このレスは下記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください |
[989]022 松島ハーフ(10km)を振り返る |
投稿者:本田@長距離M2
|
投稿日:2018年10月26日 (金) 23時21分
|
結果だけ述べますと、部内1位、10kmの部全体で3位でした。 上手く行った試合ですが、こういうときこそ振り返り、勝因を分析することが今後のためにも重要だと思ったので、書き記します。
松島ハーフ(10kmの部)は、アップダウンや海風の影響が大きいタフなレースです。例年、出雲駅伝の前日に開催されます。 うちのチームはこのレースと出雲駅伝で、全日本大学駅伝の出走選手をほぼ決めます。出雲駅伝に出場する人はほぼ決まりなのですが、出雲駅伝に出場しない人は代わりにこのレースに出場します。そのため、駅伝の出走を目指す者にとっては1回勝負の大一番です。1年間の成果を試されているようなものです。
私は昨年、何としてでも部内4位以内に入る(出雲組が4名だったため、この4名と松島ハーフ部内4位以内で8人の出走選手がほぼ決まる形になります)と意気込んで臨み、結果は部内5位で出走権を逃しました。9番手として駅伝を経験しました。あの時感じた挫折感、後悔は今でも忘れられません。 今年は、何が何でも逃すわけにはいかない。かといって、8番手ギリギリを狙っていては昨年の二の舞です。8番以内を狙う、という目標設定では、たいてい8番以内に残れないものだと学んできました。
そこで、今年は「部内トップ」を目標にしました。すなわち、全員に勝利する。
北日本IC、その他過去にも同じような暑いレースを何度も経験したことから、今回のレースも何となくの自信がありました。 台風一過による暑さが想定できたため、爆死だけはしないように、七大戦と選考会同様にOS-1を摂取。起床時間を徹底して調整し、体調を万全に。最初は抑えめで入り、できるだけ足を使わず、5000m過ぎたら踏ん張ってあげていく。
勝因は何か、と聞かれれば、OS-1の摂取ももちろんですが、 ・部内トップを目標にしていたことで、順位に妥協せず粘り抜き、臆することなく自分のレースをすることができた。 ・過去のレースの積み重ねから、自信を得ることができた。 この2点だと思います。 今回松島ハーフで確かに勝ちましたが、よしきさん、南雲さんと一緒に昨年の全日を走れなかった、この事実は嫌でもついてきます。ですが、上手くいった試合も上手くいかなかった試合も、勝ち戦も負け戦も、すべて経験して続けてきたからこそ、よりクレバーに、より粘り強く走り抜き、ついにこの因縁のレースで勝つことができたのだと思います。
また、今回のレースで8番手に入れなかった後輩もたくさんいます。自分自身、昨年の経験が思い起こされます。 長距離に限らず、他パートでも同じなのではないかと思いました。 対校の1種目3人以内、ギリギリの3番手を狙っても勝ち取れる人はなかなかいません。1番手・2番手に食らいつくことで、初めて3番を勝ち取れるものだと私は5年以上掛かって気が付きました。勝つためには、最大限全力で勝ちに行く必要がある。
これは、勝負という点では陸上やスポーツに限らずどこでも同じかもしれませんね。
次回は、明後日開催されます全女について投稿する予定です。 |
|