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[8901] 黒人慕情 投稿者:naka 投稿日:2014年01月16日 (木) 00時51分
 

  桜田へ 田鶴鳴き渡る 年魚市潟 潮干にけらし 鶴鳴き渡る  (巻3-271高市黒人)

 (意味)  桜田の方へ、鶴が鳴いて渡ってゆく
         年魚市潟(あゆちがた)はもう潮が引いたのだろうかね
           鶴が干潟の上を鳴きながら渡ってゆくことだよ。

(字解)
   桜田:名古屋市南区に桜田(現在の名古屋の地名)が残っている。
      鶴鳴き渡る:干潮になった年魚市潟を飛び立ち、鳴きながら干潟の上を渡ってゆく。
   年魚市潟は当時名古屋市熱田区・南区あたりにあった干潟と云われる。
   熱田神宮が近いあたりで、この「あゆち」が現在の県名「愛知」の由来だと云われている。
   万葉集で田鶴(たづ)やかもめが居る場所は豊かな国の表現を意味する。

 黒人の年魚市潟の歌もnakaの好きな歌ですが、田鶴の詠まれた歌に赤人のこの和歌の浦の歌も面白い。
潮の満ち引きも場面が違うのが面白い。


 和歌の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴きわたる  (巻6-919 山部赤人)

 干潟が無くなったので蘆辺に向かって引き上げる鶴たちの姿(*^_^*) 面白い。
黒人と赤人のこの歌の対比、シチュエーションのタイミングが目に見えるようで楽しいのだ。


 時代は変わって新島八重さんの歌

 葦田鶴(あしたづ)の鳴くをききつつ うれしくも 米ちゅう文字の 年を迎へぬ   (新島八重)




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