2名ほど現れた。
リーナス「やばっ・・・」
Gセイバー「多分大丈夫だろ」
そして一同の前にブグは止まった。
ブグA「お前ら!何者だ?」
ナイトシーカーA「我々はただの旅の者達です」
ブグA「旅の者?」
ナイトシーカーB「ええ!」
ブグB「この国に何のようだ?ここはリグ地方一番の国家グレムリー公国だ」
リーナス(リグ一・・・って・・・)
リーナスは心の中で呟いたのだった。
ナイトシーカーA「我々は・・・この国の観光ですよ、観光!我々は色々な国を見て回っているのです」
Gセイバー「そうですそうです、世界は広いんです、我々の国には無いものもあるというではないですか!」
ブグA「ほお・・・いいぞ」
ブグB「いいのか?」
ブグA「かまわないさ、俺達の国の凄さを国外に見せるチャンスだ!」
ブグB「ん〜・・・どこの馬の骨ともわからん奴を入れていいものか・・・」
二人のブグは道を通した。関門を突破した。
ナイトシーカーA「どうにか突破できたな」
ナイトシーカーB「相変わらずこの手の仕事はなあ・・・」
リーナス「ふう・・・」
Gセイバー「リーナスよ、ここからが本番だ、ここからは敵の土地だ、気をつけろよ」
リーナス「・・・了解・・・」

グレムリー公国モルガルテンの町

グレムリー国内の町にやってきたリーナスたち潜入部隊。ここはモルガルテンと言う町だ。
ガイア国内の町に比べて人はあまり外にいないようだ。
リーナス(寂しい感じ・・・)
Gセイバー「人があまりいそうに無いな・・・」
ナイトシーカーA「首都のほうへ向かうか?」
Gセイバー「そうだな・・・」
そこに犬がリーナスとGセイバーに襲い掛かろうとする。
犬「ばうばう!」
リーナス&Gセイバー「はうあ!」
だが犬は飼い主の少年に止められる。
少年「こらこらダメだぞ!」
少年はぺこりと頭を下げてきた。
少年「ごめんなさい」
そう言うと少年は犬を連れて去っていった。
Gセイバー&リーナス「ふう・・・危なかった」
そのときだ。今度は食堂からがしゃーんと言う凄い音が聞こえた。
客A「何すんだよ!てめえ!」
店主「てめえに食わせるものはねえんだよ!」
どうやら店主と客が喧嘩しているようだ。
店主「金払えってんだよ!」
客A「今日は払うって言ってるだろ!」
客B「やめとけって・・・」
店主「信じられるかよ!」
店員「旦那!客相手にそこまで・・・」
ナイトシーカーC「何か物騒だなあ」
リーナス「大丈夫なの?この国は?」
Gセイバー(治安悪そうだなあ)
ナイトシーカーB「少しだけ聞き込みしたいのになあ・・・」
ナイトシーカーA「確かに・・・ここで少しだが情報収集をするか」

続く


No.400 騎士ガンダム戦記 フェイズ232「潜入準備!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月14日 (金) 22時42分 [返信]

