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No.394 騎士ガンダム戦記 フェイズ227「ある日のリーナス」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年10月09日 (木) 21時47分 [返信]

遺跡調査から1週間と3日後。

ガイア城外壁

リーナス「ふう・・・」
リーナスはつかの間の休日であった。だがやることがあまり無いので外壁付近にたむろしていた。
リーナス「休日と言っても・・・何をすればいいんだか・・・」
それに彼女は狙われている身だ。変な所で敵と出くわすわけにはいかない。
リーナス「どうしようかな・・・?」
リーナスはふとある場所を思い出した。
リーナス「・・・イーズ山・・・」
亡き恋人レスターの眠る山。東から6キロ離れているので少し時間がかかる。
リーナス「一人で行くと色々と大変そうかもしれない・・・」
何より道中に敵が現れるかもしれないし、皆に余計な心配をかけたくないのだ。
彼の墓参りに行きたかったリーナス。だが。
Gセイバー「いいぞ、行っても」
リーナス「!」
いつの間にかGセイバーがいた。
リーナス「いつの間に・・・てか聞いてたのね」
Gセイバー「何となくそこを通りかかっただけだし偶然聞いた」
リーナス「うん・・・でもやっぱやめるよ・・・いつ敵が現れるかもしれないし・・・」
Gセイバー「リーナス・・・」
リーナス「レスターの墓参りは今度にするわ!」
Gセイバー「お前・・・」
リーナス「さて・・・どこに・・・あ」
リーナスはまたある場所を思い出し、決めた。
リーナス「Gセイバー、私フォルダストの森に行くわ」
Gセイバー「え?何で?」
リーナス「何となく行きたくなったのよ、あの時はマリオンたちのせいでジャマされたから」
あの時。それはリーナスが傷心でサードと共に行った時にマリオンたちと遭遇して戦闘になった時だ。
リーナス「それじゃ」
Gセイバー「待て待て、気をつけろよ・・・」
リーナス「大丈夫よ、念のため武器は持っていくわ」
そしてリーナスはフォルダストの森へ向かったのだった。
Gセイバー「大丈夫かな?」

フォルダストの森

リーナス「ふう・・・」
リーナスは森へ到着すると湖に向かった。森に来た目的は水浴びだった。いや水浴びとは名ばかりの潜水だ。
リーナス「んっ・・・」
リーナスは全てを脱ぎ、一矢纏わぬ裸体となる。
リーナス「・・・何だか少し体が・・・胸が大きくなったような・・・」
リーナスは両手を自分の胸に当てた。
リーナス「さて・・・」
そして彼女は湖へ入った。
リーナス「はあ・・・何だろう・・・こうしていると落ち着くなあ・・・そして気持ち良い・・・」
彼女は心が安らいだような気分だった。
リーナス「・・・レスター・・・私は元気だよ」
彼女は亡き恋人の名を呟いた。

その頃 ミガキ博士の研究所

ミガキ「ま・・・まさか・・・」
研究室で遺跡から回収した石版の解読にいそしんでいたミガキ博士は・・・
ミガキ「これは・・・偶然なのか?キルケーの女王の名前が・・・」
ミガキ博士は何度も解読しなおしたがやはり同じ答えだった。
ミガキ「まさか彼女が・・・それに・・・」
ミガキはある石版を手に取る。それは怪物が町を焼いているような絵が刻まれたものだった。
ミガキ「こいつが・・・キルケーを滅ぼした犯人であることに間違いない・・・」
その怪物はまるでカラスのような漆黒に染まっており翼を4本生やし、2本の角を持っていた。まるで禍々しい怪鳥のような姿だ。そしてその顔はMS族の様な感じであった。
この怪物は一体・・・

続く


No.393 騎士ガンダム戦記 フェイズ226「それぞれの謎」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年10月02日 (木) 21時46分 [返信]

数日に渡るアデレードの森の遺跡調査は無事に終わった。グレムリーが撤退した事もあった。
現在、遺跡から回収された石版はミガキ博士が、魔法剣マギナスカリヴァーはハヤミ博士がそれぞれ解析している。解読には少し時間がかかるようだ。

ガイア軍演習場

リーナス「とりゃああ!」
Gセイバー「とお!」
今日もリーナスとGセイバーは鍛錬に励んでいた。
Gセイバー「中々やるな!」
リーナス「次はこれよ!」
リーナスはボーガンを構え、矢を発射した。
Gセイバー「来い!」
リーナス「撃つよ!」
リーナスが発射した矢、だがそれは全てGセイバーの剣で叩き斬られていく。1本も彼の身体に刺さる事は無かった。
リーナス「・・・これでよかったの?」
Gセイバー「まあな、矢を切り払える自身はある、それにお前のボーガンの腕も何となく上がったな」
リーナス「そうかな?」
Gセイバー「ああ」
リーナス「レスターほどじゃないよね」
Gセイバー「ああ、まだまだだが頑張れよ」
リーナス「了解」
Gセイバー「今日の訓練はここまでだ」
そして二人は城へ向かう。
Gセイバー「そう言えばお前と出会って何かだいぶ経つよな」
リーナス「あー・・・何となくね・・・」
思えばかれこれ3ヶ月くらいになるのだ。Gセイバーとリーナスが出会ってから。ファイズ島で記憶を無くした彼女をGセイバーたちが回収し、記憶が戻るまでの間、彼女はガイア軍の保護下に置かれた。彼女は強力な魔力を有していた。しかも何やら古代文明キルケーに関与しているらしい。そのためかガイア王国の敵対国家であるグレムリー公国及びジオン族残党に狙われていた。彼女は自分の身を守るべく、剣を手に取ったのだった。
リーナス「長かったような早かったような・・・」
Gセイバー「確かに俺もそう思うね」
リーナスの正体がなんとなくわかってきそうだ。彼女はキルケーの王家であるキルケニアスの血を引いているらしいのだ。
リーナス(本当に私は何なんだろうか?)
だが問題はあった。彼女自身、何も思い出してはいないのだ。自分はどこで生まれ育ったのか、何故あの島にいたのか。まったく分からない・・・

