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患者に優しい医療の掲示板

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[590]教えていただきたいのですが・・・・ 投稿者:うにょ

投稿日:2006年06月11日 (日) 15時01分

4月に3度目の帝王切開で手術中に膀胱を損傷してしまいました
子宮と膀胱の癒着が酷く剥がす時に破けてしまったらしいのですが、良くあることなんでしょうか?
そしてその後、腎盂腎炎と腸閉塞を発症したのですがそれも仕方ないことでしょうか?

膀胱の損傷までは仕方ないかな〜〜と思っていましたが、腎盂腎炎については・・・

おまけに一度ふさがっていた傷跡から少し出血もしています

こんなことは良くあることでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

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[593]投稿者:産科医7年目
投稿日:2006年07月02日 (日) 15時14分
腎盂腎炎、腸閉塞については、程度と時間的経過が問題です。
とはいえ、3回目の帝切であれば、よくある合併症ではないでしょうか。
事前の同意書にも書いてあることが多いですし、完全に避けたかったら、妊娠を避けるしかなかったことになります。

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[595]産科医7年目様へ投稿者:うにょ
投稿日:2006年07月11日 (火) 13時33分
お返事有難うございます
癒着に関しては仕方ないことだとは分かっています。腸閉塞も麻酔の後遺症だと言われました。ただ腎盂腎炎に関しては発熱後の対応に少々疑問があったものですから、お尋ねしてしまいました。
有難うございました。


[582]産科医の先生にお聞きしたいことがあります! 投稿者:poohママ

投稿日:2006年06月02日 (金) 20時41分

昨年7月に緊急帝王切開で長男を出産したpoohママと申します。

今膀胱炎で治療中なのですが、検査をしたらMRSAが原因だと言われました。

泌尿器科の先生いわく、帝王切開したときに感染したんだろう(帝王切開した病院は私が住んでいる地域では大きい病院のため、院内感染した可能性があるらしい)、とのことでしたが…

MRSAについては今回はじめて聞いたし、先生にそれが何だか詳しく聞くのも忘れ(MRSAは抗生物質がほとんど効かない、とかいわれて頭が真っ白になってしまいました。ガチフロ100mgという薬を出され、一週間後また来なさいといわれました。)、インターネットで調べましたが何が何だかよくわからず…


お聞きしたいのは,
MRSAが次の妊娠に及ぼす影響ってあるんでしょうか?
 
と、いうことです。

お願いしますm(_ _)m

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[583]違うんじゃあないでしょうか投稿者:産科医7年目
投稿日:2006年06月03日 (土) 20時14分
1年も前の帝王切開の時に感染したMRSAで何かが起こるなんて
本気でそんなことを言われたのでしょうか。
常識的に考えてもあり得ないのでは。
MRSAは非常に弱い細菌ですが、抗生剤に対しては強いです。
例えて言うならば、権力者の孫みたいなもの。
自分だけだと何にもできないのに、権力者(抗生剤)がいると
他の人がいなくなるので、いきなり表に出てきて悪さをする。
そんなばい菌です。
MRSAで何かが起こる人は、
抗生剤を投与されている人だけです。(長期入院してる人)
MRSAを持っている人は大勢いますが、それで何か起こる人は
少数のはずです。
まして、1年も前の手術の時の感染を原因と考えるのは
びっくりです。
他の医者の方々にも意見を聞きたいですが、おかしくないですか

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[584]投稿者:管理人ベル
投稿日:2006年06月03日 (土) 21時12分
Poohさん書き込みありがとうございます。
MRSAというのは抵抗力の弱くなった重篤な患者さんが発生する感染症で、通常の体力のある患者さんであれば感染というのはないという認識です。また、通常バンコマイシンという抗生剤を使用します。

日常生活を送れる体力がある人であれば保菌者であってもMRSAが次のお産に影響するということはないように思います。
もちろん私は素人なので、断言できるものではありませんし、最終的には主治医の先生とお話しされるのが一番納得できるかと思います。

