三角の部屋 レコードコレクション 

                                            

 

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[36]大音量でワルターのベートーヴェン - 投稿者:taro

大音量でワルターのベートヴェン7番を聴いた。
コロンビア・シンフォニーオーケストラ
1958年録音盤オリジナル
さすがにワルターの演奏は痺れるほどだった。
カラヤンの7番と比べても、小手先のテクニックなど皆無で、まさに正統な7番の音楽を聴く思いがあった。耳が壊れる一歩手前の大音量でこの音楽を聴けば、弟一楽章でギブアップするほどだった。
最近は復刻のCDが発売されているらしいが、あくまで奥行き感溢れるタンノイのウエストミンスターで聴く音の凄さを感じる。左右のスピーカーから演奏会場に自分が居るような雰囲気で、しかもスピーカーから押し出してくる力強い音がぶつかってくるのはLPレコードでなくては味わえないだろう。色々と7番を聴いてきたが、今日の1枚は実にオーソドックスな7番だったと改めて思い直すほどの素晴らしい演奏だった。

( 2020年10月21日 (水) 15時02分 )
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