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[ 2011年07月07日 (木) 21時20分 ]
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| お名前 |
とら
ほんに ファンだね …！ 別荘 |
| 書いた |
おトモダチの「てでぃ」様による、ガラスの仮面老舗サイト「ガラかめADDICTION」が、
サービス提供終了によりクローズしてから早一週間。。。
更新はなくても、旧作置き場、アーカイブとしてだけでも復活しないかな…と気長に待っています。
でも一体いつ再オープンとなるかは謎……くすん。。。
という訳で、今日は強引にも「ガラかめADDICTION」内の交換日記「紫な薔薇日記」より
ワタシの投稿した2001年7月7日の交換日記を、てでぃちゃんには無断ですが（←おいおい!）貼り付けてしまいます。
うう、てでぃちゃん。。。クレームでもクリームでも受けとめるから…………気長に。
でも気長に待つつもりだけど、どうかサイト再オープンしてくださいね〜。（いや、ここで言ってもな……）
てか二択、どっちにしても「待っている」だ。（＾◇＾；）
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[7] 月影千草 様
あなた を 愛している！ 田舎 [ 2011年07月07日 (木) 21時23分 ]
七夕日記 1. 今日の気分一年に一度・・・
今日は七夕。
嗚呼一蓮、今日は星々でさえ、一年に一度の逢瀬を楽しむというのに。
でも今年こそ、あなたに逢える予感がします。
でも去年も、一昨年も、その前も、そう思っていたような気も・・・
なぜかしらね、一蓮。
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[8] 桜小路優 様
こんな切ない 恋に 落ちていた… 荒野 [ 2011年07月07日 (木) 21時26分 ]
七夕日記 2. 今日の気分 流されて行くんだ・・・
母と妹と舞とに囲まれて、（女三人で**(確認後掲載)しいとはよく言ったものだね）
僕は笑いながらケーキを食べている。
二十歳もとっくに過ぎたいい若い者が、こんなことで良いのだろうか。
やっぱり名前の通り、優柔不断なのかな。
僕は舞にはっきり好きだと言ったことは、あったのかな。
知らない内に、いつの間にか「彼女」という事になっていたような、そんな気がする。
（ひどい言い草だけれどね）
家族と彼女に囲まれて、ニコニコと好青年を演じているけれど、
どうしたって心の中には隙間風が吹いて行くんだ。
マヤちゃん、君は今日が僕の誕生日だって、知っていたかい？
（七月七日は桜小路クンの誕生日です・・・ｂｙ とら）
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[9] 姫川亜弓 様
このひとときを のがしたくない [ 2011年07月07日 (木) 21時29分 ]
七夕日記 3. 今日の気分 家族っていいものね・・・
本当に珍しい事に、パパもママも今日は揃って家にいた。
しかもパパったら、どこから貰ってきたのか、笹飾りを持って来ていたわ！
短冊に願い事を書くなんて、小学校の時以来じゃないかしら。
早めに夕食を済ませた後は、パパもママもばあやも、
皆で揃って短冊に願い事を書いて、吊るしてみたわ。少し気恥ずかしかった。
ママは「家族の健康 亜弓に素敵な出会いがありますように」ですって。
でもパパは、あと十年はパパと一緒に暮らしてくれないとな、なんて。
私がちょっと上目使いに睨んだら、
「カンヌ映画祭 パルムドール（アカデミー外国語映画賞も可）」って書いていたわ。
子供みたいね。でもそんなところも好きよ、パパ。
私の願いは決まっているけれど、それはお願いするものではないの。
私が自分で努力して勝ち取るものよ。
私のこの気性はちょっとママに似ているかしら。
ママだってそんなお願い事をするタイプじゃないもの。
いつだって今日の気持ちを忘れないように。