このサイトにも患者さんに分り易い表現でMRSAについて情報提供していますのでご参照ください。

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[585]影響はないと思います投稿者:産科医7年目
投稿日:2006年06月04日 (日) 00時56分
MRSAが次回の出産に影響を及ぼすことはないと思います。
書き忘れました。

ただ、本当にMRSAが原因菌なのでしょうか?
普通に考えると、その泌尿器科にいたMRSAが
検査用の尿に混じってしまって、間違えて検査結果が出た
と考えた方が普通のような気がします。

あんまり気にしなくても良いのではないでしょうか

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[586]ありがとうございます!投稿者:poohママ
投稿日:2006年06月04日 (日) 15時44分
心配しなくても大丈夫みたいですね。よかった(^^;

MRSAについては、泌尿器科の先生も不思議がってはいました。

私は長期入院しているわけでもなく、医療従事者でも高齢者の介護をしているわけでもないので、なんでかね〜?と。

原因として思い当たるのが帝王切開しかないね、といわれたんです。

泌尿器科にMRSAがいて、検査用の尿に混じる…こんなこともあるんですね〜。

ほっとしました。

あ、ベルさん、

>このサイトにも患者さんに分り易い表現でMRSAについて情報提供していますのでご参照ください。

とありましたが、どこにありますか?

探せなかったんです…(@_@;

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[587]投稿者:ベル
投稿日:2006年06月05日 (月) 14時43分
すみません
まだ完成してませんでした(苦笑)

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[588]あはは(^▽^)投稿者:poohママ
投稿日:2006年06月05日 (月) 22時46分
では完成お待ちしていますvv

また遊びにきま〜す…って、じつは毎日のように覗きに来てますけど(笑)

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[589]投稿者:ベル
投稿日:2006年06月09日 (金) 13時53分
子供が小学生にあがってからってものなかなか時間が取れずに、更新が遅れてすみません。
毎日のようになんて嬉しいお話です。
よろしかったらあかいふうせんタウンのお仲間になります!?
色んなママさんコミュニティが広がっています(^^)

[581]これって・・・ 投稿者:ダニエル

投稿日:2006年05月26日 (金) 23時45分

3度にわたる帝王切開により最終的に卵管を結ぶ不妊治療を選択しました。ところが最近分かったのですが、卵管を結んでも妊娠する可能性が0.5パーセントもあるということでだそうです。
これでは避妊にならないと思うのですが、やはり別の避妊法もあわせてするべきなのでしょうか?
万一妊娠した場合の処置こともご存知でしたらどなたか教えてください。

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[594]投稿者:産科医7年目
投稿日:2006年07月02日 (日) 15時17分
万全を望むなら、ピルやコンドームなどの避妊法を併用することになります。
もしくは、夫にもパイプカットもしてもらえば良いと思います。

妊娠の確率はもう少し低いような気がしますが、たまにあります。
妊娠した場合は、中絶することが多いです。

[579]どうする 日本のお産 ディスカッション大会 投稿者:木場

投稿日:2006年05月01日 (月) 17時12分

が5月14日横浜で行われるようです。産科医の激務のため産科の閉鎖が次々におこっている現状をくいとめたいです。これからの人が産む場所がなくなっていくのは可愛そうです。そのためにはどうしたらいいのか、ディスカッション大会で話し合って行きたいです。
みんなにはいいお産をして欲しい。そんな気持ちからこの大会に出席する予定です。一人でも多くの人に参加して欲しくて(回し者ではありませんが)個人的に紹介させてください。
http://do-osan.socoda.net/
ベルさん どうぞよろしくお願いします。

[575]医療過誤を裁判で防止できるか 投稿者:消化器内科医

投稿日:2006年03月08日 (水) 07時35分

この問題については、アメリカでは結論でています。
医学書院 李啓充 著  アメリカ医療の光と影
によく記述されています。
 いかなる 者にも黙秘権はあります。黙秘権を尊重しつつ真実を語らせるには、免責しかない。これがアメリカ社会の結論です。
法的には免責でも担当医師が地位、収入を失うことに変わりはありません。
 刑事事件として立件することは誤りです。

