林さんのやり取りを拝見し、負けずにこちらも推敲頑張ってます。 大和路シリーズに出来るかな?
おいの物語 詞:徳田勝行
お使い帰りの 地蔵堂 墨染め衣が 苦しむ様を 見るに見かねて 背負い戻った 百姓嘉兵衛(かへえ)の 優しい娘 昼夜(ちゅうや)別なく 介抱尽くす ああ、優しきおいのの 物語
我が名は俊海(しゅんかい) 興福寺 修行を終えての 道中ですと 合わす両手で 礼を父娘(おやこ)に 娘は涙し やつれた姿 忘れられずに 恋する病 ああ、愛しきおいのの 物語
一途な思いで 佐名伝村(さなてむら) 伝えて叶わぬ 失意の入水 猿沢池へ 浮かぶ饅頭笠(かさ)見て こころは同じと 悟りし僧は その日さかいに 寺から消えた ああ、悲しきおいのの 物語
※大淀町のホームページでは、現在「おいの池」は埋め立てられて無くなっているとのことなのので、タイトルは「おいの池物語」から「おいの物語」に変えています。
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