畑方秀作 (11) |
- 日時:2019年08月16日 (金) 12時13分
名前:JIN
自分的な解釈で言うなら「ギアスワールドのシン・アスカ」。
それだけに一番重要なのは、いわば「人付き合いの上手いキラ・ヤマト」である、スザクとの対比差別化なわけですが。
とにかく自分の場合、真っ先に連想したのは「軍事の家に生まれた者として政治の家の出身のスザクに対して無意識的な対抗意識がある」という物でした。
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(13) |
- 日時:2019年08月17日 (土) 10時50分
名前:健
そう見えたんですか……
私はスザクで起こりえた或いは本編の見えないところで起きている所謂押しつけという悪意を強調したくて考えたので。
幼い頃から人ではなくモノだったから、憎悪と殺意以外何もない心を他でもない敵国の皇族に救われるのは雛同様に始めから決めていました。
作中の「日本人が自分達で自分達を滅ぼす悪魔を育てた」というのは我ながら良いと思っています。尚、スザクについて秀作は特に関心がなく……ただランスロットという復讐の武器を取られた恨み程度しかないのがこちらです。ライルとは違った人間不信が根付いていた故と思って頂ければ良いです。
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(15) |
- 日時:2019年08月17日 (土) 11時32分
名前:JIN
自分がスザクへの対抗意識を無意識にも持つという点を考えたのは、まさにその「ランスロットに載れなかった」という点に発しているという感じですね。
他の例もそうですが、秀作の方が上の部分も確かにあったが、総合値とバランス性で及ばなかったという感じで。
本人は否定していても「軍人家の血」が付きまとう宿痾でもあるって具合に。
そして実際に「第二次ハワイ攻防戦」で一瞬に叩きのめされてしまい、以後はその「屈辱」の返礼に全てを賭ける事になると。
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(17) |
- 日時:2019年08月17日 (土) 13時19分
名前:Ryu
そして今や本人はその「お礼参り」の為に騎士団(フェンリル)に所属していますが、一部の周囲はそれ以外の事も求めていると。
本人からすれば「知った事ではない」の一言でも、周りの全てが「はいそうですか」と納得して引き下がってくれる保証もない。
ライル軍にいた頃はこういう事とはまるっきり無縁で、自分とごくごく周辺の事だけを考えていればよかったのでしょうが。
「軍人は戦う事だけ考えていればいい」が通用するのは割と下の階級までで、階級や影響力が上の方に行けば行くほど「政治」とは無縁でいられなくなると。
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(21) |
- 日時:2019年08月17日 (土) 13時45分
名前:JIN
秀作がフェンリルに「預かり」になっているのは、あくまで偶然の成り行きですが、これがフェンリルとしての立場向上や組織拡大にもつながってるというのも現実ですよね。
もっとも彼として恩を着せる気は全く無いですが、彼に絡んでのトラブルに見舞われるのも、メリットに対するリスクでもあるわけで。
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(173) |
- 日時:2019年08月31日 (土) 00時18分
名前:JIN
前にも言ったように、秀作をスザクやシン・アスカと如何に区別化させるかというのが最大の課題だったわけですが、そこで思い付いたのが、一番のまさかな日本側への「再転向」だったんですよね。
(同時にルルーシュの逆パターンでもある)
もちろんあれだけ日本を憎んでいる秀作だけに、それをさせるにはそれだけの説得力のある理由が無ければならない。
だからこそ徹底的なまでに追求してみたのが個人的理由。
そのモデルの一つとしたのが例のSEED最大の問題回。
本人は無意識だが、ある意味で秀作の最大の屈辱は「女の前で恥をかかされた」事なんですよね。
男としてこれ以上の理由はあるかいるかってくらいの。
その激しさ故に、それこそ他の女に徹底的に溺れる事で「恥を見られた女」の事も忘れてしまいたいくらいにって。
一見すれば、セラに薄情そうなこちらの秀作ですが、本当に薄情ならばそこまでに思い詰めたりはいない。
もちろん本人としてはあくまで無自覚ですが。
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(215) |
- 日時:2019年09月06日 (金) 10時59分
名前:Ryu
まあ秀作にしてみれば割と切実な事情もあるのでしょうが、秀作とセラの事を知っていた面々からすれば「どういう了見だお前!?」という感情が沸いてもある種当然かなと。
それこそエルシリアが個人的にも秀作を抹殺する事を決意したりと。
