三角の部屋 レコードコレクション 

                                            

 

                                                     The credit to each image to / NASA /JAXA

 

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[28]ダイアトーン 2Sー305 あります - 投稿者:taro

今から約40年前に買った2S?305を後生大事に部屋に飾っています。聞けるのかですって?
もちろん音はちゃんと出ます。
日本で初めてのモニタースピーカーでした。
このスピーカーは他のメーカーのスピーカーユニットと違って、エッジがコーン紙を使っているので、経年変化が少なく40年経ってもまだいい音がします。
しかも2ウェイ2スピーカー方式とはなっていますが、内部にはネットワークを持っていないところが特徴で、30センチウーファーの上に、あの有名な5センチのツィーターをハイパスコンデンサを介して繋いでいたシンプルなものでした。

記憶では1962年にNHKと共同開発したスピーカーでしたが、その音の美しさは語りぐさと鳴っているほどです。当時のカタログに「2S305を知らない者はオーディオのもぐりである」書かれていたことをおぼえています。
このスピーカーには高さ50センチはあろうかと思う金属製のパイプで作った台が標準で売られていました。従って、フロア型ではあるものの、床の上に直置きするものではなかったようです。
日本で最も名高い評論家の菅野沖彦氏が、かって出版された「音の世紀」の中で日本を代表するスピーカーとしてこのスピーカーを揚げた折り、「これほど、あらゆる点で日本的な美徳を備えたスピーカーはないだろう」と述べていたが、それほどこのスピーカーを持つことは当時のオーディオマニアのステータスだったのでした。
わたしが買った当時の価格は1台18万円だったが、その後20年ほどして観た定価は1台35円となっていました。
時々、部屋で聴くこともりますが、特に高域の美しさはそのまま残っています。オークションでは大変安くで売りにでているようですが、もったいない気がしてなりません。まさに何年経っても珠玉のスピーカーに変わりはありません。

( 2020年09月25日 (金) 16時44分 )
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