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2005年 |
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(118)投稿日:2005年02月28日 (月) 09時35分
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いよいよオープン戦がはじまった。 まず、杉山。 直球にノビがなく、変化球にもキレがない。 体からエネルギーが感じられない。 去年から体が大きくなった風にも見えないし、あの投球では背中のエースナンバーが泣くぞ! 対して昨日の先発の太陽が素晴らしかった。 体中から気迫が感じられ、内角の直球でグイグイ押していた。 圧巻は3回最後の打者、平野と真っ向勝負。 ストレートを待っている打者に対して直球勝負を挑み、 2球振り遅れで粘られたあと、内角ストレートでバットをへし折っての 投直。リハビリの成果か、体もさらに大きく引き締まっている。 一年間、焦らず無理せずケガのないように頑張って欲しいものだ。
中継ぎとして期待のかかる藤川球児も順調。 ウィリアムスと黄金のセットアップコンビを組んで、抑えの久保田へ。 ここがしっかりしたら、断然強い。
野手では赤星、藤本の仕上がりがいい。 特に藤本。右に左に、強い打球が打てている。打席でも余裕が感じられるほど安心して見ていられるのだ。
その藤本をセカンドに追いやって遊撃におさまる二年目の鳥谷。 キャンプから紅白戦と順調に過ごし、今年は違うなと思わせるものがあった。頭の横でバットを構えて、テークバックから最短距離でバチン!と球を叩けるようになった。紅白戦、いきなり内角をライトへホームランした打席がそうだ。2005年、ニュー鳥谷を期待させるものがあった。 が、しかしこのオープン戦の2戦を見ると、あっさり去年のカタチに戻っている。オープンに構えたスタンスこそ変わっているものの、テークバックからバットのヘッドが頭の後ろ、離れたところででくるん、とまわる。遠回りしてバットが出てくるのだ。 あれでは課題の内角球は、去年同様打てない。 まさに、もとのもくあみ。 クリーンアップを打てる力があるのにいかにももったいない。 なんだろう、、、不器用なんだろうか?
あとは外国人が依然として未知数だ。 スペンサーはそこそこやれそうだが、穴も大きそう。
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