No.4371 林さんらしい、繊細な詩 投稿者:杉江香代子 投稿日:2023年05月15日 (月) 19時13分 |
林さん、手掛けていることに時間を取られ、大変に遅くなりました。 林さんらしい、無理のない繊細なタッチで、私にはとてもよく伝わってきます。以前、お話に出ていらした友人でしょうか?2年目に3回忌を迎えるので…。また、地元のご友人でしょうか?
山田さんのコメントも参考になさりながら、2つ、3つ、追加参考になればの思いで書かせて頂きますね。
<2番> 「恋敵」→「恋の敵」こちらの方が優しいかな?
「歌の日々」→「反戦歌」私も含めて街では学生運動やら、ギターをかき鳴らしながら青春の歌を歌っていましたね。
<3番>「大和の秋は 稲の波」 思い出だけが 増えてゆく 憂き世さまよう 旅人も 帰るふるさと みな同じ 「季節は巡り 時は逝き」 誰を探すか 赤とんぼ
1行目と5行目を入れ替えてみました。1行目で映像が浮かび上がり、稲の穂波が思い出の波にも見えてきました。素晴らし表現と思います。 現在・過去・未来の構成で、「赤とんぼ」に動きが表現されているし、白い星見草が1番に出てきますが、最後に「赤」を持ってこられた色彩感覚。動き回っている赤とんぼによって、悲壮感ばかりでない温かい感情が沸き起こりました。
「星見草」は菊なんですね〜。「地酒を吞んで」のフレーズを説明的ではなく…「精進落とし」など使えないでしょうか?「精進落とし 二人きり」etc…
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