[568]大野病院に入院していた妊婦の夫さんへ 投稿者:産婦人科医

投稿日:2006年03月05日 (日) 22時26分

ありがとうございます。
あなたのような発言がどれだけ加藤先生や我々産科医を勇気づけることか。
ここでの書き込みは勇気がいったと思いますが、感謝いたします。
あまり力にはなれませんが、奥様が無事に出産されることを心より
お祈りいたします。

[567]レントゲン写真の肖像権は? 投稿者:3児のパパより

投稿日:2006年03月05日 (日) 20時19分

話題はかわりますが、子どもが生まれる直前に帝王切開にするかどうか、レントゲン写真で確認をされました。その肖像権ってどこにあるんでしょうか?どなたかご存知ないでしょうか?

思い出すに、その写真は、まさに保健体育の教科書のイラストどうり、体を捻じ曲げて産道をくぐろうとしていました。我が子が生まれる瞬間・直前のその写真がどうしてもほしくなってしまい、別の健診の時にお医者様に頼んだところ、「いろいろと問題があるといけないのでだめだよ。」ということであまりしつこく頼めませんでした。

ま、こういうのは余計な仕事になるでしょうから、あまりこだわってどうのこうのしようというつもりはないのですが、よく考えてみると自分の写真なのだからその肖像権は自分にあるような気がするんですよね。

他にもレントゲン写真ってとることあると思うのですが、あの写真はその後いったいどうなっているんでしょう。どなたかご存知でしたら教えて下さい。

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[569]肖像権投稿者:通りすがりの医者
投稿日:2006年03月05日 (日) 22時41分
肖像権は、映っている人に発生します。
しかしながら、個人を特定できないような写真には発生しません
そのためレントゲンには肖像権は主張出来ませ

もしあなたがお子さんの写真を撮ったとき
あなたには著作権が発生し
お子さんには肖像権が発生します

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[570]投稿者:通りすがりで申し訳ありません
投稿日:2006年03月05日 (日) 23時52分
レントゲンは医療機関に保存義務があります。保険外だと
2年でしょうか。
親切な医療機関なら費用負担すればコピーしてもらえるかも
しれません。レントゲンをコピーできる設備があれば
でしょうが。
デジカメでとってもきれいに写せるはずなので理由を
話して撮らせてもらってはいかがでしょうか。

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[573]投稿者:あび
投稿日:2006年03月06日 (月) 13時23分
関連質問になりますが、カルテは誰のものになるのでしょうか?
たとえばアメリカですと、メディカルレコードは患者に所有権があり、病院が責任を持って預かるという形になっています。
日本では病院に保存義務があるということはわかりましたが、所有権はだれにあるのでしょうか?

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[574]投稿者:通りすがりで申し訳ありません
投稿日:2006年03月06日 (月) 20時04分
カルテの所有権は医療機関にあり、その中に書かれた医療情報は、患者さんと医療機関の共有と考えるのが一般的のようですが、法的根拠ははっきりしていません。

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[580]カルテの所有権投稿者:とりあえず
投稿日:2006年05月18日 (木) 20時30分
詳しくは知らないのですが、「カルテと言うのは本来、医師の
備忘録(単なるメモ帳)である」という話を法医学の講義で
聞いたことがあります。
メモ帳なので極端な話、自分(医師)にとって必要なことしか
書かれていなくてもあたりまえであり、他人に見せるような文章
ではないという認識だったようです。
近年の権利意識の高まりなどから、カルテに対する考え方も
変わり、カルテは病院と患者とが共有するものと言う風に
変わりつつあるようです。
また、それに伴い、カルテも、自分や同僚が見てわかれば
良いと言うものから、誰が見ても(場合によっては、専門家で
無い一般の人が見ても)理解できるような書き方が推奨される
様になってきています。

