[8647] 赤い夕陽の故郷
投稿者:naka
投稿日:2013年02月09日 (土) 01時28分
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夕方の空が朱に燃えていたねこの夕べ、明日は晴れるのだろうか? 西の空が真っ赤に燃えたら思い出すんです。赤い夕陽の故郷を。 希望に燃えたあの頃、夢だけはいつも持っていたんですよ。 叶える勇気が無かったね。ふり返る青春時代の意気地なさ。 門口まで行っては引き返し、往ったり来たりで決断できない気弱な日々がありました。 あるものほとんど未知で貧しい暮らしはいけませんね。不安ばかりが先に付きまとって実行の勇気を奮い立たせない。 先ず自分を確立しなければいけないのに、先に人に気を使ってしまって、愚か者と笑われている自分が居ました。 そんな時、自暴自棄、あきらめて故郷へ帰りたい。望郷の念に駆られてしまったことがありました。 心の中はもがいていたのですね。どうしようもないのに、自分は偽りの生き方だったのかもわかりません。 ふるさとの訛り懐かし停車場の人ごみの中にそを聞きに行く (啄木) それもまた青春の1ページでしたよ。赤い夕陽の故郷もまた遠い青春の1ページです。 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の故郷が うらぶれの旅をゆく 渡り鳥を呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ
naka、三橋美智也さんの「ふ〜るさとが〜」と唄うフレーズが好きでね、味ですね〜。 歌は世につれ、世は歌につれ とはよ言ったもんだね。
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