[49] ROUND3と4の感想でーす。 |
- すおう - 2006年08月10日 (木) 16時02分
こんにちは、すおうです。感想書きに参上しました〜。
チャット明日の夜ですねっ!わくわく! 私の方は、父が寝付いてからなので(笑)、22時から23時にお邪魔できるかと思います! 今からめちゃめちゃ楽しみです!!
ではでは、本題の感想を。 ROUND3とROUND4の感想になります。 まず、恒例(?)の誤字報告をば。
・ROUND3後編 (レッシュと邂逅、そして戦闘へ) (やはり闘うことになるのか。想定していたとはいえ、厄介だな)のやや下、 転倒はまぬかれるが、その後すぐに〜 →転倒はまぬ[が]れるが、その後すぐに〜
私の気づいた限りでは、ROUND3の誤字はこれだけです。
・ROUND4前編 (エリー達の大学での場面の次、結が三原のマンションへ) エリーを公園に送った後、結は三原英明の住むマンションへと向かっていた。 →エリーを公園に送った後、結は三原[秀]明の住むマンションへと向かっていた。
・ROUND4前編 (三原のマンション、中川組下っ端がもたらした有益な情報) 追っ手の目を盗んで〜〜上層部は彼らを見晴らせていたのだろう。 →追っ手の目を盗んで〜〜上層部は彼らを見[張]らせていたのだろう。
・ROUND4中編 (最初の場面、エリーの考え事) ここで根を上げるわけにはいかない→ここで[音]を上げるわけにはいかない
・ROUND4中編 (カーチェイス後、公園に到着) それからは何事もなく、どうにか公園に駐車場にたどり着いた。 →それからは何事もなく、どうにか公園[の]駐車場にたどり着いた。
・ROUND4後編 (エリーと章彦の会話、照子の話) これくらいの捜査で根を上げるなど、といわれるかと思っていたが →これくらいの捜査で[音]を上げるなど、といわれるかと思っていたが
・ROUND4後編 (家にて、エリーの話をする照子) 親戚の人が会うたびに『大きくなったね』って言ってたが判る気がしたわ →親戚の人が会うたびに『大きくなったね』って言ってた[の]が判る気がしたわ
以上でっす!ではでは今度こそ本題に。
ROUND3での“C”の登場は、スパイスが利いていていいですね♪ 闘いが多いのでやはり男性キャラが目立ちますが、 こういうお色気姉さん(?)の存在は純粋に嬉しかったり。 “C”のおかげで、エリーやレッシュ、リカルドさんの新たな一面も いろいろ見れたことだし!(ニヤリ) グッジョブです、“C”。
間ノ井はROUND3、4含め非常に気になるキャラですね。 レッシュとリカルドさんとは別種のこわさがあります。 レッシュやリカルドさんが、鷹や鮫のような好敵手的存在なら、 間ノ井は背筋を這う毛虫とかムカデのような。(←ものすごい喩え) こういう得体の知れないこわさを持つキャラって、 読者の私としては気味が悪くてあやしげで、鳥肌が立つのですが、 作者のTERIKOさんから見れば、物語を盛り上げてくれるしで 色々おいしくて味のあるキャラなんだろうなぁなどと考えつつ。
ROUND4でその間ノ井が日本進出に関して結から指摘を受けて 表情を動かす場面がありましたが、 同じ内面を見せるというシーンでも、他の敵キャラと違い、 こっちはえらく不気味に仕上がってますね。 うーん、こういう書き方もあるのか、と勉強になりました^^
エリーは、結の前で泣いて、少し前進することができたんだなと、 こちらは安堵の息をつきました。 本当に、エリーは結のような「優秀で厳しい教育者」に 出会えてよかったと思います。 最後にはジェンキンズさんをお父さんと呼べるようになっていたし。
対して、レッシュの過去へのしがらみは、まだまだ続きますね。 「カズ」に関する謎は、まだまだ続いていてもらわないと困るので、 レッシュはとことん苦しむんだろうなぁとは思いつつ(苦笑)、 過去についてちょっと前進できたエリーとは対照的だなと思いました。 でもリカルドさんの元にいることで、彼が安心感とか居場所とかを 感じていられるなら、それはすっごく救いだな〜と。 ……っとここまでまじめに書いたところで、 「盗聴器編」を思い出してしまい、笑ってしまいました。 あの作品、威力すごすぎです!!(爆笑) ああ、シリアス感想が台無しっ!!!
ROUND4は何回かの驚きと「ああさすが」の場面がありました。 驚きの一つめは、結が結婚したことと、あれから五年の歳月が経っていたこと。 夢に大事な過去を挿入して日常に持っていく場面は秀逸だなと思ったのですが、 「え、結婚!?」果ては「わわ、二人の子供!?」と驚きが続き、 最初だけ、ちょっぴり置いてけぼりな気分になりました><。
二つめは黒崎くん! おお、大人になったな〜と我が子でもながめるような気分になりました。 まだまだきっちり外向的とは行かないだろうけど、前を考えればすごい成長ですよね。 自分の立場も、他の人が自分をどう思っているかも冷静に分析している彼は、 今や手のかかるワンコを脱し、さながら有能な警察犬のようです。 ちょっぴりシェパードを連想してしまいました^^
あと一つは結の激昂の場面。 時々声を荒らげることはあっても、基本的に冷静だと思っていたので、素直に驚きました。 これも五年の歳月がたっているせいでしょうか。 「お父さん」になるということは、男の人を強くもするし弱くもするんですね。 驚いたけれど、後書きを拝読して笑ってしまいました。 ああ、TERIKOさんにいいように手玉にとられているっ!!(笑)
「ああ、さすが」は、先ほども書いた間ノ井の件と、もう一つは大樹君の件です。 弟が見つかった、父親も見つかった、でも兄のほうだけはいつまでも見つからず、 といった状態にこれは何かあるなと踏んではいました。 それで、秀明氏の『息子達を守るために帳簿を持ち出したのに〜』という言葉を経て、 ああ、これはTERIKOさんなら、ここですべてが大団円なんて妥協はしないだろうなと。 秀明氏と正樹くんには気の毒な話ですが、大樹くんが無事だったら きっと結が何よりも代え難い家族を持ったという状況が生きないだろうしなぁなんて、 最後は物書き視点で考えたりもしました。
五年前にパートナーを解消したあとも、 エリーのなかでは結の存在は大きくて、 それを励みに頑張ってきたと分かるシーンでは思わず顔がほころびました。 結がエリーを見直す場面も、エリーの成長が間接的にも伝わってきて、嬉しく。 TERIKOさんの書かれる文章は、読みやすいばかりでなくて、 キャラ達がほんとうに相手を認めていること、大事に思っていることが 伝わってきて、すごく面白いです。
よっし、今回も案の定長くなりましたが、このへんで。 ROUND5を拝読次第、またうかがいまーす♪ それでは、明日お話できるの楽しみにしてます!!
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