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| [679]037 16年 |
投稿者：本田@長距離M1
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投稿日：2017年10月27日 (金) 17時37分
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小学生の頃、毎年校内マラソン大会がありました。1年次は同学年で20位でしたが、毎年順位を上げ続け、6年次には3位。
それがあって、中学に進学すると、同期から期間限定の陸上部・駅伝部に誘われました。練習を始めてすごくきつくて、いつの間にか同期が速くなった一方自分が遅くて悔しかったけど、走る楽しさを強く実感して、高校で陸上部を選びました。
最初の5000mは17’58。中学の同期と一緒に走り続けました。たった5000mが、すごく長くて、すごくしんどかったことを覚えています。
その後もどんどん記録を伸ばして、2年次に高校ベストの16’26を出しました。そこからずっと16’26から抜け出せなくて、しんどい思いをして、最後の総体予選も不完全燃焼に終わって、あのときの悔しさが忘れられなくて、大学も陸上部を選びました。
2年次にあっさりとPBを出してから、これまたどんどん記録を伸ばし続け、気が付けば15’30を切っていました。予選会にも何度も出させていただきました。10000mではなんちゃって31分台も出せました。
私は運動神経が良くはないです。たまたま長距離走がはまって、たまたまそこそこできただけです。陸上競技以外の道もあったかもしれません。フツーの大学生みたいに、毎日飲み会したり女の子と遊んだり、講義をサボって単位を落としたり、そうした生活の方が楽しかったのかもしれません。
でも、私は陸上競技を8年、「走ること」に焦点をおけば16年、後悔は少なからずあるかもしれませんが、実直にやり続けてきてよかったと思っています。失ったものは多いかもしれませんが、得られたものも多かったです。
私はまだもう1年ありますが、来年は走れるかどうかまったくわからないので、今回の全日がひとつの集大成、区切りになるかと思います。そのつもりで残りの日を過ごしていこうと思います。
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