No.4474 パズルみたいに解いて来ました^^V 投稿者:杉江香代子 投稿日:2023年07月13日 (木) 12時19分 |
林さん、この詩をパズルみたいに解いてきて、とても知識としても勉強になりました。面白かったです!! 公私多忙でコメントが遅くなってしまいました。
お読み致して毎度のことですがフレーズに隠されている、林さんの奥深い「何か?」を読み取りながら読んでおりました。その、何か?は次の行や、節で納得できて、林さんがこれを察知できるか?してもらえるのか?を、裏では試された作品なのかな?とも思えます。
「誘蛾灯」を持ってこられたところで、「夏」の季語を思いましたが、真逆に季節外れの淋しさを表現されていて、晩秋から冬かも知れないな〜?とも。 2節の海鳴り(喝采の様に激しく打ち付ける意味と重ねる)と北の港町で想像が付いて来ましたが…「杏の花」で、パズルを解く様に調べました。愛知県にいますと杏の花から長野県や山梨県を連想してしまい、海がない?!。そこで更に調べて行きまして…見つけました。歌姫が流れ着いた北の港町は…青森県の荒波打ち付ける「下北半島」でした。ここに寒冷地でブドウだけでは難しいので、ワインに杏を使う事を知り…杏の花が咲く、雪が解けた暖かな季節になったら心の根雪も解けるかも知れないから、忘れてる歌でも唄おうか?!と。
3節の冒頭2行が色々な取り方が有るのですが…「愛の迷い子 風に揺れ」はこの歌姫の「心」と強い海風に吹かれてよろける「歌姫の姿」をダブらせての表現と思いました。「踊り子ね」は、雪国の四季折々は柔らかなスイングではなく、激しいタップの様に表情を四季で変えて、色を変えることを表されたのかと理解。
一か所、「歌おうか」が、最後にちょっと引っかかっております。 ふと、「杏の花(よ) 咲いたなら 忘れた唄を 歌おうか」と思い付き、「よ」にするだけで淋しいばかりではなく、杏の花に救われている様に思えます。(あくまでも参考程度)。 きゃ〜!長い!! 失礼致しました(^^:)
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