[129] ROUND7(3)まで拝読しました。 |
- すおう - 2007年07月29日 (日) 19時58分
TERIKOさん、こんにちは。こちらではご無沙汰しております、すおうです。 「摩天楼の翳」、ROUND7まで拝読してますので、その感想を書きにお邪魔いたしました!
では早速……と言いたい所ですが、どこから感想を書いたものやらっ! もし、何だか混乱したような感想になっていたら申し訳ありません。 まだ、うまく整理できてない部分があったりするのです><!
ROUND6の後半から、怒濤のような展開を見せ始めたストーリーは、 留まるところを知らないかのように突き進んでいますね。 危ういところを何とか保っていた均衡が、レッシュの死を機に、 一気に崩れ落ちたように感じています。
……ああ、出来れば言わないで過ごしたかったものを言ってしまった! レッシュの死! これにはすごく驚き、そして泣いてしまいました。 基本的に、シリアスFT小説については、 考えられる一番悲しい展開・怖い展開を想像しながら読み進める癖があるのですが、 その想像のいずれとも異なっていました。 結たちと初めて出会ったROUND1、空港で面白い会話をしてたROUND2、 結との夢のタッグを果たしたROUND5と、色々と名場面を読み返して思い出に浸りに行ってしまいました。 緊張感は保ちつつも、どこか平穏ですらあった以前のことが、まるで幻のように思い出されます。 あははって笑いながら拝読していたのが、何だか懐かしいなぁ……。
何処か客観的に思っていたはずのレッシュが突如としていなくなって、 リカルドの心が徐々に徐々に傷を深め崩壊していく様が、 ものすごく悲しい。そして、それでいてとてつもなく見事でした。 共に歩んできたものの大事さは、いなくなってすぐに分かるものではなく、 時間が経ち、周囲のものの変化に振り回され、それでようやく気付いていく。 復讐心を燃やすリカルドを止められる者はもはやいるとは思えませんし、 傾き始めた天秤は、もう元に戻ることは知らず、ただただ堕ちていくんでしょうか。 “C”も、恐らく誤解のままに殺されてしまったしなぁ……。 いまだ影に潜み続ける間ノ井の存在が、とんでもなく恐ろしく不気味で仕方ありません。 どうか、せめて結たちだけでも乗り越えていってくれますように。 切に願ってやみません。
続きをちょっぴり怖がりつつも、楽しみにしています。 ではでは、本日はこのへんで。またお邪魔します。
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