旧日本軍陣地の壕発掘へ (588) |
- 日時:2015年03月07日 (土) 18時16分
名前:伝統
旧日本軍陣地の壕発掘へ=両陛下訪問前、遺骨収集に協力―パラオ・ペリリュー州知事
*時事通信 3月7日 より
天皇、皇后両陛下が4月に太平洋戦争の激戦地、パラオのペリリュー島(ペリリュー州)を 訪問されるのを前に、同州のテミー・スムル知事(66)が現地で取材に応じた。
日本政府の遺骨収集に協力するため、旧日本軍の陣地となった壕(ごう)を 3月中に掘り起こす意向を明らかにした。厚生労働省は発掘に立ち会うため、 3月下旬に現地に職員を派遣する準備を進めている。
ペリリュー島では、1944年9月15日に上陸した米軍との2カ月余にわたる戦いで、 旧日本軍約1万人が戦死した。同省によると、これまで7633柱の遺骨を収容したが、 約2600柱の遺骨が島内に埋もれているとみられる。
旧日本軍が立てこもった壕の多くは戦後、 米軍によって埋められ、手つかずの状態で残っている。
スムル知事は「島には70年間閉ざされた壕がたくさんあるが、 それらの中には日本人の遺骨がまだ残っていると思う。 遺骨を集め、遺族の元に返すことは、われわれの重要な使命だ」と語った。
両陛下は4月8日、日本からパラオに到着し、歓迎行事などに臨む。 翌9日、戦没者慰霊のためペリリュー島を訪れ、日本政府が建てた 「西太平洋戦没者の碑」に供花する。
碑は2012年12月の台風「ボーファ」で大きな被害を受けたが、 スムル知事は
「2月第2週には修復作業が完了する。 小学校の児童たちをはじめ、全島民挙げて両陛下を心から歓迎したい」
と述べた。
<感謝合掌 平成27年3月7日 頓首再拝>
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