敵地グレムリーへの潜入が決定した。リーナスは自らの手がかりを求めて敵地潜入に参加する。Gセイバーも一緒だ。

更衣室

リーナス「んで・・・何故に私が更衣室に?」
リーナスは僧侶ナヴィと偵察隊員である斥候ナイトシーカー×2と一緒に更衣室にいた。
ナヴィ「変装よ、変装、敵地に潜入するんでしょ?」
リーナス「まあね・・・」
ナイトシーカーA「だが君は敵に顔が知られている、そのままの姿だったら即刻捕まるだろう」
リーナス「・・・確かに・・・」
ナイトシーカーA「と言う事で今回の潜入作戦に際して、敵に君が君であることがわからないように変装させることにしたのだ!」
ナヴィ&ナイトシーカーB「ぱちぱちぱち〜♪」
リーナス「そうね、敵にばれたら一貫の終わりね」
ナヴィ「だ・か・ら・・・あなたを可愛く変装させるわ!」
リーナス「可愛く!?」
ナイトシーカーA「いやいや・・・派手だったら敵にばれないか?」
ナイトシーカーB「偵察任務らしくこう地味に・・・」
3人がヒソヒソ話をしているように見える。
リーナス「なーんか怪しげね・・・」
ナヴィ「そうかしら?」
ナヴィはそう言いながら服を出して見せる。
リーナス「そ・・・それは・・・」
ナヴィが出した服は優雅な服装だ。ドレスと言う奴だ。
リーナス「私にそれを着ろと?」
ナヴィ「うん!似合うと可愛いかもしれないから!」
ナイトシーカーA「却下!!確実に怪しまれる!」
ナヴィ「じゃあどんなのを・・・?」
ナイトシーカーA「こう言うのだな」
ナイトシーカーAが出したものはどこにでも見かけそうな町娘っぽい衣装だ。
ナイトシーカーB「なるほど、これならば目立ちませんね」
そしてナイトシーカーBは今度は鬘を出した。黒いロングヘアの鬘だ。
ナイトシーカーB「さらにこの鬘を被れば絶対にばれない!」
リーナス「でも顔はどうするの?」
ナイトシーカーB「これを付ければ良い」
ナイトシーカーBが出したものはメガネだった。
ナイトシーカーB「これをかければわからなくなる!」
リーナス「なるほど」
ナヴィ「ええ〜・・・それじゃあ可愛くないわよ」
ナイトシーカーA「だから可愛くなっちゃ駄目だって」
ナヴィ「どうかしら?彼女とは思えないような可愛さでばれないと思うけど?」
リーナス「そうかな?」
ナイトシーカー×2「そうか?」
ナヴィ「そうよ!絶対に!」
リーナス「嫌さ・・・悪いけどナヴィ・・・私はこう言うのは・・・」
ナヴィ「ええ〜・・・着ればきっと気が・・・」
リーナス&ナイトシーカー×2「却下!」
ナヴィ「う・・・」
リーナスとナイトシーカー二人は剣をナヴィに向けた。
ナヴィ「ご・・・ごめんなさい・・・」
そしてナヴィが謝ると3人は剣をしまう。
ナイトシーカーA「じゃあ決まりだな」
リーナス「地味になってた方がばれにくいかもね」
ナイトシーカーA「それでは、俺たちは外で待っているぜ」
ナイトシーカー2名はナヴィを連行するように部屋を出て行く。
ナイトシーカーB「行くぞ」
ナヴィ「ぶー・・・」
リーナス「ふう・・・さてと・・・」
リーナスは着替えを始める。

作戦室

リーナス「これでどうかしら?」
リーナスは変装した姿をデルタとGセイバーたちに見せた。
Gセイバー「おー・・・」
サード「いつもと雰囲気が違いますね、リーちゃん」
セカンド「確かに・・・リーナスとは思えないな・・・」
デルタ「地味になったと言うか・・・少し可愛く見えるな」
リーナス「そう?」
ジャグラー「これならば万が一、見知った敵に見つかってもばれませんよん!」
Gセイバー「だな」
リーナス「でもエグザブレスは付けていくけどね」
ナイトシーカーA「おいおい・・・」
セカンド「これも敵に知られているぞ・・・いいのか?」
リーナス「ん〜・・・でもこれ無いとさあ・・・魔法がうまく使えないんだけど・・・イザと言う時に魔法使うでしょ」
デルタ「確かにそうかもしれないな・・・だが・・・」
ナイトシーカーB「ならば・・・リストバンドで隠す!」
そういってナイトシーカーBはエグザブレスの上からリストバンドをつける。これならば安心だ。
Gセイバー「一応剣は持っていたほうがいいぞ」
リーナス「了解、これも自衛装備ね」
Gセイバー「そうだ、何かあったら困るしな」
ナイトシーカーA「よし!準備はいいな!」
リーナス「いつでも行けます!!」
偵察部隊は出撃OKだ!
リーナス(グレムリー公国・・・敵の姿を見てみよう・・・そこには私に関する何かが!・・・)

グレムリーへ向かうリーナスたちの運命やいかに!!

