6月25日の練習日誌です。 うるお先生の指揮で、「土の歌」より「農夫と土」「祖国の土」「死の灰」を練習しました。
◆「農夫と土」 [6]「まくー」ややcresc.して「つち」に向かう。後の同じパターンも同様。 [9-10]「ひとみなの」の「の」を大きくしない [24-27]「たのしみ」「かなしみ」リズムは出したいがするどい感じにはならないように。 「たーの」「かーな」は途切れないように。「しみ」は音量抑えめに。 [30-35] Ten.Bas.「ともかくも…」くぐもった感じにならないで、クリアに。「たね」音量より子音を意識して。 「だー」止まった感じにならないで、2小節のばす。 [42]「野ら」をしっかり発音する。 [44-52]「あせ」に向かっていくように。 [53] Alt.「夕ぼし」→「ぃゆーぼし」みたいに手前に子音を入れる。 [59-60]「だー」decresc.じゅうぶん小さくする。 [61-]「たねを…」小さくした所から始まる。 [74-75]「のぞみ」を少し強調。 ★重要★ [81-86]「そしていのりだ」 こういう所は楽譜を見てると合わない。★楽譜を見ないで★指揮を見ること。 [96-97]「やくそく」音色を変える。深い声にして印象づけたい。
◆「祖国の土」 [全体] 勇ましい曲調だが、歌に軽快さもあるように。 [19-20]「たしかな」しっかりつなげて歌う。 [42-43,45-46]「あおいで」と「la la...」はつなげないで区切る。 [61-65]「さくらの」と「きくの」と「はなさくおかよ」という言葉のまとまりで歌う。 [72]「ま」「も」しっかり発音。 [75-76]「つちー」で切ってしっかりブレスをとって「をー」。後奏を弾くピアニストを後押しするようなつもりで。
◆「死の灰」 [2-5] Sop.「せかいはたえて」子音を長く。声を太くしないで、うすーく。 [2-5] Sop.以外 他パートの音の動きを意識して聴くこと。 [10-11]「みなの」の「の」は短く。 [23-26] Ten.Bas.「文明の…」2回目、気持ちを一段階上げて入るような意識で。 [26] Ten.Bas.「かがくの恥じょくよ」力が抜けていくような感じに。 [44-47] 最後の「おろかさよ」をしっかり言う。 [54-57] Sop.「ひろしまの」子音を長く。声を薄く。 [55] Sop.「の」短くてよい。1拍くらいで、しっかりブレスして次に入る。 [58] Bas.「地」子音を長く。 [70-73] Alt.「よみのみちをさまよう」べったり、つなげて歌う。 [72] Sop. Hum. くっきり入る。
以上、詳しくは録音などを参考にしてください。
要点として、どの曲もですが、聴く人に言葉が伝わるようにしようとしています。 そのためにあえて楽譜に書いてないことをやったり、楽譜と違う表現をすることもあるので、見逃し・聞き逃しのないようにしましょう。うるお先生の指揮は、身振り手振りなど視覚から得られる情報量がとても多いです。
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