「なんでもないこと」を読ませていただきました。

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[172] 「なんでもないこと」を読ませていただきました。

まったり茶++ - 2009年01月11日 (日) 11時07分: 「なんでもないこと」を読ませていただきました。

　愛に満ちた家族の様子がよく描かれていると思います。
　特にレッシュが１番慕っていたシャロンについては、予想もしなかった憎しみのような言葉を聞かされながら、その時のおそらく受けたはずであろうショックと、それから派生する心の叫びなどが、くどく描かれずに、あくまでただ淡々と進まている書き方が、逆に今のレッシュの思いを表現しているようにも思えて良かったと思います^^

　全体的に過去に思いを馳せるという視点だったので、彼に何があって、どういう結末になったのかがしっかり伝わることが、もちろん重要だと思います。その点では、現在と過去のレッシュが一変してしまったことと、その悲しい理由が問題なく伝わってきていると思いますし、文章のまとめ方もよくて、スラスラ読めるような雰囲気もとても良かったと思います。

　題名の「なんでもないこと」は、実は意味深いものなのだと感じました。

　最後の憎しみの詳しい意味も含めて、本編の方を知っていた方が面白そうですので、これからじっくり読ませていただこうと思います^^

[173] ありがとうございます！

ＴＥＲＩＫＯ＠管理人 - 2009年01月11日 (日) 16時49分: まったり茶++さん。わざわざサイトまできていただいてのご感想ありがとうございます～。

リクエストを受けたときは、本編「摩天楼の翳」の番外編として書いてみたい題材ではありましたが、果たしてレッシュの平穏なころってどういうものなのだろうと非常になやみました。
結局、考え付いたのは、まさに「なんでもないこと」でした。
彼が最後に恨み言を述べている“カズ”への復讐心を寄り募らせる、かけ離れてしまった姉との思い出を一生懸命考えてみました。

どうやらお気に召していただけたようで、とても嬉しいです。
本編も読んでくださるとのことで、小躍りして喜んでおります。お気に召していただけたらまた、一言なりとも感想をいただけたらありがたく思います。
ではでは、このたびは丁寧な感想をありがとうございました。