続く


No.398 騎士ガンダム戦記 フェイズ231「」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月11日 (火) 21時35分 [返信]

ガイア城作戦室

Gセイバーたちはデルタに今日演習場で起きたことを報告していた。
デルタ「なるほど・・・演習場辺りにもか・・・」
Gセイバー「え?」
デルタ「実は俺とジムストライカー達もパトロール中に敵の斥候と会ってな、交戦状態になった」
Gセイバー「そうなんですか」
デルタ「ああ、敵は偵察していたようだ・・・また何か企んでいると言うのは確かだ」
Gセイバー「あいつら・・・」
リーナス「もしかしたら私目当てかもね・・・」
デルタ「その可能性もある、だがまた偵察部隊が現れる可能性もあるから警戒を強める必要があるな」
Gセイバー「そうですね・・・」
リーナス(私が消えうせると言うのもありだけど・・・)
リーナスはそんなことをふと考えた。
デルタ(彼女を追っ払ったら彼女に何をするかわかったもんじゃない、それに彼女を使って何をするのかは何となく読めるが・・・はたしてそうだろうか・・・)
デルタは少し悩んだ。
そのときだった。
?「忍び込めば良いんじゃないですか?」
扉からジャグラーが出てきてそんな事を言った。
デルタ「忍び込む?」
ジャグラー「ええ、グレムリー本土に忍び込んで奴等の目的を探るんですよん」
デルタ「偵察って事か、なるほど、目には目を、か」
ジャグラー「そうですよん、あいつらの実情ってのも見ておく必要がありますよん」
リーナス「グレムリーの実情・・・」
デルタ「確かに・・・あいつらの目的を徹底的に把握しないとな」
Gセイバー「あいつらって言うよりは敵の指揮官の正体ですね、アイツがキルケー欲しがってるらしいし・・・」
デルタ「よし!グレムリー本土への偵察を許可する!」
リーナス「あの・・・」
Gセイバー「リーナス?」
リーナス「私も・・・ご同行していいでしょうか?」
デルタ「リーナス!?」
Gセイバー「お前!何を言ってるんだ!」
リーナス「いや、もしかしたら私の事がわかるんじゃないかなって・・・」
ジャグラー「ちょっとリーナスちゃんよ!やめときなよ!偵察って色々と大変なんだよ!」
Gセイバー「簡単なことじゃないんだぞ!見つかったらどうする!?」
リーナス「大丈夫だよ!それにあいつらの地元も見ておきたいのよ、敵のことも知らないと!」
Gセイバー「リーナス・・・お前言うようになったなあ・・・」
デルタ「はぁ・・・いいだろう・・・」
Gセイバー「いいの!?」
デルタ「記憶を取り戻したいんならばいいかもしれない、敵が何か知っているかもしれないしな」
Gセイバー「まぁ・・・そうかもしれませんけど・・・」
デルタ「リーナス!ばれないように気をつけるんだぞ!」
リーナス「り・・・了解!」
Gセイバー「デルタ団長!俺も行かせてください!」
デルタ「お前まで・・・」
Gセイバー「リーナスと偵察隊に何かあったら嫌なので!」
デルタ「許可する!」
Gセイバー「ありがとうございます!」
リーナス「Gセイバー・・・」
Gセイバー「保護者兼上司として放っては置けないからな・・・」

続く

No.399 タイトル忘れた! 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年11月14日 (金) 20時46分

すみません、タイトル忘れてました。

フェイズ231「潜入だ!」


No.397 騎士ガンダム戦記 フェイズ230「デルタVS斥候モンスター」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年10月27日 (月) 22時01分 [返信]

Gセイバーたちが演習場で戦っているその頃・・・

シドニィ港町

ジムストライカー「あの〜〜・・・団長・・・」
デルタ「なんだよ」
ジムストライカー「団長自ら港町へパトロールに行かなくても・・・」
デルタ「いいじゃないか、パトロールぐらいで」
騎士デルタと戦士ジムストライカーはフリーダム6名と共に港町シドニィにパトロールに出ていた。だがこれはデルタの気まぐれである。最近デルタは港町に行っていないのだと言う。
デルタ「久々に行きたくてな、市民の声も聞きたいし」
ジムストライカー「はあ・・・」
?「おーい!そこの騎士さんー!」
後ろから若者が声をかけてきた。
デルタ「ん?どうした?」
若者「実はさ・・・昨日から俺の家の裏から誰かが通るような誰かの話し声が聞こえたんだよ・・・ひそひそと誰かが・・・」
デルタ「え?」
若者「ちょっと怖いんで・・・調べてくれない?」
ストライカー「聞き間違いじゃないのか?」
デルタ「あー・・・いいよ」
ストライカー「あ、聞くのね」
フリーダム1「さすが団長だなぁ」

