9月17日の練習日誌をお送りします。
うるお先生による、「ミサ」の練習でした。 全曲を通した後に、先生からチェックのあった箇所を重点的に練習しました。
■全曲通して気をつけること
・全体的に気合いが入りすぎていて全部を一生懸命歌いすぎている よもすれば乱暴に聴こえてしまう 歌の雰囲気、歌詞の意味を考えて大事なところを聴かせるように歌う
・1つ1つのブロックを一生懸命歌うのではなく、 文章としてつながっているところは流れた歌い方で、1つのまとまりで聴こえるように
・はじめは力を抜いて歌うように
■Kyrie ・[9] アルトの「Kyrie」を聴かせたい。グンッと入ったことが分かるように歌う ⇒Kyで力を入れすぎるとかえって聴こえない。
・[10]〜[11] アルト「eleison」をのびやかに
■Gloria ・[6] 全パート共通。急にパチッと入ったような感じではなく、先唱から引き継ぐような形で流れるように入る
・[54]〜[55] テナー「Qui tollis」のtolで音が上がり切れていない。音は明るめに アルトはtolで下がりすぎている
・[60]〜[61] 全パート共通。「mundi」は、muと言ってから広げていく diは2拍分伸ばす
・[54]〜[61] 全パート共通。ここがpであることの意味を考える。ただ小さいだけではなく、緊張感のこもったひそやかな世界を表現する
■Credo ・[25] 全パート共通。「lumen」のmenが出てしまう。聴かせたいのは「lumine」の方
・[63] 全パート共通。Adagioは、ただテンポがゆっくりになっただけではない。 それまでとは異なる歌い方、雰囲気であること。収まった感じを出す 天から降りてきて、人間の身体になったという部分 落ち着いて厳かな雰囲気で歌う
・[74] ソプラノ「Passus」のPaはハッキリと入る
・[75] ソプラノ&ベース「est」と「et」はつなげる
・[109] 全パート共通。「cujus」はきっぱりと入る。117小節までずっとキッパリした雰囲気をそのまま保つ
・[232]〜[245] 全パート共通。各単語で強くするところは強めに、その他のところは他の言葉と一緒の流れで歌えるように 例:sanctamならばsan、catholicamならthoなど
・[253]〜のフーガ 全パート共通。聴こえたいのは「vitam」と「saecli」で、それ以外は流れるように歌う あちこちから「Et vitam」が聴こえてくるのが理想
■Sanctus ・全パート共通。4回のSanctusをバラバラのものとして歌うのではなく、2回*2回で、山なり。
・[8]〜[15] パート間のやり取りを楽しむ
■Agnes Dei ・[33]〜[34] テナー&ベース キッパリ入る
・[46] アルト「nobis」のnoをしっかり聴かせたい。その後の他パートとのやり取りを聴かせたい
・[59]〜 「dona nobis」は1つのまとまり。naだけが飛び出て聴こえたりしないように このまとまりが、あちこちから聴こえてくるのが理想
以上となります。
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