グレムリー公国ペズン砦 マリオンの私室

ここはグレムリー軍の要塞基地ペズン砦にあるマリオンの私室。今彼女は使い魔モンスターたちと共にいた。
マリオン「それで?」
シャドークゥエル「ええ・・・うちの司令官の素性はまだ分かりません・・・ですがキルケーのことを分析している事は確かです」
マリオン「やっぱり?」
ビギナサンダー「あのおっさんの素顔を拝見してみたいものだ」
シャドークゥエル「俺は見たぞ・・・」
マリオンたち「え!?」
シャドークゥエル「一瞬ではあったが顔が見えた」
ハーピージャジャ「ど・・・どんな顔だった?」
マリオンたちはシャドーの言葉に耳を傾ける。
シャドーマリオン「あの人は・・・MS族だ」
マリオン「!!」
マリオンの表情はやはりと言う感じの表情だった。
彼女は以前から司令官をMS族と見抜いていたが彼に得体の知れないオーラと何か邪悪なものを感じていたのだ。
マリオン「確かなのね?」
シャドークゥエル「ええ・・・一つ目に黒い感じの鉄の如き肌・・・間違いないです」
マリオン「あの人が何を考えているか・・・なんだか嫌な予感がするわ・・・」
ハーピージャジャ「これ以上はやばいですよ、ご主人・・・もうあの司令官の調査はやめましょうよ」
ビギナサンダー「そうです、もしばれたら俺達もご主人も・・・」
マリオン「うん・・・でも・・・」
シャドークゥエル「俺はちょっと続けてみたいと思うな・・・」
ビギナサンダー「お・・・おい!」
シャドークゥエル「俺もあの司令の真意を見抜いてみたいぜ・・・何か面白い」
マリオン「遊び半分でやっているとばれるかもしれないわよ!」
シャドークゥエル「分かっています、だが好奇心がなあ・・・」
マリオン「んもう・・・」

スカーレットC「さ〜て・・・マリオンちゃんを驚かせちゃおうかな〜」
スカーレットキュベレイはマリオンの部屋の扉の前でマリオンを驚かせようとしていた。
だが・・・
シャドークゥエル「!!誰かいますよ!部屋の前に!」
マリオンたち「!!」
マリオンたちは警戒態勢に入る。だがマリオンは感じ取った。この気配はスカーレットCのだと。
マリオン「私が行くわ」
マリオンは扉に向かう。そして開けた。
スカーレットC「あ」
マリオン「スカーレット・・・驚かそうとしないないでよ」
スカーレットC「ごめんごめん♪マリオンちゃん最近変な感じだし〜・・・なんと言うか疑心暗鬼と言うか・・・悩みでもあるのかな?」
マリオン「な・・・なんでもないよ・・・それじゃ!」
マリオンは扉を閉める。
スカーレットC「ちょ・・・!・・・マリオンちゃん・・・何を悩んでるんだろ?このところの作戦失敗の連続かな?」
スカーレットはそう考えながらその場を後にした。

続く


No.392 騎士ガンダム戦記 フェイズ225「その後も調査だ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月25日 (木) 21時57分 [返信]

