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(121)投稿日:2005年01月21日 (金) 03時07分
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■逆日歩 (ぎゃくひぶ) ■
貸借取引では、カラ売りがカラ買いを上回って株不足となるケースがあります。この 場合、証券金融会社はその不足株数を入札形式で証券会社、生損保などの機関投資家 から調達します。この入札のときに決定された料率を逆日歩(品貸料)と呼びます。今 のような手詰まり感のある市場では、そのような銘柄に注目してみてもおもしろいの ではないでしょうか?
たとえば江崎グリコ(2206)ですが、直近の信用倍率が0.07倍という株不足状態 にあるため、株価上昇で「売り方が動揺する局面」(銀行系証券)もあります。1月 14日申し込み現在の3市場売り残は1兆2677億円と昨年来の最高(買い残は2 兆4618億円)を記録していますが、「過熱感なき逆日歩銘柄」が全般の手詰まり ムードを突破する対象としておもしろそうです。
地方銀行などでも清水銀行(8364)をはじめとして逆日歩ラッシュの状態となってい ます。また古河電気工業(5801)、SMC(6273)、アルパイン(6816)などハイテ ク絡みの逆日歩銘柄もありますので検討してみてはいかがでしょう。
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