だから秀作の元を訪れた浅海が、結果的に彼の古傷を抉る形になってましたがその事を糾弾するといった展開も入れてみた訳ですが。
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(221) |
- 日時:2019年09月06日 (金) 14時22分
名前:JIN
それこそ男女の仲は当人同士でなければ分からないという奴ですね。
そして自分には突っ込まれたくない奴ほど、他人に突っ込みたがると。
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(234) |
- 日時:2019年09月07日 (土) 19時06分
名前:健
あそこまで来たら、修正してなんて言いません。
ただ、こちらとしては日本の味方になることだけは死んでもやらないのが秀作のポリシーなので。英雄なんて祭り上げたら、それこそ日本の敵という英雄のあり方を求め、どうせ殺されるなら日本の敵として死ぬのを望むくらい。本当にゼロのギアスでも味方にならず、皇帝のギアスでそっち方面に改竄しても自力で破るほど。スザクやアキト、ライルと違った意味で意志が強いのです。その根源が常軌を逸した憎悪というのが悲しいけど。
別の解釈だからですが、こちらでは秀作は絶対に日本人のために骨折ってやる気なんかありません。大体、それら抜きにしてスザクにしても秀作にしても責任とかそういう主張をしても、聞こえは良いが、何も背負う必要のない奴らか二人の選択肢をそれ以外認めない奴らが正当化する方便で使っているように見えるのが私です(基本的に物事や人間を悪意でしか見られない性質なのかな?)。
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(236) |
- 日時:2019年09月08日 (日) 11時41分
名前:JIN
まあこちらはこちらで「日本人のため」なんて意識は欠片も無い秀作ですけどね。
そう考えたい奴は勝手にやれってだけで。
はっきりいってドラマやストーリー全体としては、こちらの秀作の方が本人も含めて遥かにスケールアップしているという印象。
これはやはりフェンリルという、より格好の受け皿に遭遇できたからこそであり、やはり「狼は狼を呼ぶ」というところか。
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(524) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 21時35分
名前:JIN
あっちが魔物なら、こっちは小物といった感じになった「戦場の秀作」。
今までからのあくまで流儀に拘るなら、むしろ今回で自決すべきだったような気も。
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(526) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 21時45分
名前:健
『将軍の孫』以外求められなかった秀作が人となる……
も失敗したのか?
ただ、ライル以上に信じていない親という概念の認識が少し変化したのとライル、セラ、ゲイリーという本気で信用できる人が出来たのだけは絶対に変えられなかったので。
周囲の人間のエゴと悪意で壊れた人間が部分的でもまともな人になれただけでも、で許して。
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(528) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 21時52分
名前:JIN
最初が相変わらずの「狂犬」のままなのに、そこで「人」がどうだのとはおこがましいというか図々しい!
セラのために、もう抵抗できないのなら、むしろ「俺だけはお前ら魔物の自由に断じてならん!」と自爆でもしていた方がよっぽど一貫している。
あれでは結局ただの(ライルやルーカスと別の意味での)「わがまま坊ちゃん」でしかない印象。
まあライルとの決戦に備えて(秀作を犠牲にしてでも)池田を「全力で」持ち上げたいというのならまだ分かりますが。
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(532) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 22時36分
名前:健
「モノ」としての機能だけ要求され続けて壊れた人間がまともな人になる……のつもりで描いたキャラだったんですが。
人のプラスの感情さえ理解できなかったのもセラやゲイリーと会って少しずつ学んで、ようやくまともな人間の一歩を踏み出した。
というつもりでやったんですが、そちらに合わなかったみたいで。
惚れた女を選んだのも、秀作本人にとってライルの影響で腑抜けになったでしょうが人間らしくなったとは取れないでしょうか?
日本との対比も「将軍の孫らしくやれ、その後人間になれる」のが日本で「将軍の孫しか用がない者達への復讐でも人間として生まれている」がライルやセラ…をいしきしてたのが、うまくいかなかったとも?