リーナスは巨大モンスタートリケラメッサーラを伝説の剣マギナスカリヴァーの一太刀で撃破した。

アデレード遺跡

遺跡では敵がいなくなり調査が再び開始されようと後片付けをしている。
ハヤミ「使ったのか・・・またしても・・・」
リーナス「ええ・・・緊急だったんで・・・」
リーナスとGセイバーがハヤミ博士の前に立つ。その横にはネクティスもいる。マギナスカリヴァーの戦闘での使用に関してだ。
Gセイバー「まあアレのおかげで皆助かったと言うか・・・」
ネクティス「マギナスカリヴァー・・・まさか実在してたとは・・・しかもここにあったなんて・・・」
ネクティスはリーナスの足元に置かれたマギナスカリヴァーを見る。
ネクティス「実在するのか怪しいと思ってたけどこれはまさに本物かもしれない」
Gセイバー「ネクティス・・・やっぱり?」
ネクティス「ああ・・・この剣から強い魔力が感じられるよ、それにあの威力、これが偽者だとは思えない」
ハヤミ「やはり本物か・・・」
リーナス「やっぱり・・・」
リーナスも何気に確信する。やはりこれを使える自分は間違いなくキルケニアス王家の血を引いている。もっと調べるべきである。だがそれが自分の過去と何の関係があるかわからない。だがもっと調べさせれば・・・
リーナス「あの・・・博士!」
ハヤミ「何かね?」
リーナス「この剣の事を調べてみてください・・・!頼みます!」
リーナスは頭を下げて剣をハヤミ博士に渡す。
ハヤミ「き・・・君・・・」
リーナス「頼みます・・・」
Gセイバー「いいのか?凄い武器なのに・・・」
リーナス「うん、それに何かこれってさ・・・凄すぎて・・・使うのが・・・嫌と言うか・・・怖い」
ネクティス「怖い・・・か・・・確かに使い方を間違えればやばいかもしれないな」
ハヤミ「うむ・・・もしかしたらキルケーが滅びたのはそれが原因かもしれないな・・・」
Gセイバー「え?」
ハヤミ「もしかしたら魔法を悪用する者が現れて内部崩壊が起きたのかもしれない・・・」
ネクティス「内部崩壊か・・・それも仮説の一つですね・・・」
Gセイバー「力は使いようによっては善にも悪にもなる・・・って奴だな」
ハヤミ「あの石版と並行して調べれば何か分かるかもしれん」
リーナス「それでは・・・」
ハヤミ「これは調べる価値がある!」
リーナス「ありがとうございます!!」
リーナスは再び頭を下げるのだった。

その頃グレムリー軍は・・・

エリアルド「トリケラメッサーラがやられたか・・・」
レイ「ええ・・・斥候の話によると・・・」
ヴィッシュ「あのトリケラメッサーラがやられるとは・・・恐ろしいものだな、あの娘!」
レイ「報告によると何やら見たことも無い剣を使ったとか・・・」
マリオン「彼女は本当に何者なんでしょうか?」
レイ「確かに・・・何でもキルケー文明と何やら関係あるらしいが・・・」
ヴィッシュ「捕らえれてみればわかるもの・・・かもな」
エリアルド「また威力偵察に向かうべきか?」
レイ「いや、無駄に戦力を消耗するわけにはいきません、ここは本国への撤退を推奨します」
マリオン「そうですね・・・王子もお怪我しているのですから」
エリアルド「うむ・・・悪いな・・・」
ヴィッシュ「作戦は中止か・・・」
エリアルド「全部隊、撤収準備にかかれ!」
グレムリー軍は撤収準備に入った。
レイ「どうやらあの娘は凄い武器を手に入れたようだ・・・まさかあの遺跡から・・・?」

続く


No.391 騎士ガンダム戦記 フェイズ224「魔法剣ならば!!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月23日 (火) 22時06分 [返信]

アデレードの遺跡で強力な敵モンスタートリケラメッサーラと交戦状態に陥ったGセイバーたち。
トリケラメッサーラは強力だ。身体が頑丈で突進も強力。かなり厄介な敵だ。
だがリーナスはあることを思いつく。

リーナス「これを・・・」
彼女は背中に背負っていたマギナスカリヴァーを取り出して見つめる。
リーナス「あの番人モンスターを倒せた・・・もしかしたらアイツにも有効かもしれない!」
リーナスは決心する。
トリケラメッサーラ「ぐはははは!!」
トリケラメッサーラは笑いながらセイバー3兄弟に突撃してきた!
セイバー3兄弟「とお!」
3人はジャンプしてそのままトリケラメッサーラ目掛けて降下していく。剣を構えてだ。
セイバー3兄弟「これでどうだ!」
だがトリケラメッサーラは尻尾で3人を払った。
トリケラメッサーラ「おらあ!」
ばきい!
セイバー3兄弟「うああああ!」
3人は森の木に叩きつけられる。
トリケラメッサーラ「ガンダム族も中々やるが俺の敵じゃない!」
Jセイバーが一人突っ込んでくる。
Jセイバー「うおおおお!」
トリケラメッサーラ「虫けらめ!」
トリケラメッサーラはJセイバーを踏み潰す。
Jセイバー「ぎゃあああ!」
トリケラメッサーラ「ようやく二人目だ・・・小部隊だと始末に手間取るな・・・」
ネクティス「コイツ・・・手強いな・・・だが!」
ネクティスはそれでも魔法攻撃を行う。
ネクティス「ムービサーベ!」
だがトリケラメッサーラはそれでも平気だった。
トリケラメッサーラ「きかんな!」
ネクティス「やっぱダメか!」
ネクティスは悔しそうに叫ぶ。
ネクティス「今更援軍要請出しても間に合いそうにないし・・・」
トリケラメッサーラ「はははは!俺を倒せる武器なんて無いんだよ!」
リーナス「ちょっと待った!」
リーナスが出てくる。
トリケラメッサーラ「何だお前?」
リーナス「勝負よ!」
リーナスはマギナスカリヴァーを構えた。
Gセイバー「り・・・リーナス!お前!またそれを!?」
Gセイバーが吹き飛ばされ先から姿を出す。
ネクティス「あ・・・アレって・・・まさか!?」
トリケラメッサーラ「ん?何だその剣は?」
トリケラメッサーラがマギナスカリヴァーを見る。するとあることに気づく。これが遺跡から発見したものか。
トリケラメッサーラ「ほほお・・・もしやそれは遺跡から見つけたものか?しゃれているなあ!頂くぜ!」
トリケラメッサーラは突撃する。
Gセイバー「リーナス!それを使うのか!?」
リーナス「もしかしたらこの剣ならこいつを倒せるのかもしれないの!それに駆けたい!」
リーナスはマギナスカリヴァーに心を込める。
リーナス(お願い・・・私に力を貸して!)
するとマギナスカリヴァーが光だした。
ネクティス「まさか・・・やはりあれは!?」
ネクティスがリーナスの持っている剣を見る。
トリケラメッサーラはなおもリーナスに向かって突進してきた。そして・・・
リーナス「てええええい!!」
リーナスが一閃。そして・・・
トリケラメッサーラ「ぐあああああ!」
トリケラメッサーラは真っ二つになった。
Gセイバー「な・・・」
セカンド「す・・・すごい・・・!」
リーナスは呆然とした。
リーナス「わ・・・私・・・やっちゃった・・・」
サード「り・・・リーちゃん?・・・大丈夫?」
リーナス「ま・・・まあね・・・」
Gセイバー「今日のお前は驚かせるよ・・・無茶もして・・・あいつを倒せるのは」
ネクティス「それって・・・マギナスカリヴァーか?やはり?」
リーナス「ええ・・・多分」
ネクティス「多分って・・・」

