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[8889] 憶良の思い 投稿者:naka 投稿日:2014年01月07日 (火) 23時16分
  
  今日中華料理店「王将」に食事に行った。
隣の席に若夫婦と子供3人とじいちゃんばあちゃんとみられる2人、合計7人連れの家族だ。
一番小さい子がやっと立っちできかけの幼児で衣服から判断すれば女の児みたいだ。
その子が少しもじっとしていない、這い這いで動き回って若夫婦が捕まえて座らせてもまた動き出す。
注文した食べものが来ても残りの6人が食事になかなかありつけない。
本当に赤ちゃんは王様です(*^_^*)   ””可愛い!””
山上憶良の「眼交に もとな懸かりて 安眠し寝さぬ」の気持ちになりましたよ(*^_^*)

  子らを思(しの)へる歌一首    万葉集 巻五〜八〇二

 瓜食めば 子ども思ほゆ
 栗食めば まして偲はゆ
 何処より 来りしものそ
 眼交に もとな懸かりて 安眠し寝さぬ

 (歌意)  瓜を食べると子どもたちのことが思い出される。
       栗を食べると、なおいっそう懐かしく思われる。
       いったい、子どもというものは、どこからやって来たものなのか。
       目の前にむやみにちらついて、安眠をさせてくれない。

万葉集 巻五〜八〇三

 反歌   しろがねも くがねも たまも なにせむに まされるたから こにしかめやも

 (歌意)  銀も金も玉さえも如何程のものだろうか、それより価値のある宝子に及ぶはずも無い。




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