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TOPIX月末修正
F (159)投稿日:2005年02月22日 (火) 06時00分 返信ボタン

4:39 05/02/22

● このTOPIX月末修正のデータは、毎月20日前後(曜日の関係で前後するけど、基本は20日)に、東証HPにて開示されています。タイトルは、「新株予約権の行使等に伴う上場株式数等の変更」で、少しイメージが掴み難い面はあるのですが、要するに優先株やCBの行使、自社株消却などによって、発行済み株式数が増減することにより、時価総額基準のTOPIXのベースになる算出株数が変化しました、という資料です。今月は、 http://www.tse.or.jp/news/200502/050218_b.html からアクセス出来ます。ファイルそのものはPDFファイルですが、今月分は53ページあるし、かなり難しく見える資料なので、自分に必要な情報を得るためには、多少の読解ノウハウが必要になります(^^;。

● MSCBの行使状況を調べるのなら、単品銘柄だけを追跡すれば良いのですが、月末修正のプレイを追いかけるのであれば、ある程度、全体を俯瞰する必要が出てきます。まず最初のステップは、発行済み株式数(必ずしもTOPIX用計算株式数とは一致しないが、ほぼ一致する)が大きく変動した銘柄をピックアップすること。時価総額は「株価×発行済み株式数」なので、その後者が大きく変動した銘柄を探すことになります。そして、その銘柄そのものが、どの程度のマーケットウェイトを持っているかを調べ、最後に、ウェイト増減額と日々流動性の対比をして仕上げです。

● 発行済み株式数が100億株の銘柄で100万株の増減は無視しても良い程度になる一方、発行済み株式数が1億株だったら、意識する必要があるかもしれません。色々と今月分を見ていただければ分かりますが、発行済み株式数の10%以上も変動している銘柄だってあるんです。これは、TOPIXベンチマークの運用担当者としては、対応せざるを得なくなる可能性が大きくなります。ただし、あまりにも時価総額が小さな銘柄だと、無視する場合もあります。個別には大きくても、ファンド全体としては、誤差の範囲内だった場合などが、それに相当します。なので、ウェイト変化の度合いもかなり重要。どこまでは無視して、どこからは対応するかは、主にファンドのTE(トラッキング・エラー)次第。許されているTEが大きければ、FMの判断で無視することもあるし、逆に小さければ、それこそ100件であろうが、200件であろうが、対応せざるを得なくなります。

● 今回は、これ以上の詳細はここには書きませんが、それなりにヲタクの世界ではあります(^^;。ファンダメンタルズなどとは一切関係ない世界ですし、ファンドにとってはある意味では「事務」の世界だったりもします。以前は銀行の優先株がボコスカ普通株に転換されて、これらはウェイトの大きな銘柄だったので、それなりの影響があったのですが、最近では、めっきり減りました(あるにはある)。一方、MSCB絡みの転換が増えてきた印象があるものの、残念ながら(^^;、MSCBを発行している企業はそれほど時価総額が大きくないんです。なので、全体に与える影響も限定的、ということになります。発行済み株式数の増加は、一般的にTOPIXプレイの「買い要因」につながります。ただし、既存株主にとっては、希薄化というネガティブ要因でもあります。喜んでばかりは居られないので、為念(^^;。





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