将来的には、カルテは、患者さん自身のもので、病院側は、
それを参照させてもらうと言うところまでいくのかも
しれませんが、カルテの所有権に関する混乱はしばらくの間、
続くのではないかと思います。

[566]大野病院産婦人科 投稿者:大野病院に入院していた妊婦の夫

投稿日:2006年03月05日 (日) 18時48分

掲示板読ませていただきました。
お医者さんの書き込みも多く、今回の事件が良く分からない
私達、患者側にとっても大変参考になりました。
逮捕当日入院していた妻も驚いています。
今回の事件(2年前の事件)は知っていましたが
まさか逮捕までされるとは驚きです、そして残念でなりません。
経緯や医療の事が分からない患者にとって、衝撃、不安、何故
と言う思いでいっぱいになりました。
逮捕される前日にも回診に来てくださり(毎日きてくれます)
優しい言葉を掛けてくださいました。
加藤先生は、患者にも優しく昼夜、休日も出勤され患者のために一生懸命に仕事をされていました。
切迫流産だった妻も先生のおかげで安心して入院しておりました。
しかし今回の逮捕で病院から転院してくれと言われました。
残念でなりません。
亡くなった方のご遺族の気持ちも分かりますが、逮捕まで
されるのは私もおかしいと思います。
加藤先生の1日も早い復帰を願っています。

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[571]投稿者:はおはお
投稿日:2006年03月06日 (月) 00時23分
誠にお気の毒な事です。

私は僻地勤務医ですが、出産のため妻は里へ返し単身赴任中です。
幸い無事に元気な子供が生まれましたが、神妙な気持ち
で祈っていました。
出産に不測の事態がつきものなのは、職業柄理解していました。
お亡くなりになったお母さんは、誠にお気の毒でした。

残念ながら今後は田舎での出産は不可能ということでしょう。
産科はセンター化していかざるを得ないと思われます。
ならば先日までたった一人で頑張った加藤先生の努力は
一体何だったのだろうか、と考えます。

最後に、健やかなお子のご誕生を祈り申し上げます。

[560]もめているのかな 投稿者:3児のパパより

投稿日:2006年02月25日 (土) 20時36分

えーと患者にやさしい医療の掲示板がなんだか素人には顔をだしにくい感じになっちゃってますね。帝王切開やお産に不安を持つお母さん方が気軽に相談できるこの掲示板は貴重な存在です。

医療関係の方々の不安や不満は想像を絶する世界でしょうし、国の方針や様々な現実の中で厳しい問題は山済みのことと思いそこに踏み込む勇気にはただただ頭がさがります。そして並大抵の能力・技術・知識・人間観ではできないことなんだと思います。

願わくば本当に優れた医療を必要としているのは誰なのか、それによって救われる命により何が生まれるのか、その貴重なものと向き合うことができるのは誰でもない、将来を担う医学生のみなさん以外のだれでもない、私はその使命感をお忘れでないことを信じたいです。

言葉で言うほど容易くないことでしょう。でも信じたい。将来の子どもたちのためにも・・・。

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[561]投稿者:某医師
投稿日:2006年02月26日 (日) 02時41分
あえて言うならば、その使命感を持った医師達を端から使い
潰して回った結果が、今の惨状だという事をお忘れなきように。
軽症で受診しないこと、何が重症で何が軽症なのかをしっかり
勉強すること、そのことを他の人にも教えること、夜間の受診は
控え、昼間に受診すること。
これを徹底して頂きたい。
他人を信じるだけで自らの行動を変えないのであれば、厳しい言い方
になりますが人の良心にタカっているのと変わりないのです。
ここにくるような方ならわかっていると思いますが、ネットを
やらないような人にも口コミで周知させていって下さい。
十分に節度が守られるようになれば状況も変わるでしょう。

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[562]ここはあえて投稿者:再受験医学生
投稿日:2006年02月26日 (日) 03時44分
励ましのお言葉有難うございます。
私も期待に応えるべく頑張って逝きたいと思いますが、

