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投稿者:松浦@長距離3年
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投稿日:2018年10月24日 (水) 14時46分
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先日投稿した全日本大学駅伝の問題の解説投稿part4です。 今回は6についての解説をしたいと思います。 繰り上げスタート。これは道路規制の都合上、先頭からある一定時間遅れたチームを襷渡しを待たずにスタートすることである。毎年、箱根駅伝などで感動的に取り上げられるやつである。しかし、あの感動は道路規制によるものである。つまり、道路規制のおかげで数あるドラマが作られたのです。 全日本大学駅伝では先頭通過から10分経過(第5,6,7中継所では15分)というルールである。 果たして、10分、15分とはどんぐらいなのか。 スタートから第4中継所までは44.3km。先頭と1kmあたり約13.5秒遅れると襷が繋がりません。 スタートから第6中継所は79.5km。1kmあたり約11.3秒が襷が繋がるギリギリのラインです。 最後までつなげるには、1kmあたり約10.3秒がギリギリのラインです。 先頭のスピードがだいたい、2'50〜55/kmですので、そこから見積もれば、東北大学がどのぐらいのペースで走れば何区まで繋がるかが予測できます。 区間距離が違ったので参考程度ですが、昨年は4区まで繋がりました。東北大学は、一昨年は3区まで繋がりました(3区走ったの私なんで、私が途切らせました…あと100mも無かったんですけど、目の前で雷管が鳴らされました)。 また、昨年は7チームが繰り上げスタートしました。 今年は、どこまで襷を繋げられるかも楽しみにして見てください。 今回はこの辺で失礼いたします。 |
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