続く


No.390 騎士ガンダム戦記 フェイズ223「強敵モンスター」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月18日 (木) 22時09分 [返信]

アデレード遺跡での戦いの最中、敵にやばそうな増援が現れた。トリケラメッサーラと言う巨大モンスターだ。
身長は約10m前後と言う普通のモンスターよりでかかった。これが後のネオジオン族に属するへビィモンスターの先駆けであった。

セカンド「うわあ、強そうだぁ・・・」
トリケラメッサーラ「ふふふふ・・・怖いか?」
トリケラメッサーラが呟く。
リーナス「べ・・・別に・・・」
セカンド「怖くは無いが、手強そうと見た!」
トリケラメッサーラ「ああ!俺は強いぞ!100の兵士をなぎ払った事があるからな!」
トリケラメッサーラはそう言うとGセイバーたちに向かって突進し始めた!
フリーダム1「こっちに来るぞ!!」
Jセイバー「うわああ!」
Gセイバー「各員散開!!」
皆は突進を避けたがフリーダム1名が角の餌食となった。
フリーダム1「ぎゃああああ!」
フリーダムは角に刺された。
トリケラメッサーラ「ふふふ・・・まず一人!」
リーナス「うわあ・・・」
Gセイバー「一人やられた!」
ネクティス「手強い奴が現れたものだ!」
ネクティスは魔法で攻撃を開始する。
ネクティス「ソーラ!」
光熱がトリケラメッサーラを襲うがたいしたダメージではなかった。
トリケラメッサーラ「無駄無駄!痛いけど無駄!」
トリケラメッサーラは今度は口から交戦を発射した。
ネクティス「何!?」
ネクティスは回避したが吹っ飛ばされた。
ネクティス「うおおおお!」
Gセイバー「大丈夫か!?」
ネクティスは地面に叩きつけられて言う。
ネクティス「な・・・なんとか・・・」
リーナス「このお!ムービルフィラ!」
リーナスの魔法攻撃も効果はいまいちだ。
トリケラメッサーラ「だから無駄だ!」
今度はリーナスに特攻してくる。
リーナス「うひゃあああ!」
リーナスはどうにか避けた。
トリケラメッサーラ「ちっ!」
舌打ちした。
Gセイバー「こうなれば剣で斬るのみ!」
セカンド「突撃!」
Gセイバーたちは剣で切りかかる。だが・・・
がきいん!
トリケラメッサーラの皮膚は頑丈だった。剣が通用しない。
Gセイバーたち「何!?」
トリケラメッサーラ「剣もきかんよ!」
トリケラメッサーラはGセイバーたちをなぎ払う。
Gセイバーたち「うわああ!」
Gセイバーたちは四方へ飛ばされる。
リーナス「皆!!」
リーナスはGセイバーに駆け寄る。
リーナス「大丈夫!?」
Gセイバー「何とか無事・・・」
トリケラメッサーラ「ふはははは!ガイア軍はこんなレベルか!!」
ブグ「あ・・・おらのいる意味は・・・?」
取り残された兵士ブグが呟く。
トリケラメッサーラ「お前はとりあえず資料を奪って来い!」
ブグ「あ・・・わかったよ!」
ブグはそう言って勢いよく突進する。
ブグ「うおおおおお!資料をくれーーー!」
トリケラメッサーラ「突進するなよ」
だがサードによってブグは蹴散らされる。
ブグ「ぎゃあっ!」
サード「加勢します!よくも兄様たちを!!」
サードがトリケラメッサーラに突撃する。
トリケラメッサーラ「」
サードの攻撃は少しだけ効いているがそれでも奴は攻撃してくる。
口からの光線でサードが吹っ飛ばされる。
サード「げほっ!」
リーナス「サードまで・・・」
サード「まだですよ・・・」
それでもサードは立ち上がる。そして・・・
Gセイバー「俺達もまだ戦える!」
セカンド「俺も忘れるなよ!」
ボロボロになりながらもセイバー3兄弟はトリケラメッサーラに剣を向けた。
Gセイバー「来い!」
トリケラメッサーラ「何度立ち上がっても無駄だよ!」
トリケラメッサーラが突進してくる。
リーナス(皆・・・こんな奴には魔法も効かない・・・剣も効かない・・・きっとボーガンも効かないんだろうね・・・)
リーナスはそのまま持っていたアレの存在を思い出す。
リーナス(そうだ・・・これを使えば・・・)
マギナスカリヴァー・・・この強力な剣を使えば勝てるかもしれない・・・そんな考えが彼女に過ぎった。