3児のパパさん初め、一般の方々にもお願いがあります。
信じていただけるのはありがたいのですが、それで終わり、
ではなく、現場の状況を改善すべく、声を上げて欲しいのです。

>願わくば本当に優れた医療を必要としているのは誰なのか、それによって救われる命により何が生まれるのか、その貴重なものと向き合うことができるのは誰でもない、将来を担う医学生のみなさん以外のだれでもない、私はその使命感をお忘れでないことを信じたいです。

我々の先輩達はまさしくこのように考えて最前線で戦い続け、その結果多くの命が救われて日本の周産期死亡率も世界最低となりました。ですがその結果生まれたものは、「出産は安全であって当り前」という誤った認識であり、医師は「使命感」を持ち、全てを犠牲にして働くのが当たり前という風潮でした。

もはや個々の医師の自己犠牲に頼るシステムでは、医療の崩壊は避けられない段階に来ていると思います。アメリカ並の社会的待遇とはいかなくてもせめて労働基準法が守られる労働環境で、そして他の先進国並の医療費があれば医療の質も上げていけるでしょう。いえ、それすら夢物語だというのならせめて…せめて加藤先生の様な方に対して、自分達が困ったときには使命感と献身を要求し、命を削って奮闘しているときには目もくれず、何かあったときにはそれまでの背景を全て無視して悪者にされるという風潮がなければ…奮闘している産科医に、例え現実的に無理でも待遇の改善を求める運動があったなら。こういった事件が起こったときにいきなり悪者と決め付けられるのではなく、背景を知って一般の方の同情と支援が集まるような世の中であったなら…まだまだ「使命感」で自己犠牲をいとわない医師の卵は多かったでしょう。ですが身を削っても報いはなく、むしろ頑張れば頑張るだけ奴隷兼何かあったときのスケープゴートであることを義務付けられるようでは、使命感以前に医師になろうとする者自体が近い将来激減すると思います。

今の状況に対しマスコミや政治家の責任は大きいし、声を上げようとしてこなかった医療者側の責任もあるのかもしれません。ですがマスコミは多くの人たちの潜在下の要求に応えた報道をするものですし、政治家を選ぶのは国民一人一人の投票なのです。この状況を、そして医療崩壊の未来図を変えていくためにはまずここから、一般の方々に問題の在り処を知って頂くところから始めるしかないと思います。

以上、僭越ながら自分なりの意見を申し上げました。お聞き苦しいところもあったかもしれませんが、世間知らずの戯言とご容赦くださいませ。

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[563]状況お察しします投稿者:3児のパパより
投稿日:2006年02月26日 (日) 19時26分
実は父が先週癌の手術をして付き添ったとき、夜間の急患にインフルエンザらしき子どもの行列!であって驚かされました。ところが、今日(日曜日)親の見舞いに医科大の病院に行ったところ急患の受付は数人の子どもしかいないかったのです。それも怪我をした後の処置のぐらいでした。「おやおや・・インフルエンザはまだ流行っているはずなんだけどな?少ないなー」と思ったのですが、「まてよ、夜になると急に増えるんじゃないか?!」と考え直したところでした。
夜に39度代の熱がでると夜だろうと日曜だろうと初めの子だと特に結構あわてて受診に行きます。すると出てくるのはきまって若い専門外の先生(皮膚科など)です。看護婦さんにもあかちゃんの注射は難しいようで足首にいっぱい針を刺されうまくいかなくて、小児科の先生が深夜によびだされ、注射1本うって帰る、なんてこともありました。
こういうときに悪いなーと思うと同時になんで小児科医の先生がこんなにいないんだろうと疑念と不満を感じました。背景には医師の先生方の書き込みにあるような深刻な状況があることはおおよそ察しがついていましたが、生の声を聞くとその深刻さは尋常ではないんだと、今は危機感を抱いているところです。何とかしなくてはなりませんね。
もちろんこれから周辺の方にもそういう話をしますし、これまでも「少々のことなら夜や日曜日に病院に行くのはかえって大変だよ。」ということをいってきました。でもこれだけではいけませんね。とにかく知り合いの妊婦という妊婦さんと、小さなお子さんのいる方々に伝える努力をしていきます。
しかし、現状を大きく変えるのは政府の方針や、医療側の医者にかかる患者へ向けてのガイドラインづくりではないでしょうか。「こういうときにはこうしてほしい」ということがもうすこし分かっていたら、少しはちがうんだと思います。
例えば薬をもらう薬局などや診療後にチラシ1枚で「休診や夜間診療を受けるときの諸注意」などといったものがあってもいいのかもしれません。
他には電話でとりあえず相談できるコールセンターとかあってもいいのかも。
成人式に講義をいれるのもいいのかもしれません。
いろいろありますが、まずは医療現場の人だけに甘えないようにこちらもがんばろうと思います。
こちらをごらんになられる医療を支える皆さん!応援していますよ!!!!