若者の家

その若者の家は海辺の近くにあった。裏は海へ続く砂浜だ。そこから数mには岩場がある。
デルタ「なるほど・・・海から何者かが上陸していたんだな」
ストライカー「確かに、しかもこの足跡・・・もしや・・・」
デルタたちは近くの岩場を見つめる。そこには洞窟があった。その洞窟は長さ10mと言う短いものでその奥には何も無いと言う。あそこに何者かがいるかもしれない。
デルタ「行ってみるか・・・」
デルタたちはその洞窟へ向かう。
フリーダム1「いやだなあ・・・洞窟・・・」
フリーダム2「短いから大丈夫だって」
ストライカー「短いからって油断するなよ、洞窟内部に何かがいるんだぞ」
その時だった洞窟からモンスターが現れた!
タートルゴッグ「ちぃ!見つかっちまった!」
キラーズゴック「なんてこった!」
タートルゴッグ、キラーズゴック、クラーケンハンブラビだ。
ストライカー「げ!モンスター!」
デルタ「ジオンのモンスターだな!」
クラーケンハンブラビ「いかにも!」
キラーズゴック「悪いが消えてもらうぜ!」
デルタ「いきなり攻撃かよ!」
クラーケンハンブラビが長い腕でフリーダム一人を締め付ける。
フリーダム3「うわああ!」
デルタ「やめろ!」
デルタの剣でフリーダムを絡め取っていた腕は切断された。
クラーケンハンブラビ「ぐあああ!」
フリーダム3「助かりました!」
クラーケンハンブラビが悲鳴を上げた。
キラーズゴック「この野郎!」
キラーズゴックとタートルゴッグが爪でデルタたちに襲い掛かる。だがタートルゴッグに対してストライカーがツインスピアで応戦する。
ストライカー「ちょろい!」
ストライカーの攻撃でよろめくタートルゴッグ。そこに煥発いれずスピアを突く。刺さった。
タートルゴッグ「ぐほっ!」
タートルゴッグは倒れた。
キラーズゴックはフリーダムたちに襲い掛かった。フリーダムたちは集団先方でキラーズゴックと戦う。
キラーズゴック「束になっても所詮は雑魚だ!」
キラーズゴックがフリーダム2名を払い倒す。二人は海へ飛ばされた。
フリーダム1「よくも!」
フリーダムたちの剣がキラーズゴックを刺した。
キラーズゴック「ぐああっ!」
フリーダム1「やった!勝ったぞ!」
ストライカー「大丈夫か?」
ジムストライカーが海に落とされた二人に向かう。
フリーダム4「大丈夫です・・・」
フリーダム5「海でよかった・・・」
そしてデルタはと言うと。
デルタ「とおお!」
次々とクラーケンハンブラビの腕を切りまくった。
クラーケンハンブラビ「ぎえええええ!」
悲鳴を上げるクラーケンハンブラビ。それは痛みからなのか、それとも恐怖からあげた悲鳴なのかわからなかった。そしてクラーケンハンブラビはデルタたちに囲まれていた。
デルタ「さて・・・お前達はここで何をしている!」
デルタが剣をクラーケンハンブラビの顔に突きつけながら言う。
クラーケンハンブラビ「さ・・・さあな!」
デルタ「言え!」
クラーケンハンブラビ「くっ・・・わかったよ・・・俺達の目的はガイア内のていさ・・・」
そのとき、ハンブラビに向かってナイフが投げつけられた。
クラーケンハンブラビ「ぎゃっ!」
デルタ「!?」
デルタ達がナイフが放たれた方向を見た。海からだった。ナイフを投げた何者かはばしゃばしゃと水しぶきを立てて逃げ去った。
ストライカー「くそ!口封じか!」
フリーダム1「こいつ・・・ていさって言ってましたね・・・まさか偵察でしょうか?」
デルタ「・・・恐らくな・・・」
デルタは思う。またしてもジオンとグレムリーが動き出すのかと・・・
デルタ(奴等の狙いは本当に何だ?)

