No.3745 ほんの少しコメントを 投稿者:杉江香代子 投稿日:2022年05月18日 (水) 10時18分 |
遅ればせながらほんの少し…私なりのコメントを。
この詩は書き出し2行「話上手なあなたでも 作り話は下手でした」が素晴らしいので、後は流して書けば良いかと思いました。萩原先生のアドバイスに従い、1番で伊豆を分からせるならば「夢列車」→「踊り子に」とすれば伊豆と万人に連想させる事が出来るような…。
2番は「つらい雨です 涙雨」と雨を描いております。雨に「白い障子の眩しさよ」と有りますが、過去形の恋の未練を引きづりここまで来たのですよね?…「白い障子が 迷わせる」または「…惑わせる」などはどうでしょうか? ここに1番の沈丁花と同様に上品な「白」が障子として描かれているので、シャコバサボテンの「紅」は要らない様に思います。また、シャコバサボテンをここに入れると詩のリズムが壊れる様にも思います。他の素敵なフレーズがないでしょうか?。
「恋心」→「この恋を」と持ってきて、終わってる恋なので想い出は2番に任せて、3番の最後の2行は1番の書き出し2行と同様に、この旅で気持ちに切を付けたと言うような、未来に向かった明るい展開のフレーズで閉めたらどうでしょう。「現在・過去・未来」の構成になり、「恋のなごり」の題にも繋がると思います。
自分の詩は良く分からないのに、人の詩にお節介しておりますことを笑って下さいね^^*。
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