[9160] ○○声○○
投稿者:naka
投稿日:2014年10月27日 (月) 23時26分
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ある時、友人と喫茶店でコーヒーを飲みながらの雑談です。 問い:nakaさんの声帯はどうなっているんです?」 応える:「私の声帯は何ともないです、あなたも、みんなとも同じだと思いますけど」 問い:「ですけど声が違うんです。ちょっと変わっているよね」 応え:「え〜?、どう変わっているんです?」 問い:「こうやって話しているときの声と、吟詠をしているときの声が全然違うよ」 応え:「それは声帯じゃないでしょう、それは声の生まれる処に違いがあるんじゃない?」 問い:「え〜っ?声は声帯で生まれるのでしょう?」
なるほどね(*^_^*)この友人、声は声帯でできると思っているらしい。
※声帯は声を作っていません。声帯は空気を震(振動)わせているだけです。 肺から吐き出された空気で声帯を振動させて音(振動音)を出しています。これを喉頭原音(気流音)と云って単なる音です。 気流音が鼻道と声道の二つの道を通ってくるとき声に加工されるのです。 鼻道と声道を通ってくるときに音を拡大したり美しい音色を造ったり、言葉を造ったりするのですよ。 この「音を拡大したり、美しい音色を作ることを普通にnakaは、共鳴と云っています」 音を声に加工するのは、鼻腔、咽頭喉、口腔などの共鳴腔です。 また、共鳴腔のほかに舌、唇、軟口蓋など、言葉を作る器官(構音器官)があります。 言葉を作る器官では正確な位置に原音を当てて、かつ共鳴させないと美しい声になりません。 だから正しい口の開け方をしないと正しい発声にならないのです。 共鳴腔は空洞ですから、声帯から出た声が、ここで共鳴して音が拡大されると同時に様々な音色を生み出します。 共鳴腔は広ければ広いほど響きが拡大されやすいし奥深い声になります。 構音器官でしっかり、はっきり、言葉を発して、鼻腔、口腔、咽頭喉、の共鳴腔を広げて発声しましょう。
■[9161] ○○共鳴○○naka(2014年10月28日 (火) 07時39分)
共鳴のいい人の音色の良しあしに関係する処は @共鳴機関の使い方。A共鳴腔の形。などによりよく通る声、ふくらみのある声、 響きのある声に変化させられるのではないでしょうか? 声に膨らみや響きを透けるには、喉を共鳴しやすい姿勢に置くことが基本でしょう。 あくびをする時の喉の位置、(喉の下がった状態)。 息の通る気道がまるく開いて、喉頭原音の響きが各共鳴腔に伝わりやすくすること。
鼻に抜ける発音(鼻音)、「ナ行」、「マ行」、「ん」は軟口蓋(のど**(確認後掲載)の前部)で調整されていますから、 鼻音以外の声を鼻腔に抜けないように意識しなければいけません。 例ですが、「ア」を発声するときは軟口蓋が空気を鼻腔に抜けないように蓋をしているのですね。 処が「ん」や「ナ行」、「マ行」、「鼻濁音」を発声するときは軟口蓋は働かない状態になると思います。
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