No.4202 時女さんまで嬉しいコメントを下さり… 投稿者:杉江香代子 投稿日:2023年02月23日 (木) 09時48分 |
時女さん、嬉しいコメントを有難うございます。お電話で時々、楽しいお話をさせて頂く中でやはり、時女さんの中のお母様を感じております。今も涙が出るとおっしゃっていたこと、時女さんのお母様が温かいお方、仲良しだったかと想像できてしまいます。自立した者の「娘と母」との関係も、各家庭でそれぞれかと思いますが、私の中の母を今も書いてしまいます。 三河平野の真ん中に安城市があり、その中に桜井と言うところが有ります。そこが私の故郷ですが、母の実家は三河一向一揆があった桜井の小川と言うところで、現在の「和泉そうめん」の前駆者で手広く製麺業を営んでいた家の娘。私も子供の頃はいつも素麺を量り、和紙の付箋のような紙でクルクルクルと縛り、「標章」の入った木の箱に並べて入れるお手伝いや、長く〜長く〜伸ばした素麺を乾かしているところを眺めては、遊んでいました。
一転、父に嫁いでからは何一つ無い所から二人三脚で仕事、仕事で時代に乗ることに精一杯の人生だったと思いますが、皆が苦労していた時代。ただ、子供に苦労話を聞かさない親でしたのであまり知りませんが、見習うとしたらそこですね。愚痴ることもせず、ボケることもせず、最後まで精神的にも自立していてくれたので、「ありがとう」「ありがとねぇ」は今では私が心から言いたい言葉。ノートやチラシに山ほど、毎日の気持ちや風景を書いていたメモ。…「感謝」「幸せ」という文字、これが有るので、いつまでも私の中で生きてしまうのかも知れません。
誰もが持っている親やそこから発生する課題を歌にするのは在り来たりで本当に難しいですが、何らかの形に出来ればと思います。
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