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投稿者:菅原大地@長距離1年
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投稿日:2022年10月04日 (火) 23時36分
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おつかれさまです。掲示板が始まったということで、大学駅伝好きとして積極的に投稿していこうと思います。
1回目は全日本大学駅伝という大会そのものについて書こうと思います。
この大会は10月の出雲駅伝、1月の箱根駅伝と並んで、いわゆる「学生三大駅伝」のうちの一つの大会です。毎年11月上旬に開催されます。簡単に説明すると出雲駅伝は1人あたりの距離が6〜10kmほどと短くスピード駅伝といわれており、6人で襷を繋ぎます。箱根駅伝は1人あたりの距離が20kmほどと長く10人で繋ぎます。
さて全日本はというと距離も人数も上記2つのちょうど中間ほどであり、1人あたりの距離は平均して14kmほどで8人で繋ぎます。特徴としては1〜5区(約11km)に比べ、6区で少し距離が延び(13kmほど)、7.8区で一気に距離が延びる点です。(それぞれ17km、20kmほど)
区間としては、距離は最短であるもののアップダウンが多くチームの流れを決める1区、平坦でスピードが出やすい2区、近年はエース級が集う3区、起伏の激しいタフな4区、一般的にはつなぎ区間とされる5区、距離が少し伸びる6区、堂々のエース区間7区、全てを決める最長区間8区といった感じです。
一般的に駅伝では前半から流れを作ることが大事と言われますが、距離が長い区間が後半にあるため非常に采配が難しいと言われています。流れを重視して短い前半区間でもエースを投入するか、後半の長い区間に温存して勝負をかけるか。いくら前半区間が短いとはいえ、エースを残しておいたとしても後半区間で追いつけないほど遅れては勝負になりません。その辺りの各校の駆け引きもポイントです。
長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました。この投稿が少しでも観戦の手助けになり、興味を持ってくださる方が増えればこれ以上うれしいことはありません。書いてて興奮してきたのでこれから何回も投稿すると思います。🙂 |
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