続く


No.389 騎士ガンダム戦記 フェイズ222「反撃のチャンス!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月15日 (月) 21時45分 [返信]

アデレードの森の遺跡にてまた始まった戦い。敵は少数だが中には強力な敵エリアルド王子がいる。
リーナスたちの運命は!?

エリアルド「とりゃああああ!」
エリアルドは剣で襲い掛かる。
Gセイバー「うおおお!」
Gセイバーも剣で対抗する。二人の剣が火花を散らす。
Gセイバー「こいつ!やっぱり中々出来るな!」
エリアルド「やるな・・・」
リーナス「援護するわ!」
リーナスが再びボーガンを撃とうとする。だがザクが襲い掛かる。
ザク「させるか!」
リーナス「!!」
だがザクは斬られた。セカンドが援護してくれたのだ。
セカンド「大丈夫か?」
リーナス「セカンド・・・ありがとね」
リーナスは再びボーガンを構えた。
リーナス「奴に当てる!」
セカンド「当てられるか?」
リーナス「発射!」
リーナスの矢がGセイバーから離れたエリアルドに向かって発射された。
エリアルド「!」
だがエリアルドはとっさで矢をなぎ払った。
リーナス「やっぱダメなの!?」
エリアルド「俺にとっては矢なんて鈍いように見える!」
Gセイバー「隙あり!」
Gセイバーがエリアルドに切りかかった。エリアルドがリーナスの矢に気を取られた。それがGセイバーにとっては反撃のチャンスとなった。
エリアルド「うお!!」
エリアルドはかわすが右肩にかすった。
エリアルド「くっ!」
マリオン「お・・・王子!!」
マリオンが駆け寄った。
マリオン「大丈夫ですか!?王子!?」
エリアルド「まあな・・・痛たた・・・」
マリオン「王子!無理をなさらずに!!」
エリアルドの先日の傷が開いたようだ。
エリアルド「くっ・・・無茶をした罰が当たったか・・・」
マリオン「ここは撤退を・・・!」
エリアルド「そうだな・・・今回の所は・・・」
?「ここは俺に任せてくだせえ!!」
森の奥から何者かの大きな声が聞こえた。
エリアルド「!?・・・なんだ!?」
そして声のした方から木々をなぎ払いながら巨大なモンスターが現れた!
それは角竜の様な姿のモンスターだ。奴の名はトリケラメッサーラと言う。
マリオン「トリケラメッサーラ!?どうして!?」
トリケラメッサーラ「本国からの命令により応じの援軍に参りやした!俺だけですが!」
エリアルド「ちょうどいい!俺の撤退の援護よろしく!奴らを蹴散らしつつ遺跡を制圧しろ!」
トリケラメッサーラ「了解!」
エリアルドはマリオンと共に撤収する。残ったのはトリケラメッサーラとブグ1名のみ。
リーナス「なんかヤバイの来た!!」
Gセイバー「こりゃあ・・・やばそうだな・・・」

続く


No.388 騎士ガンダム戦記 フェイズ221「またまた遺跡付近で戦闘!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月04日 (木) 21時59分 [返信]

遺跡付近に現れたエリアルドの部隊。彼らの狙いは遺跡と研究の奪取だ。ネクティスは何故グレムリーがキルケーに関係するものを狙うのかを問うがエリアルドはまったく教えてくれない。
またしても戦闘開始となる。