続く


No.396 騎士ガンダム戦記 フェイズ229「敵斥候部隊」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年10月22日 (水) 22時35分 [返信]

休日から次の日 ガイア軍演習場

今日もリーナスは連中に励んでいた。
リーナス「とりゃあ!」
Gセイバー「とお!」
今回もGセイバーが相手だ。
リーナス「えええい!」
Gセイバー「本気でかかって来い!!」
リーナス「了解!」
リーナスの攻撃も激しくなってくると同時にGセイバーもそれに合わせるかのごとく攻撃を激しくする。
Gセイバー「うおおお!」
その様子を見るものがいた。騎士ガンダムマークWである。
マークW「ほお・・・なんだかリーナスの奴が腕を上げたような気がするな」
彼は二人の演習を見る。その演習は決着が付いたようだ。
Gセイバー「・・・」
リーナス「・・・」
Gセイバーの剣がリーナスの顔の横に突き立てられていた。そしてリーナスの剣がGセイバーの腹部分に突き立てられていたのだ。
Gセイバー「どうやら腕を上げたようだな・・・」
リーナス「そうかしら?」
Gセイバー「だと思うな」
リーナス「確かにこのところ戦いが多かったからね・・・経験の積み重ね・・・かな?」
Gセイバー「だろうな・・・そうして成長していくものなんだよ」
マークW「おーい、次は俺と手合わせを・・・!」
マークWが何かを察した。そしてGセイバーも何かの気配に気づく。
Gセイバー「!・・・いるな・・・」
リーナス「どうしたの?二人とも」
マークW「リーナス、静かに・・・」
3人は黙る。そして周囲が静かになった。そして数秒・・・1分経った。マークWがインコムハンマーを空に投げつけた。
マークW「そこか!」
何もない空間でインコムハンマーが何かに当たった。
リーナス「!?」
そしてそれは徐々に姿を現す。モンスターバットドップだ。
バットドップ「きゅ〜〜〜〜」
リーナス「こ・・・これは?」
Gセイバー「やっぱり・・・何らかの方法で姿を消していたか」
リーナス「このモンスターが?」
バットドップ「魔法で姿を消していたのに・・・」
リーナスがバットドップを見つめるとバットドップの胸にグレムリーの紋章のバッチがあった。
リーナス「!コイツもグレムリー!」
Gセイバー「他にもいるようだぞ・・・出て来い!」
Gセイバーの言葉に呼応するようにグレムリーの兵士が数名現れる。
斥候アイザック「くっ・・・演習のほうに気が回っていたと思っていたが・・・」
敵の数は多くない。斥候アイザック3名、カメレアッグガイ4名だ。
アイザック「見つかったからにはもう戦うしかない!!」
アイザックたちが向かってくる。
Gセイバー「二人とも!応戦開始!」
リーナス「了解!」
マークW「とんだ演習だな!」
3人は敵偵察部隊と交戦状態に入る。
アイザック「とりゃああ!」
アイザックたちが短剣を突き出しながら突撃してきた。がGセイバーはそれをジャンプでかわすとアイザックに蹴りを入れた。
Gセイバー「とおお!!」
カメレアッグガイ1「しゃーーー!この娘を頂くぜえ!」
カメレアッグガイが舌でリーナスを捕らえようとする。がリーナスはそれをどうにかかわした。そしてリーナスは剣で舌を切断した。
カメレアッグガイ1「ぎゃああああ!」
そしてリーナスはそのままカメレアッグガイを切り裂く。
リーナス「ふう・・・」
カメレアッグガイ2「まだ安心するな!」
別のカメレアッグガイが襲ってきた。だがリーナスは冷静に魔法で攻撃する。
リーナス「ソーラ!」
カメレアッグガイ2「ぐああああ1」
敵は焼け焦げた。
マークW「とりゃああ!」
マークWは襲ってくるアイザックを蹴散らしていく。
マークW「腕がなまってたんでな!悪く思うなよ!」
こうして斥候たちは次々に撃破されていった。
残るはカメレアッグガイ1体だ。
Gセイバー「奴は姿を消しているな・・・!」
リーナス「まさか逃げた!?」
マークW「いや・・・まだこの場にいるぞ・・・」
再び沈黙するその場。そして・・・
Gセイバー「そこだ!!」
Gセイバーが剣を投げつける。そして剣が刺さった所にカメレアッグガイの姿が徐々に出てくる。
カメレアッグガイ3「ぐっ・・・」
リーナス&マークW「こいつ!」
リーナスとマークWはトドメを刺そうとするがGセイバーが止める。
Gセイバー「待て、コイツは捕虜にするぞ」
Gセイバーが弱ったカメレアッグガイに近寄ってくる。
Gセイバー「悪いがお前は生け捕りだ、色々と聞きたいことがある」
カメレアッグガイ3「お前らに捕まるよりはくたばったほうがマシだ!」
カメレアッグガイはどこからか出したナイフで首を切った。
一同「なっ!?」
カメレアッグガイの自決に3人は呆然とする・・・
リーナス「自分で・・・」
マークW「機密保持で自決かよ・・・おいおい」
Gセイバーはカメレアッグガイの亡骸に近寄った。
Gセイバー「敵の偵察部隊・・・か・・・」

