【広告】楽天市場の超ポイントバック祭合計購入額に応じて、ポイント還元12月15日まで開催中

ちろりの仲間掲示板

何か記念に書いてください!

ホームに戻る

おなまえ
Eメール
題 名
URL クッキー
削除キー (自分の記事を削除時に使用。英数字で8文字以内)
文字色
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[8775] 四万十・海恋し・幾山河 投稿者:naka 投稿日:2013年07月29日 (月) 22時53分
 
  四万十に光の粒をまきながら 川面をなでる風の手のひら    俵 万智。

  海恋し潮の遠鳴り数えては 少女となりし 父母の家        与謝野晶子。

  幾山河越え去りゆかば寂しさの はてなむ国ぞけふも旅ゆく   若山牧水。


 ☆ やっぱり俵万智さんて歌のセンスがすごいね(*^_^*)
 
””光の粒をまきながら””とても凡人には出てこない表現です。

 ””川面をなでる風のてのひら”” これもね〜。

「風の手のひら」見たことないけれど見たことがあるような錯覚にさえなります。
風で生まれるさざなみ、トレモロのような水の表面の姿が浮きあがってきますものね。

詠者が今四万十川のどこにいて、どうしているかなど、
そんなこと全く記して無いのに、はっきり透けて見える。凄い情景描写です。

 ☆ 晶子の歌、naka子供のころ””海の遠鳴り””を聞きながら眠った経験あるのです。
数を数えることのできる潮鳴りは海から比較的近いところです。

nakaのふるさとは海から3〜4kmも離れたところでしたが「ゴ〜〜〜〜}と連続音で鳴る音、
これが「潮の遠鳴り」連続音「海鳴り」でした。海の波が高い時に現れる現象でしょう。
父母の家は我が家、遠く離れた故郷を子供ながらに潮鳴りの音で思い起こす。郷愁です。

 ☆ 幾山河はもう何度詠んで味わったことか。
”白鳥はかなしからずや空のあお 海のあおにもそまずただよふ”と並んで若山牧水の傑作中の傑作ですもの。
人生の旅、心の旅、旅の終わりはない。
「日々旅にして旅をすみか)とす。古人も多く旅に死せるあり」奥の細道、芭蕉の銘文にも似ている。
いくら旅を続けても終わりが無い心の旅路、果てない悩みとなって今日も過ぎてゆく。 




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場の超ポイントバック祭合計購入額に応じて、ポイント還元12月15日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板