| ■
|
■
F
(118)投稿日:2005年01月19日 (水) 00時47分
|
 |
デイリマケットさんブログより
オプションの建て玉残高は毎週月曜日に発表されるため、その都度毎週月曜日ごとに建て玉の変化を見ながら相場の大筋を占うという方針にしている。基本的にはSQまでの期間を想定して方向性を考えるため、予測としては中期予想となるので、あくまでも大雑把な相場の流れの把握という意味程度に捉えて欲しいと思っている。
そしてその建て玉残高を日々の証券会社別のオプション手口で修正しながら、なんとか相場の転機を見つけようという方針となっている。よって月曜日の当欄は、原則としてOP建て玉残高分析と手口分析とが両方載ることになっており、建て玉残高での見通しがSQまでの中期的方向性を、当日手口が目先の方向性の指標となっていると思っておいていただきたい。
また分析の際の大前提なのだが、このデリバティブ手口分析の基本的な考え方は、勝ち頭である有力外資系証券の手口が、相場の方向性を左右すると当欄で勝手に定義づけしてしまい、その方向性を分析することによって将来を見通す作戦であるため、結果として相場の方向性が当たるかどうかはともかくとして、有力外資系証券が知略を尽くして組んでいるポジションの利益が、どういうケースの場合に極大化するかというのを想定し、そのストーリーをメインシナリオにしている。
よってその利益極大化ストーリーが常に当たるかどうかはともかく、相場自体の転換点は探りやすい手法であると思っている。もちろん有力外資系証券であろうが、手口的には複数の証券会社の方向性がバッティングする時もあるので、(つまり手口でバッティングした場合は、必ずどちらか一社が損をする勘定となる)すべてのケースで正解を示しているとも思わないし、一概には方向性を見出しにくい時等もあるが、かなりの参考にはなると自負している。
自慢では無いが(やはり自慢か?)実は昨年のゴールデンウィーク明けの12000円時点から、ゴールドマンが毎日3000枚ほど3日連続トピックス先物を売り返済してきたのを、当欄がいち早く発見して、警鐘を鳴らしていたため、損害を最小限に抑えられたといったお褒めの言葉を当欄読者には多数頂いたし、少なくても急落に対する警戒心は、喚起出来たはずであり本当に嬉しかったのを覚えている。実は、事務所経費と当欄を書くのに費やす時間の問題で悩んでいるのだが、出来ればこれからも微妙な兆候を見逃さないように、ベストを尽くすつもりなのでよろしくお願いします。
|
|