| ■
|
■
F
(151)投稿日:2005年02月04日 (金) 01時35分
|
 |
本日は『節分』。節分とは「季節を分ける」ことを意味していますが、立春・ 立夏・立秋・立冬の前日のことを言います。特に立春が1年の初めでもあること から春の節分が最も重視されています。
ところで、非常に堅調な展開の株式マーケット。個別銘柄で見ますと、昨日も、 共栄タンカー、東京テアトル等がストップ高し、昨年来高値更新銘柄も100を 越してきています。経験則から申し上げますと、ストップ高銘柄が出る時は、往 々にしてマーケット全体の地合いは強いケースが多く、今後の動きに期待が高ま るところです。何度も申し上げていますが、日経平均株価等の指数だけを見てい ますと、この堅調な動きは分かりませんので、やはり個別銘柄を注意深く観る必 要があります。
本誌読者の方の中には、ビギナーの方が多くいらっしゃいますので、簡単にご 説明しますと、日経平均株価を算出するために採用されている225の構成銘柄 の中には多くの値ガサ系ハイテク銘柄が含まれており、指数算出の仕組み上、ど うしてもその値ガサ系銘柄の動きに指数が連動してしまう傾向があります。分か りやすく申し上げますと、値の低い銘柄が上昇しても、その動きが指数に反映さ れにくいのが日経平均株価の特徴です。
具体的には、例えば3000円の株価が1割、すなわち300円上昇しますと 日経平均株価を約12円押し上げる効果がありますが、300円の株価が1割、 すなわち30円上昇しましても、約1円しか押し上げる効果はありません。値ガ サ系銘柄が上げると日経平均株価は大きく上がりやすくなる訳です。逆に、数多 くの低位株が上昇していましても、値ガサ系銘柄が下げていれば、日経平均株価 は下がるケースが往々にしてあります。
|
|