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[87]素晴らしいこの組み合わせ - 投稿者:たろう
最近オークションで入手したONKYOのプリメインアンプA?929のことをメモしておこう。 メインアンプはマランツを使用しているが、たまに聴くビクターのSX?700という当時人気のなかった20センチスピ―カー2台搭載のトールボーイ型のスピーカーとの組み合わせだ。タンノイばかりではもったいないような軽めの音楽を聴くつもりで所有していたが、ついでにパワーアンプが必要となって929を買った。パワーアンプが欲しかったのだが、マランツのパワーとなると数十万もかかるため、わずか4万円ほどのプリメインで我慢した。 幸いこのアンプには表面のふたをかぶせたパワーアンプへの専用切り替え端子が付いていた。 まあ、あんまり音の方は期待していなかったので、こんな安物中古マシーンでもいいかと、思って購入したのだ。
だが、約1ケ月ばかり使用してみて、この組み合わせは極めて満足な結果を得ることが出来た。 先ず何といっても、このアンプの切れある音には驚嘆した。その力強い音ときたら、通常に聴く大音量の音でも全く不満が無いばかりか、メインのタンノイにも劣らないようなスピーカーの音をぶつけてくるのだ。しかもこのスピーカーもオークションでわずかな金額で入手した評価されていない機種だ。
そこで考えた。アンプとスピーカーは安物ではあるが、ターンテーブルに使用しているアームはSMEのV9であり精密この上ない音を奏でる。カートリッジもまたベンツマイクロの高価なもので、このアンプの新品の価格と同等である。 プリアンプは写真にはないが、昔人気の高かった真空管アンプミュージックリファレンスを使っている。要するにスピーカーとアンプはまさしくゴミのようなものだが、その周りの装置さえしっかりしていればこんな音が出るのだ。 このブログのどこかに掲載しているが、ターンテーブルを空中に浮かしている独特のスタイルは他にはないと思うが、この仕掛けだけでも、音は実にピュア―だ。ゴムマットや銅板などを敷いているわけではない。 こうしてしっかりと周囲を固めさえすれば、まさにLPとは思えないリアルな音をスピーカーは吐き出して来るのである。
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2022年09月12日 (月) 15時19分 )
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