総裁は、「實相」を商標登録しておきながら、その権利をもって、今度はその「實相」を覆い隠そうとしている、それこそ笑止なり… (11980) |
- 日時:2020年05月16日 (土) 15時39分
名前:破邪顕正
今回の「通達」が狙っていることの一つに、「實相」隠蔽があります。
さすがに、いかな総裁といえども「實相」額を取り外せとまでは言い得ない。
しかし、そのままにもしておきたくない。
で、どういうことを考えたか。
「實相」額の前に、“モノ”をおいて隠せばいいのだ…。
そこで選ばれたのが、「七重塔」であり、お社であったということなのでしょう。
この手法は、住吉大神を直接的には外せないから“造化の三神”を合祀することによって脇に追いやり、無化していくのと全く軌を一にするやり方であります。
軌を一にすると言えば、もう一つ、思い出す話があります。
「實相」の商標登録のことです。
この問題でも裁判沙汰になりましたが、その詳細については、かつての投稿をご参照ください。
〈「實相」の「商標登録」をもって「谷口雅春先生を学ぶ会」の活動を妨害しようとの目論みは、裁判所の判決によって見事に否定されました! (3323) 日時:2016年08月26日 (金) 〉
要約すれば、総裁は、「實相」を商標登録することによって、その権利を使って他の団体には使用させないようにしたわけです…。
で、教団は、わざわざ裁判に訴えてまでして商標登録しておきながら、今回の「通達」は、その「實相」を隠そうとしているわけです。
つまり、商標登録という権利を使って、それを自分の好き勝手に隠すことのできるものにする…。
商標登録を、それを隠すための権利として行使する…。
これまたどこかで見た光景です。
そうです、あの『生命の實相』をめぐる著作権裁判で、総裁は、著作権をもって、それを隠す権利、絶版する権利と捉えて裁判に訴えたのです。
幸い、最高裁で勝利したから好かったものの、もし、著作権が総裁の手に落ちていたら、間違いなく、今頃は『生命の實相』は奥へと隠されていたことでしょう。
「實相」が、今回の「通達」によって奥へと隠されたように…。
長年にわたって、総裁とやりあってきた者からすれば、総裁の手の内が手に取るようにわかります。
著作権をもって、絶版できる権利と称し、尊師の『聖典』を信徒の目に触れさせないようにする…。
商標登録をもって、自由に隠すことのできる権利とし、「實相」=尊師というイメージを払拭し、尊師のご存在を信徒の意識裡から消し去るようにする…。
本来、広く、社会に広めるためにこそ使われるべき権利が、逆に、出版させない権利、隠す権利に用いられる…。
これを笑止といわずして何と言えばいいのでしょうか。
総裁の手に、一旦、その権利が握られてしまうと、ことほど左様に、次から次へと悪用≠ウれてしまうのです。
敢えて、悪用≠ニ言い方をするのは、尊師の教えを護る側にとっては、すべてがそうだからです…。
で、その先に待ち受けているものは何か?
尊師の創始せられた「生長の家」の完全なる解体です。
それをいち早く見抜いていた先人たちがいました。
それが「谷口雅春先生を学ぶ会」の創立に関わった、中島代表をはじめとする起ち上げグループです。
創刊の辞にこうあります。
〈もうこれ以上黙視してみ教えが滅びるのを待つことはできません。…我々は立ち上がります。〉
そうなのです、このままでは総裁の手によって尊師のみ教えが滅びる≠サの危機感、そしてそれに裏打ちされた使命感、それこそが「谷口雅春先生を学ぶ会」を誕生せしめた原動力なのです。
そして、宗教法人を取得した今、教団は新たに雅宣教団=エセ生長の家教団≠生みだそうとしています。
今回の「通達」はその設立宣言に他なりません…。
そう思うからこそ、「谷口雅春先生を学ぶ会」創立の精神に立ち返って、今、私たちが尊師のみ教えを護るべく立ち上がっていかなければならないのです。
それが今「谷口雅春先生を学ぶ会」に課せられた責務であると思うものであります。
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