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[564]投稿者:ぱり
投稿日:2006年02月27日 (月) 10時48分
 3児のパパさんのお言葉、医療従事者としてとてもうれしいです。今の社会全体の論調である「自己犠牲でもっと頑張れ!」と言われても、「もうこれ以上ないくらい頑張っているのに。。。。」という極限まで疲弊した状態が今の現状です。。もう一押ししたら崖っぷちから、がたがたと崩れ落ちてしまうでしょう。だから患者さんの立場で、できることから「一緒に頑張ろう」と言っていただくのはとても大きな励みになります。
 医療は医療従者と患者さんの協力と思いやりがないと成り立たないものだと思います。医療は経済分野の一つよりも奉仕の意味が大く、また限られた社会全体の資源でもあると思います。医師に治してもらうというのではなく一緒に治すという姿勢で病気について勉強することや、充分な体制のとれない夜間明日まで待てる受診は待つことで必要なところに資源をまわそう、ということはとても重要です。また医療制度について勉強して一緒に政治的にも声をあげていくことも。
 今、「患者―医療従事者」のあまりにも大きい認識の断絶と対立関係が医療従事者を絶望させている大きな原因の一つだと思います。
 ご存知かもしれませんが、小児科学会が救急のホームページを作っています。いくつかの質問に答えると「すぐ受診しましょう」とか「変化がなければ明日の受診まで待ちましょう」とかでてきます。ネット環境を熟知した若いお父さんやお母さんの世代には簡単に使いこなせるツールだと思います。
http://kodomo-qq.jp/index.html#
 一緒に草の根から、医療をいい方向に変えていきましょう。

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[565]産科の本では投稿者:あび
投稿日:2006年02月27日 (月) 12時58分
現在アメリカで妊娠中です。最初の検診と言うか、ナースとの面談の時にもらったガイドブック(英語の中辞典くらい)に、週と月ごとの「心配な症状」「よくある症状」なんていうのが載っています。特に役に立っているのは、月ごとの「いつ医師に連絡するか」リストです。

たとえば妊娠初期の出血と、中期の出血では対応が違いますよね。おなかの張りなどもそうです。それについて、「いますぐ連絡する」「24時間様子を見て連絡する」「次の検診で相談する」などと分かれているわけです。もちろん、常に「わからないことは、まず相談」が基本なのですが。

そういうリストを、小児科だったら例えば1歳児検診とかある時に配ったら少しは役に立たないでしょうか? 産科なら定期検診とか。日本では毎回超音波検診があるようですが、これは必要なものですか? アメリカでは、いいのか悪いのかわかりませんが、妊娠中1−2回が基本です。もしそんなに毎回する必要がなければ、その時間で質疑応答ができるのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