マリオン「王子!無理をなさらずに!!」
エリアルド「大丈夫だよ!」
エリアルドは負傷していた。昨日の傷を引きずってまで戦っているのだ。
マリオン「各員!王子を援護するわよ!」
一同「はっ!」
グレムリーの偵察部隊はエリアルドを守るようにネクティスとリーナスの前に立ちはだかった。
スパイダーディアス「食らえよ!」
スパイダーディアス3名が糸を吐いた。二人は糸で拘束された。ぐるぐる巻きで。
リーナス「ひゃああ!」
ネクティス「捕まった!」
Gセイバー「二人とも!」
Gセイバーが駆け寄ってきた。
セカンド「サードは皆を避難させてくれ!」
サード「はい!」
調査隊員達「避難します!」
ミガキ「ここは彼らに任せるしかないか・・・」
ハヤミ「わしも戦いたい・・・」
調査隊員1「いやいや・・・ダメでしょ・・・」
サード「その通りです、早く退避してください」
ハヤミ「残念だ・・・」
調査隊員達は退避していく。
Gセイバー「おりゃあ!」
Gセイバーはスパイダーディアス2名を切り裂いた。
スパイダーディアス「うわああ!」
Gセイバーはぐるぐる巻きとなった二人に駆け寄る。
Gセイバー「大丈夫か?」
リーナス「何とか・・・」
ネクティス「助かった!」
Gセイバーは糸を剣で斬って二人を解放する。
リーナス「!」
リーナスはGセイバーの後ろを見た。敵が迫っている!兵士ブグだ。
ブグ「隙あり!」
リーナス「危ない!」
リーナスはとっさにボーガンを発射し、ブグの目を潰した。
ブグ「ぐああああ!」
Gセイバー「はっ!」
Gセイバーはブグに気づき剣でブグを斬る。
Gセイバー「危なかった・・・」
ネクティス「お前・・・俺達に気をとったせいで危うかったな・・・すまないな・・・」
Gセイバー「俺が悪い・・・俺としたことが・・・」
ネクティス「戦いには集中するんじゃないの?」
Gセイバー「わかったよ!リーナス、助かったぞ!」
リーナス「どういたしまして!」
その頃セカンドも交戦中だ。相手はマリオンだ。
セカンド「魔法使ってくるか!」
セカンドはマリオンの魔法攻撃に手こずっていた。
セカンド「そう簡単には近づかせてはくれないようだな!」
マリオン「剣士の弱点は接近しなければ攻撃できないと言う点!」
セカンド「わかっているようだな!」
マリオン「戦場を見ていると色々と学ぶのよね!」
セカンド「そのようだな、それに魔術師は接近戦が苦手だと言うのはよく知られているしな!」
ネクティス「そう言うことだよ!」
ネクティスが背中の槍状物体をマリオン目掛けて発射した!
マリオン「うわあ!」
マリオンは驚いてどうにかかわした。
ネクティス「ほかの事に集中しているからそうなる!さっきのGセイバーみたいに!」
マリオン「うう・・・またこいつ・・・!」
ネクティス「こいつの相手は俺が引き受ける!セカンドは他の皆を援護してくれ!」
セカンド「了解した!」
ネクティス「魔法には魔法で勝負だ!」
マリオン「またしても!」
どうやらマリオンとネクティスには魔術師同士で戦う運命にあるようだ。
その頃セカンドは苦戦するフリーダムたちの援護に回っていた。
セカンド「援護か・・・これもありか・・・」
そしてGセイバーとリーナスの二人は・・・
Gセイバー「おいおい・・・厄介なのが来るぞ!」
リーナス「エリアルド・・・」
二人はエリアルドと対峙していた。
エリアルド「悪いが娘・・・来てもらうぞ!」
リーナス「嫌だと・・・言ったら?」
エリアルド「王子らしくは無いが力ずくだ!」
エリアルドが剣を引っさげて駆けてくる。斬撃だ。
Gセイバー「おっと!」
リーナス「とおお!」
二人は散会して回避した。
リーナス「この!」
リーナスがボーガンを発射する。だがエリアルドは剣で払いのける。
エリアルド「無駄だ!そんなボーガンじゃ勝てんよ!」

続く!


No.387 騎士ガンダム戦記 フェイズ220「教えろエリアルド!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年09月01日 (月) 21時31分 [返信]

遺跡から出てきたリーナスたち。だがその直後にエリアルドが部隊を率いて現れた!

ハヤミ「どうしたのかね?」
Gセイバー「敵ですよ・・・!」
ハヤミ「何!?こんな時にまで襲ってくるか!」
リーナス「やっかいったらありゃしないね・・・」
セカンド「しかし・・・敵の数は多くないような・・・」
そう、セカンドの言うとおり敵の構成はエリアルドを含め14名だ。ダークウィッチマリオン、兵士ブグ×6、スパイダーディアス×3、戦士ザク×2、スライムアッザム×2、少ない感じの戦力だ。
エリアルド「悪かったな、こっちは遺跡を傷つけたくないんでね、それに・・・」
サード「何ですか?」
エリアルド「お前さん方の資料を頂くぜ!」
ハヤミ&ミガキ「な!?何い!」
学者達調査隊はそんな声を上げた。こいつらはキルケーの研究を独り占めする気かと。ふざけている。彼らはそう思って怒った。
ハヤミ「お前達!何を考えているんだ!」
ミガキ「最近聞けばお前達はキルケー関係の遺跡を襲ったそうじゃないか!」
エリアルド「ああ、そんなことを部下から聞いた事はある」
マリオン「・・・」
マリオンは以前使い魔のハーピージャジャからハービック村の事は聞いていた。しかしすぐにガイア軍に解放された。
ネクティス「一つ聞きたい!」
ネクティスがエリアルドに近寄り、尋ねる。
エリアルド「何だ?」
ネクティス「お前達グレムリー公国は何故にキルケー文明に関係しているものを欲しがる?」
エリアルド「何?」
ネクティス「それにお前達がどういうわけか狙うリーナスも何やらキルケー、それも中枢に関係している可能性が出てきた・・・」
その場の全員が息を飲む。そしてハヤミ博士が呟いた。
ハヤミ「・・・!キルケーは高度な文明だ・・・まさかお前達は・・・!キルケーの謎を独占してそれを・・・!」
ネクティス「よからぬ事に使う・・・そうじゃないのか!?」
ネクティスが問い詰めた。
リーナス「まさか・・・あなた達は・・・!私の事を何か知っているの!?」
ネクティス「お前ら・・・彼女が何者か知っているのか!?」
エリアルドが答える・・・
エリアルド「確かに我が国はキルケーの力を欲している・・・だがその娘が何者かは俺も知らない・・・なんでその娘を欲しがるのか・・・あの男の教唆だよ」
マリオン(王子!?・・・司令官の事を!?)
ネクティス&リーナス「あの男・・・誰だ!?」
エリアルド「教えられないな!これ以上はな!」
エリアルドが剣を構えた。
リーナス「あくまでも戦うのね・・・!」
リーナスが常備している剣を構える。ネクティスも杖を持って戦闘配備だ。
Gセイバー「総員!戦闘配備!!」
Gセイバーの掛け声と共に戦闘員達は戦闘態勢に入った。
エリアルド「こっちから行くぞ!」
エリアルドが来る。ネクティスと鍔迫り合いだ。
ネクティス「くっ・・・流石に強いな・・・俺こういうの苦手なんだよな・・・」
エリアルド「流石に魔法使いは力が弱いみたいだな!」
そこに横からエリアルド目掛けてリーナスの矢が飛んできた!
エリアルド「うおっと!」
矢を回避する為にエリアルドはジャンプしてネクティスから離れた。
リーナス「大丈夫!?」
ネクティス「大丈夫だが・・・俺に当たったらどうするんだよ・・・!」
リーナス「ごめん・・・援護攻撃のつもりで・・・」
ネクティス「ありがとな、だが・・・そうも言ってられないな・・・!」

