尊師・谷口雅春先生著『善き人生の創造』第二十五章<家庭幸福の心理学> (1277) |
- 日時:2016年04月24日 (日) 07時16分
名前:平賀玄米
<身心の相互関係>
アメリカのウィリアム・ゼームズ教授やドイツの心理学者ヴント教授は、心というものは表情によって変化するのであるということを発見したのであります。心が変化すれば表情が変化すると云うのでありますが、更に又表情が変われば心が変わって来るということを発見致しまして、そうして表情と心というものは互いに影響し合うものであるということを唱えたのであります。
実際皆さんが笑顔をなさいますと自ずから可笑しくなって来るのです、或は嬉しくなって来るのです。或いはしかめっ面をなさいますと自ずから気持ちが悪くなって、腹立たしい、いら立たしい気持ちがして来るのであります。
試みに眉間をしかめて、苦虫かみつぶしたような表情をしてご覧になりますと、何だか、頭から物が覆い被さったような気になって気持ちが悪いのですが、そこで眉毛と眉毛との間をのんびりと伸ばしてご覧になると我々の心持が非常に明るくなって来るのであります。
つづく
<平成28年4月24日 謹写> ありがとうございます 合掌。
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