続く


No.395 騎士ガンダム戦記 フェイズ228「ギレンと謎の司令官」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年10月15日 (水) 21時55分 [返信]

グレムリー公国軍ペズン砦

司令官「またしても失敗です・・・」
ギレン「のようだな・・・まったく・・・」
司令官「もうしわけございません」
ギレン王と黒いフードの司令官がある部屋で面談をしていた。これまでの度重なる失敗に関する話だ。
ギレン「我が息子も傷付いた、これ以上はいかんのではないのか!?」
司令官「わかっております・・・王子を酷い目に合わせてしまった事は申し訳ございません」
ギレン「何度も聞いたぞ、その言葉」
司令官「ええ・・・」
ギレン「キルケー文明とリーナスとか言う娘に固執しすぎではないのか?」
司令官「そうでしょうか?」
ギレン「うむ、最近は何気にキルケー文明に固執しているような気がする、それにあの娘は本当にキルケーの最重要人物だと言うのか?」
司令官「ええ・・・一応はね・・・」
ギレン「一応は・・・か」
ギレンは司令官に疑念の視線を向けた。
ギレン「少しの間は大掛かりな作戦はしないようにせんとな」
司令官「・・・確かにね・・・偵察くらいにしておきますよ」
ギレン「それはそうといい加減に部下の前でも素顔を見せたらどうだ?闇卿(ダークロード)レイブンよ」
司令官「!・・・」
ギレン「以前私の前で素顔を見せたが・・・部下達の前ではまったく素顔を見せてない・・・何故だ?」
司令官レイブン「まあね・・・恥ずかしいのですよ・・・」
ギレン「ほお・・・」
レイブン「それでは私は忙しいのでここで・・・申し訳ございませんね」
レイブンと呼ばれた司令官は部屋から去っていく。
ギレン「・・・レイブンよ・・・どうせ貴様は何か野心を隠す為にフードを被っているのだろう・・・」
ギレンはレイブンが去った後に呟く。

通路

ヴィッシュ「おや司令官」
司令官「おおヴィッシュか」
ヴィッシュ「王様との話は終わったのですか?」
司令官「まあな」
ヴィッシュ「はあ・・・にしては早かったような・・・」
司令官「話が早く終わったのだ、最近の事でぐちぐち言われた」
ヴィッシュ「ご苦労様です」
司令官「それで・・・今後しばらくは偵察のみにしようかとな」
ヴィッシュ「と言うと?」
司令官「ガイアの監視だ、場合によってはリーナスを攫って来れば良い」
ヴィッシュ「リーナス・・・また彼女か・・・本当に彼女は重要な人物なのですか?確かに彼女は強力な魔力を持っているようですが・・・何故にそこまで固執するんですか?」
司令官「それを貴様が知る必要は無い」
ヴィッシュ「はぁ・・・」
司令官「余計な詮索はするな、すれば貴様を処断する」
ヴィッシュ「はっ!申し訳ありません!!」
司令官「うむ・・・よろしい・・・」
司令官はヴィッシュと共に司令室へ向かう。部下達に指示を出す為だ。
司令官レイブン(私の事を調べようとしている奴がいるかも知れんな・・・この軍団の中に・・・!)

続く




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