| ■
全日本2歳優駿はパイロマンサーが優勝 |
■
管理人
(5039)投稿日:2025年12月18日 (木) 00時05分
|
![]() |
17日(水)、川崎競馬場(晴・やや重)で行われたダートグレード競走の第76回全日本2歳優駿(JpnI・1600m 出走9頭)は、道中は2番手追走から4コーナーで先頭に立った2番人気のパイロマンサーが直線で競り合いを内から抜け出して押し切り、デビューから3戦無敗で2歳ダート王の座についた。勝ちタイムは1分44秒2。
外から最後に迫った3番人気のタマモフリージア(JRA)がクビ差で2着、4戦無敗で1番人気に支持されたベストグリーン(北海道)がさらに1馬身差で3着だった。4着に6番人気アヤサンジョウタロ(北海道)、地元川崎から唯一参戦の8番人気コスモギガンティアが5着に入った。
勝ったパイロマンサーは父パイロ、母セントリフュージ(その父ハードスパン)という血統の2歳牡馬で、JRA栗東・吉村圭司調教師の管理馬。重賞は初挑戦初制覇、騎乗した岩田望来騎手は全日本2歳優駿初制覇となった。
<レース後の関係者コメント> 1着 パイロマンサー(岩田望来騎手) 「能力を秘めていると思っていましたし、勝てて良かったです。思っていた以上に隊列がすぐ決まって、比較的スローになったのかなと感じていました。ナイターも左回りも初めてということで、戸惑っていましたが、その中でもよく走ってくれて、最後もよくしのいでくれたと思います。抜け出して少し気の抜けるような所があったので、ゴール寸前に外の馬が見えて少しヒヤッとしましたが、先にゴール板を通過していたので良かったです。来年が楽しみな1頭になりました。ここで勝てたことで来年飛躍してくれると思いますし、またパイロマンサーと岩田望来を応援していただけたらと思います」
2着 タマモフリージア(田口貫太騎手) 「ゲートはいつも通りゆっくりでしたが、人気馬の後ろを取れました。最後もいい形で外に出せてよく伸びています。牡馬相手でしたが、いい走りをしてくれたと思います」
3着 ベストグリーン(小野楓馬騎手) 「ちょっと噛んでしまって、その分最後に止まってしまいました。状態は良かったのですが、前走より気が入っていたかもしれません。向正面ではハミが抜けましたが、それまでに噛んだのが最後に響いたのかなと思います。差はないですし、力負けではないと思います」
|