No.5019 あきたや最終稿 投稿者:小池蓮 投稿日:2024年10月05日 (土) 01時50分 |
制作中
あきたや 詞:小池蓮
最寄り駅から 15分 床の抜けそうな 間借り部屋 内装仕事の 秋田屋は ふるさと偲ぶ ネーミング ひとり頑張り 仕事の後は ご託並べて 酔い潰れ ああ 桜の時期には 帰ってやるさ
中古トラック 仕事着に 雄の顔して(オトコ)生きて来た 俺が行かなきゃ 仕切れぬと 膝に爆弾 抱えつつ 仲間同士の 付き合い酒も 奢り居酒屋 和やかに(なご) ああ 竿灯祭りにゃ 戻ってやるよ
好きと言えずに 齢取った 問われて笑いで 茶を濁す 肌に朴訥(ボクトツ)染み込んだ 横手生まれの 田舎もの 尋ねてみるか 昔の女を(ヒト) 老いた二人の 思い出さ ああ しがっこ祭りにゃ帰ってみるべ。
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