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(533) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 22時43分
名前:JIN
最初がアレで無ければ印象も違ったとだけ言っておきましょうか。
セラが止め役でもやってくれれば、それこそ最高だったとも。
とにかく都合の良い方をどっちもだなんて、実に厚かましい最低最悪の御都合主義だとだけは永遠に言い続けますので、そちらこそ御理解を。
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(534) |
- 日時:2019年10月16日 (水) 22時45分
名前:JIN
あと「最初」とは今回の冒頭部の事だと一応念を押しておきます。
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(577) |
- 日時:2019年10月23日 (水) 13時26分
名前:Ryu
要は自分の手で秀作を「無駄に粋がっているだけの雑魚専」に貶めたようなもんだと思いますね。
いくらポテンシャルが優れていようと、それを発揮する場が無ければ周囲は「あーはいはい、すごいねー」(棒)な反応しか返してくれない。
くどいとは思いますが、結局「評価」とは「他人」が決めると。ましてマイナス(実績に乏しい)を少しでもカバーできる要素があればまだマシでも、秀作の場合普段の態度も相まってマイナスにマイナスを加えてライル軍以外は言うに及ばず、彼と余り関わらない軍内からの評価も…正直アレな気が。
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(582) |
- 日時:2019年10月23日 (水) 18時21分
名前:健
今更ながら、例え殺せなくても相手のエース級の二、三人はリタイアさせる見せ場を出すべきだったと反省。それこそ扱いの難しいアレクサンダタイプを乗りこなせるデルクなど……アレクサンダVSランスロットという美味しいカードでもありましたし。
度の過ぎた憎悪やセラとゲイリーの絡みを強調しすぎました。
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(600) |
- 日時:2019年10月24日 (木) 23時20分
名前:JIN
それでセラとゲイリーをむしろ下種の道連れにしてるんだから世話が無い。
まさにあっちが魔物ならこっちは小物。
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(620) |
- 日時:2019年10月27日 (日) 12時08分
名前:JIN
ライルはじめ他のキャラはどうでもいいが、『戦場』でのコイツだけは絶対最後に殺されなければ終われないという印象。
要するに『R2』におけるルルーシュの役回り。
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(709) |
- 日時:2019年11月15日 (金) 14時15分
名前:健
残念ながら生存組です……
全てを悪意とエゴでしか捉えられないから、生き長らえることに意義があると思います。ただ、救いがあるとすれば16年の拷問と違ってちゃんと『畑方秀作』としてみてくれる人間がいることですが。
どうやるべきだったか………過程を憎悪に強調しすぎた。誰かしら、面と向かって『復讐のためでも、生まれている』くらいはいわないと駄目だと思ったし。
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(711) |
- 日時:2019年11月15日 (金) 14時22分
名前:JIN
念のためですが、私が一番引っ掛かったのは秀作自身の最後の台詞と言っておきましょうか。
こいつ絶対に「俺は『将軍の孫』だから、協力しろと言っても、殺す事なんか絶対にない」と高を括ってるだろうって。
そしてこの瞬間、こいつは行村なんて問題じゃないくらいの「何様」のレベルに落ちたわけで。
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(713) |
- 日時:2019年11月15日 (金) 14時55分
名前:健
そういう意味ではなかったのですが……
前もって、味方しないという意思表示だけだったので。多分、最初の頃書いたんですが『殉教者に仕立てるために』殺されかけた経験もあるので、『将軍の孫』らしくないから殺されるのも頭に入っています。
あそこで暴れれば、海棠は巻き込まれても良いがエルシリアとセラが巻き込まれるのが分かって動けなかった『腑抜け』に成り下がるという意味でしたが……描写が下手でした。『殺されても』と付け加えれば違ったかどうか?
では、お世話になりました。
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(717) |
- 日時:2019年11月15日 (金) 23時22分
名前:Ryu
もう彼についてはpixiv移植版でも出さない方がいいんじゃないかと。
健さんのお気に入りキャラとして、何ら変わらない様子でpixiv版でも粋っていても、結局読んだ方の大多数から「何この**(確認後掲載)?」としか思われない未来しか想像できませんが。
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(721) |
- 日時:2019年11月16日 (土) 14時16分
名前:JIN
だからこそなんで「動けない」時点で「魔物の虜囚の辱めを受けず」と「自爆」しなかったかなんですよね。
それこそ冒頭部でもあれだけの事をやって大見得を切っておいて「出来れば(セラと)生きたい」とでも思っているとなれば、それこそまさに甘ったれの**(確認後掲載)以外の何物でもない。
それ以上に『試練』でのフェンリルのような他国の連中ならともかく、池田や彼の部下が彼を進んで生かしておく理由も伏線も無いしで。
むしろ「なんで生かしておくんだ」という不自然と違和感だけしか残らないだろうって。
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(754) |
- 日時:2019年11月27日 (水) 22時31分
名前:JIN
>『将軍の孫』らしくないから殺される
秀作が殺される理由ってたったそれだけ?
