| ■
|
■
F
(171)投稿日:2005年03月18日 (金) 05時36分
|
 |
─[ 日経225先物&オプション ]───────────────
来週は株価指数先物/オプション相場に大きな影響を与えそうな 経済指標が目白押しです。 簡単ではありますが、来週に予定されている経済指標の内容や 予想をご案内しますのでご参考にしてください。
---------------------------------------------------------- ◆◇◆来週末から3月末にかけては買いが入りやすい地合いか ◆◇◆ ---------------------------------------------------------- ◆3月22日(火) (米国)2月生産者指数 1月0.2%増、2月0.3%増予想 (米国)FOMC 2.50%⇒2.75%予想
FOMCの結果、FF金利の誘導目標が市場予想通り 0.25%の引き上げであれば市場への影響は軽微で あると思われる。またFOMC終了後に発表される声明文が 前回同様の発表であれば、持続的な経済成長と物価の 安定が維持できるとの認識から米国経済は健全な成長を していると捉えられ緩やかな利上げを示唆するものとなる為、 相場上昇要因になるだろう。しかし翌日以降に発表される 経済指標が市場予想を大幅に上回る結果となると、インフレ懸念 により利上げのペースが早まるとの観測から相場下落要因に なる可能性もある。
---------------------------------------------------------- ◆3月23日(水) (米国)2月消費者物価 1月0.1%増、2月0.3%増予想 (米国)2中古住宅販売 1月680万件、2月663万件予想
2月消費者物価が市場予想である0.3%増を大幅に上回る ようであれば、インフレ懸念により相場下落要因になるが、 市場予想通りであれば相場上昇要因になるだろう。
---------------------------------------------------------- ◆ 3月24日(木) (米国)2月耐久財受注 1月0.9%減、2月0.8%増予想 (米国)2月新築住宅販売 1月110.6万件、2月114.0万件予想
2月耐久財受注が市場予想である0.8%増を大幅に上回る ようであれば、インフレ懸念により相場下落要因になるが、 市場予想通りであれば相場上昇要因になるだろう。
---------------------------------------------------------- ◆ 3月25日(金) (日本)3月決算銘柄月内受渡最終売買日 (米国)米国市場休場(「Good Friday」)
3月決算銘柄月内受渡最終売買日であることから、配当取り・ 株主優待取り等の買いが入りやすい地合いである為、相場は 堅調と思われる。
---------------------------------------------------------- ◆ 今後の展開 ◆ 日本の3連休明け3月22日(火)、米国の米連邦公開市場委員会 (FOMC)でのFF金利誘導目標の0.25%引き上げは織り込み済みと 思われる。市場はFOMC終了後に発表する声明では前回同様緩やかな 利上げの継続を表明する公算が大きいが、一方で3月9日にバーナンキ 理事が「利上げのペースは予期せぬ事態に敏感にならざるを得ない。 物価の安定を維持することが必要な場合には対応する」とも語り、利上げ の加速も排除しない考えを示唆していることから声明の表現には充分に 注意が必要と思われる。ただ、3月25日(金)は国内3月決算銘柄の月内 受渡最終売買日であることから、週末にかけて配当取り・株主優待取り狙い、 月末にかけては株式投資信託の設定などがあり、ここは押し目買いの スタンスでのぞみたい。 ─[ ひまわり証券 ]─────────────────────
|
|