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(113)投稿日:2005年01月14日 (金) 08時52分
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豪資源大手、新日鉄に鉄鉱石5割値上げを提示 豪州の資源大手で、日本向け鉄鉱石の最大供給元であるリオ・ティントは新日本製鉄に対し、2005年度分の鉄鉱石価格交渉で過去最大となる約5割の値上げを提示した。世界的な需要拡大を受けた動きで、新日鉄は反発し圧縮を求めているが、かなりの値上げを受け入れざるを得ない見通し。約2倍の値上げで決着した原料炭と合わせ新日鉄のコスト負担は大幅に増え、鋼材価格の引き上げに波及するのは必至。自動車メーカーなど鋼材の主要需要家の収益にも影響しそうだ。
日本の鉄鉱石輸入量のうち6割超を豪州産が占める。リオ・ティントは鉄鉱石の輸出量でブラジルのリオドセに次ぐ世界2位。新日鉄は同3位の豪BHPビリトンとも価格交渉を進めている。日本向けの価格は、最大手の新日鉄と2社との交渉の結果が基準となるが、2社との決着価格は例年ほぼ同水準。 (07:00)
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