それ以外では殺される筈も覚えも無いとやっぱり思ってんの?
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(759) |
- 日時:2019年11月28日 (木) 18時28分
名前:健
正確には自分に向けられる殺意がそういう理由以外の殺意しか知らないし理解できないというべきでしょうね。根本からして道徳観念などが壊れているまたは育っていない秀作にとって『親は敵。だから親の仇なんて比喩表現はおかしい。そもそも肉親と敵は同義語。友達は嘘。恋人は嘘。』本編ではユフィの仇討ちというコーネリアも本気で頭がおかしいと思い、これは入れるべきだったと思いますがユフィが死んだライルをなんで泣くのか本気で理解できないほど。
セラがルルーシュやライルのところに遊びに行ったの『継承権で蹴落とすため。隙を見て殺すため。』という発想しか本当になかったのです。
誰かの復讐とかそういう概念そのものが秀作にとって理解できないのです。幸也の家族の復讐が理解できず、ライルのジュリアのことも理解できておらず、今になってようやく一割ほど理解できるようになったレベル。
行きすぎではありますが、悪意とエゴばかり向けられて16年間ヒトじゃなくてモノとして生きてきたからそういうプラス感情が本当に育っていないのです。極端な話、親鳥がひな鳥に木の実を取ってくることさえ理解できないと書こうと思ったほど。
秀作にとって『裏切り者』や『売国奴』も『奴の孫だから』と同義語程度にしかならないのも拍車をかけています。
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(761) |
- 日時:2019年11月28日 (木) 22時22分
名前:JIN
それでは「自分自身の殺戮」への当然の報復という概念も無いわけですか。
ますますもって生存その物が許し難いという感じですね。
感情論を抜きにした、純粋客観的に見ても危険すぎる。
同情論で免罪出来る範囲をとっくの昔に超えてるだけに。
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(762) |
- 日時:2019年11月28日 (木) 23時22分
名前:健
結局、どれもこれもやり過ぎなのか。
加減を知らないのかな?いずれにせよ、今この時点でようやくそういう感情を理解し始めているレベルです。ライルやセラに会わなければ、殺して殺して殺し続けて仲間や家族の復讐という感情を理解できない壊れた存在のまま殺されていたと思います。
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(764) |
- 日時:2019年11月30日 (土) 00時55分
名前:JIN
一番肝心なのは、ゲイリーも含めた連中が少しでも秀作を常人として善導出来たかどうかという点。
その意味では三人とも失敗としか評価の仕様が無い。
ただありのままを肯定するだけなら、それこそ糞でも出来る。
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(767) |
- 日時:2019年11月30日 (土) 13時01分
名前:Ryu
このスレもまたライルの項目と同じように、もう語るのはやめた方が。
擁護する→バッサリ指摘される→それでも擁護する→やっぱりバッサリ切られる→頑なに擁護する…のある種の定番パターンになってますし。
ただ一つ言えることは、彼の設定は色々と大失敗だったと。
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(769) |
- 日時:2019年11月30日 (土) 17時48分
名前:健
ヒトではなくモノ扱いの憎悪を経由して、終盤で真人間ひいては人間としてようやくスタート地点に立つ(つまり生まれる)……に色々着けすぎた。
只、人間のプラスを信じず、理解できないのは外せない。
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(770) |
- 日時:2019年12月01日 (日) 00時11分
名前:JIN
そして本人がどう思うか勝手だが、他人がどう評価するかってのも外せない。
だからこの場合の、過剰殺戮者の彼を池田隊の連中が殺さないのは、皮肉にも「偉大なる御祖父様の御遺光」の御蔭だからって事でよろしいな。
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(807) |
- 日時:2019年12月08日 (日) 20時24分
名前:JIN
こちらは新設定も加えて、また新たな局面が見えてきた感じ。
自分自身で言うのもなんですが、追加設定ってのは、キャラや作品の幅を広げる物で無ければ意味も無いってところでしょうか。
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(916) |
- 日時:2020年01月17日 (金) 20時09分
名前:JIN
あと過剰殺戮者の面を放置するというなら、やはりライルもセラもゲイリーも共販の保護者という事で宜しいな。
処罰の際には当然に同罪の。
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(1005) |
- 日時:2021年09月14日 (火) 21時30分
名前:JIN
>人間のプラスを信じず、理解できないのは外せない。
だから何?
そういう奴だから何をやっても許されるべきだとでも言いたいわけ?
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