[41] ちょっぴり意表をついて…… |
- すおう - 2006年08月07日 (月) 01時08分
ちょっぴり意表をついて番外編から読んで見ましたよの巻。 現在8月6日から7日に変わったあたり……A&Cのチャットを覗きに行って、誰もいないばかりか つい何分か前にTERIKOさんがいらしているのを知って、ものすごい後悔に襲われましたすおうです><。 あ〜悔しい。せっかくお話するチャンスだったのにぃっ!!
で、では気をとりなおして! 摩天楼の翳、ROUND3まで読み終わっているのですが、ROUND4と同時にお送りしたいので、後日ということで。 今日はバックボーンストーリー、レッシュとリカルドの邂逅の2作品と、 「キレる青井さん」シリーズのなぜか盗聴器編を先に読んだのでその感想を(笑)。
>>バックボーンストーリー、レッシュとリカルドの邂逅 最初に思ったのは、主人公たちの敵もちゃんと「人間」であることを意識されてるんだな〜と。 ROUND3のあとがきに興味深いことを書いていらっしゃったので、抜き書き抜き書き。
>実は、わたしの描くキャラクターは、敵役でもどこか憎めないような設定をつけていたりします。 >今まで、わたし自身が「根っからの悪人」を描くのが少し抵抗があったのです。 >しかし、わたし自身のステップアップも兼ね、いっそ誰からも嫌われるようなキャラクターを >書いてみたいと思うようになったのです この部分、すんごく同感です。敵をつくっているうちに、彼らの過去も考えて、愛着すら持つようになる。 でも何年か前に、本屋さんで『憎悪』なんて題名の物騒な本を衝動買いしまして(汗)。 そこに、「常人に理解できる範疇を超えた部分で、自身以外のあらゆる物を憎んでしまう人もいる」、 そして「『更生』ということがまったく無意味な人間もいる」と書かれてありました。 基本的にどのキャラも「人間」であると考えていた私には、衝撃的でした。 あ、話だいぶずれてますね、っていうかこれROUND3の感想になってる……。
ま、まあともかく、リカルドさん(さん付け必須です・笑)とレッシュは間ノ井とは異なり、 悪人だけど憎めないところがある、つまりそれは「人間くささ」にもつながってきて、 彼らの過去話へと膨らんだのかなぁと色々考えました。(ムリヤリ話を戻す・笑)
「闇の炎」でレッシュが背負ってしまったものが、あまりにも重くて、 彼は心の弱さゆえに、また同時に猛る心の持ち主でもあったために、復讐を生きる道としたんだなぁと。 闇の炎の奥底の、隠された弱さ・脆さのようなものが感じられて、 レッシュが(ROUND3のときにも感じましたが)すごくリアルで身近に感じられました。 レッシュとリカルドさんなら絶対リカルドさんだなと思っていた私ですが(おじさまが好きなのです・笑)、 この2作品を読んだあとでは、レッシュの株がぐぐーんと上がってました♪ でも、こうなると、「摩天楼の翳」での決着のつけ方が気になりますね。 ついてほしくない、けどついてしまうんだろなぁと、ワクワクとどきどきでいっぱいです><。
>>「キレる青井さん」盗聴器編 「思いもよらず、リカルドさんとレッシュの会話がアヤシイ方向へ!?」とあれば先に読んでしまうのが人情ってもんだ!(笑) でもバックボーンストーリーを拝読した直後だったので、衝撃が絶大すぎました。抱腹絶倒! ROUND2の空港での小咄も大いに笑わせていただきましたが、こっちはもう、あーお腹痛いです。 バックボーンストーリーからいきなりこちらに飛んだせいか、「二人の間に信頼関係が〜絆が〜」などと 自分を納得させようとしては笑ってしまって、もう大変だったです(←余計な努力)。 で、でも、出会いのシーンを考えれば、リカルドさんもレッシュにマッサージなんて任せるようになっちゃって、 もう……右腕として信頼してる証拠ですよねっ!!ええ話やっ!泣ける話やないかぁ〜!!(笑) 一人貧乏くじをひいた青井結氏には、ただどんまいと……(笑)
それでは今回も長々としてしまいましたが、ROUND4を読んだあと、また長々とお邪魔します^^
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