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[576]投稿者:僻地の一人産科医長。
投稿日:2006年03月15日 (水) 01時14分
いずれアメリカのように、日本の病院でも、妊娠初期から国語辞典みたいな「妊娠ガイドブック」なるものを全員に配布するようになるかもしれません。
私の所では、妊婦健診ではだいたい毎回腹部超音波をしてます。胎児の状態の確認と、妊婦さんや同伴してきた夫や家族に見てもらいながら和んだ空気の中で、「胎盤が途中ではがれたら」「前置胎盤とは」「胎児の心奇形は」「ここまでは見えるけどこれ以上は産まれてからでないとわからない」「これがもしこうなったら緊急帝王切開」などの恐い話を小出しにしています。コミュニケーションを図るとともに、産科医療の現実を理解してもらおうと思っているんですけどねぇ…。
なんせ、絶対無事に産まれてくるはずと皆思ってますし、リスクの話に対しては縁起でもないなんて怒られる時代ですから。
周産期医学必修知識という題名の本は厚み5cmぐらいありますけど(まるで辞書みたいですね)、これを外来中や帝王切開の同意説明時に全部を解説しきれるわけがない。そこには癒着胎盤みたいなレアケースも載ってます。ならば…妊娠初期から全員に配布して。アメリカ式に、「読んでおいてください。全て理解できたらここにサインを。同意してなければ分娩は取り扱いません。」そんな産科医療にはさせたくないです。

[549]一般医の一人 投稿者:一言

投稿日:2006年02月24日 (金) 12時29分

医者もほとんどの皆さんと同じく、子供を持つ親であることがほとんどです。考え方は一般の方をそれほど相違はないと思います。人の死に関して、安易な感情を抱く人はいません。

今回の福島の件が刑事事件として問題になる点は次の2点です。
1)出血が大量になるような事態(癒着胎盤)を予見できたか
2)癒着胎盤が診断できた時点で、子宮全摘術変更しておけば、母子ともに救命できたか

1)、2)ともに産科医1人だけでは、無理というのが、産婦人科医のほとんどの意見のようです。したがって、刑事事件として取り扱うのは一種の暴力であるというのが多くの意見です。

新聞記事内容を鵜呑みにして、 者扱いにしてはいけないという主張を御考慮いただければと思います。一般的に医療過誤裁判の多くが理不尽な訴えである事が多いために、正当な訴え(裁判)でさえも医師側から「ごね徳」のような印象を持たれている事もあります。

少なくとも、このような件に関しては、真実を理解した上で、コメントなりや意見をしないと医師・国民の双方で感情のもつれが進行してしまいますよ。

私の知る限りでは、ほとんどの医師は人の健康を守ろうと必死に身を削って頑張っています。福島の件も当該医師は、出来る限りのことをやったように感じました。この方を 者のごとく扱うのはいかがかなと思います。

売り言葉に買い言葉の感情的な書き込みになるのはやめましょうよ。

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[555]投稿者:ベル(あかいふうせん)
投稿日:2006年02月24日 (金) 17時45分
そのとおりですね。
今回はお医者さんにも相当な被害者感情があったでしょうし、患者も元々抱いていた被害者感情があったでしょうから、被害者意識を持ったもの同士がお互いに主張しあっていれば、お互いを非難してしまうという最悪の結果が生まれてしまうのも当然と今なら理解できます。
先生の仰るとおり一緒に変えていかなくてはならない問題です。

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[557]投稿者:産婦人科医の父
投稿日:2006年02月24日 (金) 21時33分
http://www.dd.iij4u.or.jp/~ssd/oono/oonohpgyne.html
憶測だけで離しても始まりませんので資料を。

http://fukanju.exblog.jp/3244511/
あと、この件に関しての意見と感想を述べている医師のBLOG記事へのリンク集です。

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[558]投稿者:一般医の一人
投稿日:2006年02月25日 (土) 07時51分
ここのHPのリンクの「産婦人科医の一人事」にもコメントが出ています。ほとんどの産婦人科医の意見と同じです。新聞などの一方的な記事を信じずに、これを読まれて客観的な判断を御願いいたします。




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