「後悔しないために、今出来る事を精一杯頑張ります。 亜弓」
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[10] 鷹宮紫織 様
あの方 を やっちゃうぞー！ 大気圏外 [ 2011年07月07日 (木) 21時32分 ]
七夕日記 4. 今日の気分 恋の炎を燃やすのよ・・・
今日は七夕。一年に一度、織姫と彦星がデートする日ですわ。
星々の寿命は、か弱い私の命とは比べ物にならないほど長いものだとは思いますけれど、それでもやはり一年に一度だなんて、可哀想なカップルですわね。
真澄様、お忙しいあなた。
それでも今日はお仕事を早めに切り上げて、わたくしに愛に、いえ、会いに来て下さるの。
紫織、とても嬉しくて今日は朝から何も手につきません。
それでも、七夕の飾り付けを一生懸命いたしましたのよ。
ああ、早く見ていただきたい。早く、早く・・・そうよ、見ていただければ良いんだわ。
ばあや、この笹竹を大都芸能に至急届けるよう手配して頂戴。
うふふ真澄様、驚かれるかしら。それともご迷惑かしら。
でも、愛しい婚約者からの心をこめた贈り物ですものね。きっと感激なさるに違いないわ。
そうそう、心をこめたおもてなしがもう一つありますの。
これは、夜になるまでのヒミツですけれど、ホタルを５００匹狩り集めさせましたの。
真澄様、貴方をお庭にご案内いたしましたら、一斉にホタルを放ちましてよ。
ああ見せて差し上げたいのよ、小さな虫達が、健気に恋の炎を燃やすところを・・・！
ね、それから私達も・・・真澄様、わたくし達も・・・うふ、うふ、うふふふふふ・・・
（怖い・・・）
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[11] 速水真澄 様
こんな切ない なんて チビちゃん 職場 [ 2011年07月07日 (木) 21時35分 ]
七夕日記 5. 今日の気分 ひどい男だな・・・
紫織さんから笹竹が大都芸能に届いた。（ご丁寧に色とりどりの短冊まで付けて）
彼女の好意なので無下にも出来ず、とりあえず会社受付に大きい笹を、社長室に小さい笹を飾る。
結構社員は面白がって、願い事などを書いて下げていたようだ。
俺のデスクの横の笹飾りにも、秘書室の女性達が、短冊を吊下げていた。
その日の夕方、豆台風が社長室に上陸した。
水城君が帰るところで彼女に気付き、ここまで連れて来たのだ。
丸い目を更に真ん丸くして、彼女の目は笹飾りに釘付けだ。
「速水さんの社長室にそんなものがあるなんて、信じられない。」と言う。
短冊もまだかなり余っていたので、願い事でも書いてみるかと差し出すと、
更にこぼれ落ちるのではという程目を丸くして、
「速水さんが、いろがみ持ってるなんてのも、すごく似合わない。」と言う。
確かにな、俺だって信じられなかったさ。
社長室のソファにマヤと向かい合いに座って、赤やら青やらの短冊に願い事を書くなんて。
皆どんな事を書いているの？と、彼女が笹飾りを見やる。
「ダイエット目標5ｋｇ！ 恵子」とか、「素敵な彼氏が欲しい 美香」とか、そんな短冊に混じり
「有休消化 冴子」というのがあって、彼女はひとしきり笑っていた。
「速水さんのはないの？」と聞く。
「ないさ。」と答え、それでも「紅天女獲得」と書いてみた。
微妙に間があったのは気のせいか。彼女は紅い短冊を手に取り、
「本当に仕事の鬼なんだよね。」と言いつつ
「速水さんが自分でとっくにあきらめてる、かないそうもない願い事がかないますように」そう書いた。
顔を突き合わせて座っていた彼女の瞳が、こちらを覗き込む。
「紅天女の願い事なんですから、絶対叶います。ね、私が保証します。」
言葉も出ない。
その時、マヤの腹の虫がぐううと鳴って、彼女は耳まで顔を赤らめた。
はっきり言って助かった。こっちが赤面する所だったが、思い切り笑って、お終いだ。
視線が眩しくて、心臓に悪かった。
「私が保証します」か・・・君は何にも判っていない。
ああしかし、婚約者殿の贈り物の前で、こんな会話をマヤと交わしているなんて
俺は最低の男だな。
（なぜマヤが大都芸能に来たのか、社長は気にも留めていないようだなぁ・・・by とら）
