[211]ＩＫＥＤＡ　カートリッジ　９Ｃの素晴らしさ - 投稿者：ｔａｒｏ

　何年ぶりかでＩＫＥＤＡ　９Ｃを聴いた。
　これまで半年ばかりＤＥＮＯＮ　の１０３を付けていたアームをＩＫＥ　ＤＡに取り換えてみたのだ。
　なぜ今まで聴かなかったというと、今日わかったのだがカートリッジの
　配線を違えていて、そのせいかあまり音がよくなかったせいであった。
　ところが新たに配線を取り換えてみるとなんともいい音がして感激した　。ＤＥＮＯＮの１０３も確かにいい音だが、子のイケダは更に上位の音　がする。もちろん値段が数倍の機種だから当然と言えば当然だが。
　何が違うのかというと、例えばピアノの音の場合、１０３は良い音だが　、イケダはピアノの鍵盤を打鍵したときの響きを伴った独特の音がする　。今日は最初にバイオリンソナタを聴いたが伴奏のピアノの音が余りに　も素晴らしく、そちらに聞きほれてしまうほどだった。
　もちろんバイオリンの音も１０３ほどに突き刺す音もなく素晴らしいが　、バイオリンは中央左の空間で振れることなく音像が定かであった。
　その後激しい演奏で名高い「ショスタコ―ビッチ」５番を大音量で聴い　たが、実に堂々として部屋が壊れるほどの音量を１０分間続けても実に　落ち着いた雰囲気で、安定感は抜群だった。
　こんな素晴らしいカートを今まで机の引き出しにしまっていた私のアホ　さが身に染みるほどだった。