[12] 「摩天楼の翳」ROUND4読了いたしました |
- 森崎 - 2006年07月04日 (火) 10時44分
TERIKOさん、こんにちは! 「摩天楼の翳」ROUND4完結、おめでとうございますー! 先程読了させていただきましたので、早速その感想を。
大樹さんはやはり、ご無事ではなかったですか……。 物語の流れからしてそうかな、と思っていたのですが、実際そのくだりを目の当たりにして、秀明さんの心情を思うと読者としても辛いですね。秀明さんは秘書として、闇の部分に踏み込み過ぎていたんでしょうね。息子たちを助けたい、と言う思いは伝わって来ていただけに残念ですが、ご都合ではなく手を抜かない書き方はさすがだな、と思いました。 そして大樹さんの死を知らされて激昂する結さん。彼にも息子さんがいるから、だからこそ秀明さんの気持ちが理解できて、彼らしからぬ怒りに繋がったのでしょうね。 とは言え、それでも結さんは激昂するタイプだとは思っていなかったので、このシーンは読んでいて、その苛烈さにぞくりとしました。
それと、実はこっそり気になっていたのが、エリーちゃんと照子さんの再会シーン。 照子さんが「一瞬小首を傾げた」のはどうしてかな、何か意味があるのかなーと密かに思っていたのですが、(11)を拝読して腑に落ちました。 エリーちゃんの成長に気付いて驚きつつも、彼女が既に「大人の女性」であると認めて、あえて驚きを表に出さない照子さんは、気配りのできる素敵な女性だな、と思います。
エリーちゃんの可愛らしいのは言うまでもなく(笑) 結さんのお家でどんな生活を送っているのか、もっと拝読してみたいです。お仕事中はもちろんカッコいいのですけど、淳くんとトランプをしているエリーちゃん、たまらなくキュートでした。きっといいお姉さんでいるんだろうなー。
レッシュくんについての言及が、何だか気になっています。 今後、信司くんに刃を向けることがあるのかな、と思うと、そうならないといいなーなんて思ってしまう私はまだまだ甘ちゃんですね(苦笑)
いつもながら雑然とした感想ですみませんー(汗) 加筆の際のお役には立てないかと思いますが、これからもファンのひとりとして応援しておりますー!
追記。 前回「花散る路で」についての感想にレスをいただいた際、一緒に写真を見せていただけたこと、感激しておりますー! やはり素敵ですね、京都。修学旅行で行ったきりなので、また訪れる機会があれば、と思っています。
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