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F (117)投稿日:2005年01月17日 (月) 00時05分 返信ボタン

【タイトル】春節

昨日の東京株式市場は急反発となりました。

一昨日の米国市場はアップルの好決算の影響も限定的。逆にベライ
ゾンなどの慎重な業績見通しの発表を受けて取引終了にかけて急落
となりました。

NYダウは100ドル以上の下落。S&P500も1177.45ポイントと、年初
からの下値支持ラインであった1180のポイントをついに終値で下回
ってしまいました。

と軟調な米国株式に対し、シカゴの日経先物は、当日の大阪市場の
終値11370円を上回る11400円での取引終了。

米国市場に上場している日本株のADR銘柄の値下がりなどを見ると、
日経先物も11300円台前半まで下げるのが普通ですが、そこはSQ。
これに対する読みの方が、NYダウの下落に優るということだった
のでしょう。

さて、昨日の相場が始まってみると、日経225先物は、11360円と
CMEの清算値11400円を40円下回る寄り付き。

日経225先物は、米国株の下落を受けて売り先行のスタートとなり
ました。SQにともなう寄り付きのバスケット売買は、結局売りに
傾いていましたし。

日経225先物は、一昨日の安値11355円を下回り、昨年末から続く
上昇相場の中では、初めての本格的な調整の状況になりました。

ただ、SQ値は11341.17円と、前日終値比17.05円安にとどまりまし
た。そのため、一旦は11320円まで下げていた日経先物も、そのあ
たりで下落もストップ。

よくよく考えると、今週は週初に11590円の高値をつけましたが、
そこからはダラダラと2日間も下がっていました。12月からの上昇
の調整やSQ前での手控えという面もありました。

しかし、さすがに戻りらしい戻りもなく下げていただけに、SQと
いう不透明要因がとりあえずなくなると、ひとまずは買戻しも入
ります。そして、これをきっかけとして、これまで参加を手控え
てきた向きも、打診的な買いを入れ始めました。

前場半ばから相場は切り返し始め、11400円を一時回復。お昼のバ
スケット取引は、売りに傾いていたのですが、こうなると、これ
も吸収。

自然と下値に買いが入ってきます。下向きだった流れが、今度は
上向きになると、多少のデコボコは越えていってしまいます。モ
メンタムの力です。

まずは、週初につけた高値11590円〜本日の安値11320円までの
38.2%戻しである11423円を達成。その後は、様子見。

そんな中、14時に発表された機械受注は、事前の予想が前月比
3.3%増であったのに対して、19.9%増!

前月の機械受注はは3.1%減で予想を裏切るなど、毎度お騒がせ
の機械受注統計でしたから、警戒感もそれなりにありました。し
かし、今度は上方向のサプライズ。11400円あたりで固まりかけ
ていた日経225先物は11500円まで急伸しました。

そして、その後は11400円台後半でのもみ合いを続けながら取引
を終了。

日経平均株価の終値は、11438.39円+80.17。一時は11491円まで
上昇し、週初につけた高値11580円から本日の安値までの下落幅
の61.8%戻しを一気に達成しました。

また、この過程で、一昨日・昨日の間にできていた11449円〜
11424円のマドを埋めました。このため、目先は値幅的な調整は
一巡し、次のトレンドを探る展開となりそうです。

チャートの形は、今週の高値・安値の中値もそうですが、昨年末
からのもみあいは11400円台半ば。ここを中心として上下幅を広
げながらの保ち合い、すなわちブロードニング・フォーメーショ
ンが形成されている可能性が高いでしょう。

したがって、11400円台半ばの値固めができれば、来週は、今週
の高値にトライする場面もありそうです。

さて、日付は変わって昨晩の米国市場は反発。生産者物価指数が、
市場予想の前月比−0.1%を下回る−0.7%であったことを受けて、
金利上昇懸念が一服。これが相場を下支えし、取引終了にかけて
じり高となりました。

ジェフリーズ証券がネット検索のアスク・ジーブスの投資判断を
引き上げ、またヤフーの目標株価を引き上げたことで、ネット
やハイテクが堅調であったことも貢献しました。

フィラデルフィア半導体インデックスは、403.14ポイント+6.97
と再び大台回復。これで4日間も400ポイントをはさんだもみあい。

S&P500指数も1184.52ポイント+7.07と、こちらは1180ポイントの
攻防を年初から続けています。

そして、NYダウは、10558.00ドル+52.17。年初の攻防ラインであ
った10600ドルまでは、なお届きません。

ちなみに、NYダウは、昨年の10月25日の安値9708.40円を底値に
上昇を始めましたが、12月27日に10868.07で一旦は天井を打ち
ました。

この間の上昇は1159.67ポイント。したがって、その38.2%押し
を考えると、10425ドル。
ここは、ちょうど11月中旬から12月上旬に掛けてもみあったゾー
ンの下限。ということで、現在の下落トレンドが続けば、このあ
たりが目標であり強い下値支持でしょう。

なお、不透明材料のひとつ、原油先物のチャートを見ると、昨年
10月27日に54.75ドルで天井をつけた後下落に転じ、12月10日に
は40.90ドルの安値をつけました。

その後、反騰して12月17日に46.65ドルまで戻したが、そこから
はあらためて売られ、12月27日には41.20ドルまで下落。

しかし、現在は狭いチャネル(経路)を形成しながら価格は上昇
中。昨日は12月17日につけた戻り高値を明確に上回ったことから、
ショート・カバーなどで上昇が加速し、一気に48ドル台に乗せま
した。昨晩も、48.65ドルまであって48.38ドルでの取引終了と続
伸。

チャートの形は、12月の2つの安値でダブル・ボトム完成から、
中期的な上昇トレンドを形成しているように見えます。また、こ
の間の高値・安値の50%戻しは47.8ドルあたりでしたから、これ
も達成。50ドルの大台も射程圏に入っています。

そして、もうひとつの不透明要因は為替。ドル円相場は、昨晩は
円が一時101.78円まで買われ、昨年12月2日につけた101.84円を
上回りました。ユーロ円も一時は133.33円まで円が上昇しました。
昨年12月30日には141.61円をつけていましたから、円は急伸中。

ユーロドル相場では、ドルは続伸ですから、今回は円高です。

ECBのプレジデントのトリシェさんが、ユーロ高に対する不快感
を示したことも材料。また、2月のG7では、中国の通貨切り上げ
への圧力が強まるとの見方が、同様に対米黒字を積み上げる日本
の通貨に対するプレッシャーとなってきます。

通貨市場では、旧正月前が中国元の切り上げのXデイとの思惑も
あり、これも円買いを呼んでいるのでは。なお、今年の春節
(旧正月)は2月9日〜11日とのことです。

ただ、円高は海外からの資金を呼び込めますから、円高期待はか
ならずしも日本株にとっては悪材料ではないはずですが。

ということで、反発したとはいえなお中期的には下向きの米国株
やインフレ懸念で上昇基調にある原油、そして、貿易不均衡から
上昇圧力のかかる円などが不透明材料。

東京株式市場では、来週はこれらを横目にしながら、次のトレン
ドを探る動きとなるのでしょう。




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