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投稿者:矢嶋由弦@長距離2年
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投稿日:2021年09月05日 (日) 01時11分
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「駅伝とはタイムの足し算では決まらない。 肩にタスキをかけ、願いをかけ、コースをかけ、 そして勝負をかける。駅伝はまさにかけ算なのだ。」
このフレーズにピンときた方は相当お好き ですね、何がとは言いませんが。
さて、東北地区代表として肩にタスキをかける ためには今月末の選考会を突破する必要があります(北海道の大学なら選考会から駅伝ができるんですけどね)。坂本君や先輩方が昨年/一昨年の選考会を振り返っておられますが自分には振り返る選考会がまだありません。私は中途入部で昨年の選考会には何も携わっていないからです。そこで、まだ半分部外者の立場から東北地区の選考会について思うことを好き勝手書いてみたいと思います。
@開催時期遅くない?
他地区でも同様に選考会が行われているわけです が、大多数の出場枠を持つ関東、関西、東海地区 などでは6月に早くも選考会が行われます。その他の地区を入れても東北地区の選考会が大抵 1番遅い時機に開催されているのです。特に昨年は 選考会(9/28)から本戦(11/1)までほぼ1ヶ月という スケジュールで部内の選手選考やピーキングなどにもやや支障を来していたように個人的には思います。4、5年前にはもう半月ほど前倒しで開催 されていたこともあるので、それだけでも大分 違うのではないかと思うのですが・・・
A走る距離が分かれてるんだ!
駅伝形式で行われる北海道選考会を除いて、 全日本大学駅伝の地区選考会は5000m or 10000m(10km)を8人が走り、その合計タイムを 競う形式で行われます(北信越地区など10人中上位8名というような形式もあります)。一方東北地区 だけは16kmを4名、10kmを4名ずつ走ります。 この形式を初めて知ったときはとても驚きました が、この点に関しては自分は好意的に受け止めて います。ゆっくり魔理沙さんが解説されていた 通り、全日本大学駅伝は1〜6区(約10〜13km)と 7.8区(約20km)で距離が異なる特徴を持つため、 東北地区の選考形式は非常に理に適っていると 思います。
Bトラックじゃないんだ!
何を今更、と思われるでしょうが実は全日本大学駅伝の地区選考会はトラックレースで行っている 地区の方が多いのです。ロードで選考会を行うの は北海道・東北・中四国予選のみで、大抵これら3地区はそれぞれ出場枠を1つしか持っていないので圧倒的少数派と言えるでしょう。この点に関しても自分はロードレースでの選考を推しています。2年前までならさして問題なかったのかもしれませんが、昨年World Athleticsが定めたトラック での靴底の厚さ制限によりトラックレースで使えるシューズの種類が極端に減り、長距離種目でも トラックではスパイクを使う選手が増加しています。一方でロードレースでは厚底のシューズが 圧倒的多数派です。つまり、選考会がトラックの 場合そこで使ったスパイクは本番のロードでは 履けませんし、逆も又然りです。本戦で使うであろうシューズは恐らく選考会ではTR5になります。選考会は本戦の再現性が高い形式のほうが良いと自分は考えるので、この点はむしろ関東や関西の選考会に疑問を持っているという感じですね
肯定的な意見、疑問点、不満などいろいろと 書き出してみましたが、これらを踏まえた上で 自分は9/27の選考会を楽しみにしています。 一部員としてはチームに良い影響を与える(悪影響を与えない)ことやできる形で貢献するよう努めなければいけませんが、一長距離ファンとしては東北地区のトップクラスの選手たちが本気で走る姿を間近で見られることが単純に楽しみです。長距離パート以外の皆さんにも、一つのレースとして 選考会を見ていただきたいなぁと思います。
長々と失礼しました!
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