再び遺跡付近で戦いが始まってしまった。

続く


No.386 騎士ガンダム戦記 フェイズ219「また敵が・・・」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年08月28日 (木) 21時45分 [返信]

マギナスカリヴァーで敵モンスターガーディアンサイコを撃破しちゃったリーナス。
そして一向は外へと向かうのだった。

遺跡1F通路

一向は入り口へと向かう。
リーナス「・・・」
リーナスは何かを考えているような不安げな表情であった。
Gセイバー「リーナス?どうした?」
Gセイバーが優しげに話しかける。
リーナス「まあね・・・いよいよ私が何なのかわかりそうな気が・・・」
リーナスが不安げに呟く。
Gセイバー「リーナス・・・」
リーナス「やっぱり私はキルケニアスの血を引いた人間じゃないかって・・・」
Gセイバー「やっぱそう思うのか?」
リーナス「ええ・・・この剣を使えるって事は・・・」
Gセイバー「うむ・・・」
リーナス「なんだかね・・・私・・・怖いのよ・・・今・・・」
Gセイバー「え?」
リーナス「分からないけど自分の正体を知るのが・・・」
Gセイバー「リーナス・・・」
ハヤミ博士「もうすぐで出口だぞ!」
Gセイバー「リーナス、もうすぐ外だ、新鮮な空気でも吸って元気出せ」
リーナス「うん」

その頃外では

セカンド「遅いな・・・」
セカンドたちはハヤミ博士達を待っていた。
サード「ですね・・・大丈夫でしょうか?」
多分大丈夫だろうな。
二人は入り口付近を見張っていた。
ネクティスはミガキ博士と共に石版の調査に当たっていた。
ネクティス「やっぱり・・・絵日記のような物なんですか」
ミガキ博士「ああ、そのようだ・・・ひょっとしたらキルケー滅亡の謎も解けるかもしれん」
ネクティス「おお・・・」
サードはマリオンたちがいた辺りに向かった。周辺警備の為だ。
サード「さて・・・また現れるんでしょうか?」
そこにセカンドが駆ける。
サード「?兄様?」
セカンド「なんか妙な気配を察したんだが・・・」
サード「・・・!!総員警戒!敵がいます!」
一同「!?」
ミガキ「なんだって!?」
ネクティス「まさか!!」
エリアルド「その・・・まさかって奴だ!」
エリアルドが草むらから現れた。そして数名のブグやモンスターが現れる。
ネクティス「出たな!!まさか王子様自らとは・・・!」
ハヤミ「ふう・・・やっと出られた・・・」
Gセイバー「おーい!戻ったぞ・・・って!」
リーナス「ええええ!?」
サード「あ!Gセイバー兄様!リーちゃん!今緊急事態です!!」
Gセイバー「今度は外に敵が・・・」
リーナス「しかもあの王子様だ・・・!」

続く


No.385 騎士ガンダム戦記 フェイズ218「魔法剣を使うのか?」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年08月21日 (木) 21時55分 [返信]

遺跡内で番人モンスターガーディアンサイコと交戦状態に入ったリーナスとGセイバー。
しかし奴は手強い。それに対してハヤミ博士が立つ!

