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(44)投稿日:2004年12月25日 (土) 17時47分
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外国人の日本株買いが活発になってきています。中でも、最近の傾向と しまして欧州勢の動きが目立っていますが、11月の地域別海外投資家動向を見 ますと、欧州投資家の買越額は北米投資家を上回っており、欧米主要株価がそろ って上昇していることで出遅れ感の強い日本株を積極的に買い増したとみられま す。
その欧州投資家の11月月間の買越額は4479億円という高水準となってい ますが、一方、北米勢も4057億円の買い越しで、これは3月に次ぎ今年2番 目に多い水準となっています。その数字をも欧州勢が上回ってきた訳ですが、ま た、アジア勢も1386億円の買い越しで今年最多に達するなど、積極的な買い 意欲は外国人投資家に共通の傾向となっています。
ちなみに、中東など産油国の資産(オイルマネー)は多くがスイスを中心とし た欧州に預けられており、直接的には欧州からの注文として数字に表れてきます 。昨今の原油高もあり、巨額に膨れ上がったオイルマネーが加わることにより、 欧州からの買越額が北米勢を上回ってきている訳です。
もちろん、12月に入ってからもこの傾向が続いており、日経平均株価の1万 1000円台回復はそうした背景があってのことですが、引き続き、外国人投資 家の売買動向は要注目となります。
来週の株式マーケットは2004年の最終週となりますが、NYダウが年初来 高値を更新するなど非常に強い動きとなっていること、さらにテクニカル面から も200日移動平均線や一目均衡表の基準線・雲の上限など多くの主要な節目を ブレイクアップしてきていることから上値を試しに行く展開が想定されます。
来年に繋げる意味でもいい相場展開となってきましたが、敢えて目先の動きに 一喜一憂することなく、しっかりとした中長期スタンスで臨みたいところです。 aqua
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(102)投稿日 : 2005年01月09日 (日) 10時30分
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