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[12] 北島マヤ 様
あたし あなたが …！ 都会 [ 2011年07月07日 (木) 21時38分 ]
七夕日記 6. 今日の気分 どうしよう、どうしよう・・・
速水さんに会いたかった。会いたくて、会いたくて、たまらなかった。
大好きって気持ちが、もう大きくなりすぎて、苦しくてたまらなかった。
会って何を言うつもりなのか、自分でももう分らなくて、それでも、会社の前まで来てしまった。
「私、アナタガ好キデス。」
あたしは本当に、速水さんにそういうつもりだったんだろうか。
入口のところでちょっとグズグズしていたら、偶然水城さんに会った。
「社長に会いに来られたのね、今日はもう会議も会食の予定もなくてよ。」と
一直線に社長室まで案内されてしまった。
びっくり。そうか、今日は七夕だったんだ。
でもまさか、速水さんの社長室に七夕かざりがど〜んと置いてあるなんて、普通想像しないよね。
なんか成り行きで、願い事とか書いてみたりして、本当に私は、何しにあそこに行ったんだろ。
色々な願い事が下がっていたけど、きれいな筆文字で、
「お仕事頑張ってくださいね」と書いたのがあった。
名前は書いてなかったけれど、きっとあの上品で美しい人が書いたんだね。
それでも私も、速水さんにお願い事を書いてあげた。（速水さん、びっくりしてたみたい）
でもお腹がなっちゃってすごく恥ずかしかった。もうやだ、私・・・！
「デザートが食べ放題のイタリアンでも行くか？」なんて言われてしまった。
まるで、食べ物に釣られてお供したみたいに思われているんじゃないかしら！
ああもう、もう、幸せなのか、不幸なのか、分らない、分らない。
（もちろん、幸せなはずがないのに。でも速水さん、とっても優しく笑うんだもの。サギだわ。）
もおお、速水真澄のバカヤロー！ 皆あなたのせいよ！
う、読み返してみたら、なんてめちゃめちゃな文章。もう、寝よう。
「お休みなさい、速水さん。」
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[13] 水城冴子 様
今夜は 約束は …！ 職場 [ 2011年07月07日 (木) 21時42分 ]
七夕日記 7. 今日の気分 これも仕事・・・？！
今日は七夕。退社時に北島マヤ来社。社長室に案内する。
しばらく楽しそうに話をした後、（まったく社長の嬉しそうなことときたら！）
「水城君、今日の接待はキャンセルだ。すまないが、連絡を入れてくれたまえ。じゃ、おちびちゃん、行くか。」と来たもんだ。
そうですか、北島マヤとイタリアン、ですか。
「・・・本当に申し訳ございません。こちらの都合でご迷惑を・・・ええ、急にトラブルがございまして・・・、ええ、社長は今、取るものもとりあえず現場に向かったものですから・・・ええ、本当に、申し訳ないと、くれぐれもよろしく伝えてくれと、そのように、ええ、はい、かしこまりました。必ず申し伝えますわ。またご連絡させていただきます。それでは御免下さいませ。」
こちらの身にもなって下さい、社長！ これはわたくしの仕事ではありません！！
もう10年前の文とはいえ、この水城さんの日記だけ、原文の断り文句があんまりだったんで、何年も、ずーーっと気になっていたのでした。今回この機会に、ここだけ少し訂正してしまいました。ちょっと気分が晴れたさ。
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[14] 聖唐人 様
いつのまにか こんな所に こんな時間 山奥 [ 2011年07月07日 (木) 21時44分 ]
七夕日記ラスト 8. 今日の気分 孤独だ・・・
今日は七夕ですか。
携帯の電波が届かないどころか、道行く人も居ない人里離れた山奥に
一人仕事をしていると、そんな事はもうどうでも良くなってきますね。
真澄様、でも私、忘れられている訳ではございませんよね・・・？
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