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日本シリーズ初戦 |
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Bump
(148)投稿日:2005年10月23日 (日) 10時49分
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。。。完敗であった。
初回、赤星が四球で出塁。これで勝った、、というか、先取点が入ると思われた。みんなに注目が集まる中、初球を見逃してワンストライク。続く二球目に赤星は絶好のスタートをきる。が、その球を鳥谷が打ってしまい、ファールでツーストライク。 シーズン中と同じようなスタンスでの鳥谷の打撃だが、ここは「待ち」だった。ツーストライクになっても、ノーアウトランナー二塁を演出する気持ちが欲しかった。ここで3割試合が決まったといってもいい。 逆にノーアウトランナー二塁になっていたなら、完全に阪神優位で初回の得点を獲得できたはずだ。日本シリーズを争う7試合・短期決戦の大事な大事な局面であったのだ。鳥谷はわかってなさすぎる! このまま阪神がシリーズに敗れるような事になれば、間違いなくA級戦犯は井川を越えてこの鳥谷の1球のファールだ!
あげくに外角の沈む球にあっさり三球三振。 気合いも気概も感じられない覇気のない三振だった。 赤星・金本にマークが集中する中、間違いなくポイントになる2番の打順。この短期決戦においては、頑固な岡田監督も柔軟になって欲しい。 オイラの提案は2番関本だ。右打ちがうまく、チームのために犠牲になる気持ちも強い。ここ一番ではパンチのある長打もある。 早急にオイラの意見を取り入れて欲しい。
そしてそのあと、金本がゲッツーとなってチェンジになるわけだけど、ココの西岡の守備が素晴らしかった。 三遊間をあけてセカンドよりに守っていたとはいえ、打った瞬間はセンター前に抜けたと思われた。それをなんとセカンドベースをこえたあたりでキャッチするとそのままセカンドベースを踏んでファーストへ転送。ゲッツーを完成させてしまった。 鳥谷の大ミスを挽回するかと思われたセンター前の打球は、外野に達する事なく西岡の美技の前に沈んだ。
初回にシリーズを左右する大きなポイントがふたつ。
そしてあとは。。 言うまでもない。井川だ。 腰が高い。足が突っ張る。全然腕が振れていない。 まぁ、ある程度は予想できた結果ではあったが、あまりにも無惨な結果になった。 この試合だけではなく、もう一度登板機会があるはずなので、そのへんよおおおく考えて修正して欲しい。 岡田も5回表、藤本の犠牲フライで同点になった時点で井川を見切るべきであった。
対するロッテ打線、バレンタイン・マジックは次期ミスター・ロッテの今江をなんと2番に抜擢。スターティングメンバーを見て「ええっ!?」と声をあげた。結果はこの2番が火を噴き、井川を撃沈する事になるのだから恐いものである。
両チーム、互いに盗塁王の先頭打者をマークしたあとの2番打者の出来が明暗をわけた一番となった。
さて、気持ちを切り替えたい2戦目。ロッテは予定通りのサブマリン渡辺。間違いなく2点以上はとれないぞ。 対して阪神は下柳ではなく安藤を2戦目に持ってきた。 最多勝男がこれでは、シリーズ中2回投げられないかもしれない。 このローテが吉とでるか凶とでるか。
今日負けたらかなり追いつめられる。そのプレッシャーに安藤は勝てるのか・・?
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