ガーディアンサイコ「ガーディアンバスター!」
サイコは再びガーディアンバスターを発射した。
Gセイバー「うわっ!」
Gセイバーが標的だ。
リーナス「Gセイバー・・・!・・・なんて奴なの・・・」
ガーディアンサイコ「ふふふふ・・・覚悟するんだな!」
だがそこにスコップを構えたハヤミ博士が割り込んできた。
ハヤミ「待て!私が相手だ!!」
ガーディアンサイコ「何だお前!」
Gセイバー「ちょっ!?博士!?」
リーナス「何してんの!?あの人ーーー!?」
調査隊員達「博士ー!」
Gセイバーが止めに入り、博士を取り押さえる。
Gセイバー「やめてくださいって!」
ハヤミ「だが君達を見殺しには出来んよ!」
Gセイバーの制止を振り切って博士はガーディアンサイコに飛び掛った。
ハヤミ「とりゃあ!」
博士はスコップで攻撃した。が効果は無し。
ガーディアンサイコ「なめてるのか!お前!」
サイコは博士を踏み潰そうとする。
ハヤミ「くっ!!」
リーナス「やばい!!」
リーナスはとっさに魔法を発動した。
リーナス「ムービルフィラ!!」
リーナスの放った雷がサイコに直撃する。少しは効いている様だ。
ガーディアンサイコ「うおっと!・・・今のは魔法か・・・しかし・・・」
Gセイバー「今だ!」
Gセイバーは博士をとっさに救出した。
Gセイバー「無理しなさんな・・・俺達を助けようとしたのは感謝するけど」
ハヤミ「・・・敵わんと分かっていたが・・・」
サイコはリーナスに目を付けた。
ガーディアンサイコ「あいつか!・・・ん?」
リーナス「げ・・・やばいかも・・・だけど!」
リーナスは剣をとってサイコに切りかかる。しかし、まったく効果無し。
リーナス「・・・ダメなのね・・・」
ガーディアンサイコ「剣ごときでわしを倒そうと言うのか?無理無理!」
サイコは笑う。まるでリーナスたちを見下すかのごとく。
ハヤミ「馬鹿にしよって!」
ガーディアンサイコ「わしを倒せる剣があるとすれば、ここのどこかにあるマギナスカリヴァーでも持って来い!まぁあれは王家かその縁の者でしか扱えないんがな!」
Gセイバーたち「なんだって!」
リーナス「マギナスカリヴァー!・・・」
リーナスは自分が背中に背負っている剣を見る。これはある部屋で回収した魔法剣マギナスカリヴァーそのものだ。
リーナス(まさか・・・もしかしたら私ならば使えるかな?・・・でも奴を倒せるのなら・・・賭けてみよう!)
リーナスは葛藤の末にマギナスカリヴァー使用を決意する。
リーナス「博士・・・Gセイバー・・・例の物を使ってみます・・・」
ハヤミ「ま・・・待て!まさかあれを!?」
Gセイバー「待て待て!本気か!?」
リーナス「奴を倒せるのならば!やってみる価値はあるわ!」
ガーディアンサイコ「お前ら何をごちゃごちゃと・・・はうあ!」
リーナスは「それ」を手にして構えた。
ガーディアンサイコ「な・・・あ・・・何故だ!?・・・なんでそれを!?」
リーナス「さっき見つけた。分からないけど何故か私だけが持てるのよ」
Gセイバー「リーナス・・・頼んだぜ・・・」
ハヤミ「ならば見せてもらうぞ!マギナスカリヴァーの力を!!」
ガーディアンサイコ「そんな馬鹿な!」
サイコは戸惑った。そんなはずは無い、魔法剣マギナスカリヴァーはキルケー最強の剣であり強力な魔力を持つ者にしか扱えないし持つ事も出来ないはずだった。だが何故かこの娘は持っている。
ガーディアンサイコ「何でだああ!」
サイコはリーナスに襲い掛かった。リーナスは剣を振るった!
リーナス「このお!!」
一閃。それがサイコの腕を切り裂いた。
ガーディアンサイコ「ぐああああ!」
Gセイバー「凄い!!」
リーナス「やったの!?」
ガーディアンサイコ「こ・・・こいつ!まさか!?」
サイコはあることに気づいた。このリーナスとか言う娘はどこかで見たことのある顔だと。そう、キルケーの中枢たるあのお方に似ているような気がした。
リーナス「これで!!」
リーナスがサイコを切り裂いた。一閃。それでサイコは真っ二つになった。
サイコ(そう言えばこの娘・・・やはり似ている・・・まさか・・・あのお方の・・・閣下の子孫なのか・・・!?)
サイコはそのまま動かなくなった。
リーナス「あ・・・ああ・・・やったんだ・・・使えたよ・・・私ってほんとに・・・!?」
Gセイバー「大丈夫か!?リーナス!」
リーナス「え・・・ええ・・・まあね」
ハヤミ「これが剣の力とは・・・さすが最強の魔法剣だな・・・」
リーナス「しかし・・・やっぱ私って・・・」
サイコ「ぐふふふ・・・その剣を使えると言う事は・・・お前は・・・まさか・・・あの・・・」
そう言うとサイコは崩れていった。
ハヤミ「アイツは・・・お前さんのことを知っていたのかも知れんな・・・」
リーナス「・・・かもしれない・・・」
ハヤミ「よし、外へ向かおう」
そして彼らは再び外へ向かっていく。

続く




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