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[8] 「花散る路で」を拝読しました 森崎 - 2006年06月21日 (水) 11時44分 しんみりするいいラブストーリーでした！ 章彦くんに惹かれて行くミサキさんが可愛らしくて堪りません。 恋をしてうきうきとはしゃぐ気持ちと、けれど彼の心情を汲んでそっと身を引く気持ちとがすごくよくわかります。 ミサキさんはよくできたお嬢さんだなぁ。章彦くん、もったいないなぁ(←ちょっと本音) 「収入のないヤツから金は取らない」と言う台詞はカッコいいですね！ カッコいいのに浮ついてなくて、リアリティある台詞だと思います。 あと個人的に「恋愛過程での呼称の変化」は書き手としても読み手としても注目しているところなのですが、すごく自然に訪れているのがすごいなぁと思います。 初めて相手の名前を呼ぶ時ってどきどきするんですよねー！　そしてせっかく呼んだのに、相手が意識していないと悔しかったり(笑) そして章彦くん、喫茶店を出るまでは一度としてミサキさんの名を呼んでいなくて、最初の自己紹介で聞いただけなのに、ちゃんと憶えているのがえらいですね。愛想がないように見えて(こら)気配りの人なんですね。 本当に素敵な人。ミサキさんが惹かれるのもわかります。 ラストシーンは切なくてきゅっとしました。 短い間に芽生えた恋をずっと大切にしてきたミサキさんの気持ちが、ほんの少しだけでも報われて、本当によかったです。 ところで物語の舞台は京都なのでしょうか？　「哲学の道」と言う素敵な散歩道があるのを聞いたことがあります。一度行ってみたいと思っているところです。 いつもながら散漫な感想ですみません……！ 素敵なお話をありがとうございました！ http://www.geocities.jp/tinygarden1130/

[9] ありがとうございます〜 ＴＥＲＩＫＯ＠管理人 - 2006年06月21日 (水) 12時07分 「花散る路で」のご読了ありがとうございます！ 初めての恋愛ものなのにのって書いた作品でした。これはキリ番リクエストだったのですが、リクエスト者さまが大筋を指定してくださったおかげですね。 「収入のないヤツから金は取らない」というのは、実は働いていたころのわたしのポリシーでした。 学生相手だったので自然とそういう考えになったのかもしれませんが、改めてみるとキザなセリフですよね（笑）。 そうそう、呼称の変化はちょっと頭をひねって考えたところなんです。お褒めいただきとてもうれしいです。ミサキは一生懸命なのに章彦ったら（笑）。 章彦がミサキの名前を一度で覚えたのは、きっと気遣いじゃなくて、そうしろと教育されたのだとわたしは思ってます。でも、一度言った名前を覚えてもらっているのって、どんな理由でもうれしいですよね〜。 リクエスト時に切ない物語を、といわれていたので、ほかの方にも切なく感じていただけてよかった〜。 物語の舞台は、京都の哲学の道を想定しています。書いた当初は行ったことがなかったのでもっぱら観光サイトに頼りきりでした。今年の春、本当はリクエスト者さまと一緒に行くはずだったのですが、彼女は都合でこられずに残念がっていました。 ちなみに、そのときの写真はhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~teriko/battle/gdiary2006/syuzai.htmlです。 葉桜だったのでちょっと残念でした。

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