8月20日練習日誌
この日は高野先生による「三位一体の祝日のためのミサ曲」でした。
〇 Credo(不得意部分を取り出しての練習) ・158小節からのソプラノ、「Filioque」の「Fi」と「li」は8分音符を意識して繋げて歌う。 ・256小節からの各パート「Et vitam venturi saeculi」は「vi」と「sae」を重心にしてそれ以外は軽く歌う。 ・それに続く各パート「アアアーアーア」の最初の8分音符は2拍目だが、最初の「ア」に重心を持ってきてその後は軽く歌う。この先に何度も出てくるが、各パートとも同じ歌い方で。 ・301小節からのアルト「venturi」は「tu」にアクセントをつけるように歌う。303小節も同様。 ・アルトの305小節からの二つの「Amen」、一つ目の「men」は控えめに歌い、二つ目の「amen」を言い直すように。 ・333小節目のベース「Et」は音量は良いが歌い始めが硬い(他のところでの入り方も同様)ので少し前から準備して優しく歌い始めること。 ・352小節のベース、他のパートより早く入る(すぐに入る)ので遅れずに、そして柔らかく入るように。 この後Credoの通し練習。以下は通し練習後の先生からの指導箇所。 ・13小節目ベース「Et in」のように他のパートが順番に入ってきてベースが最後に入るようなところ、何か所もあるが、いつも入り方が荒くなってしまう。このミサは荒々しく歌うところはほぼないので、丁寧に歌い始めること。 ・63小節目からのAdagio「Et incarnatus」は先に行かずレガートで穏やかに歌い始めること。また65小節の「est」で揃うので、全パートでタイミングと言葉を柔らかく揃えること。 ・68小節の「Ex Maria Virgine」は「Maria」「Virgine」がそれぞれ一まとまりになるように歌う。 ・69小節の「homo factus est」は「factus」をはっきり歌う。
〇 Sanctus・Benedictus(不得意部分を取り出しての練習) Sanctus ・冒頭に4回の「Sanctus」があるが、一回目・二回目より三回目・四回目を気持ち大きめに歌い、二回目と四回目にそれぞれ広がるように歌う。 ・5〜7小節目はゆったり広がりながら歌う。 Benedictus ・54小節目からの「Benedictus」「qui venit」はそれぞれ語尾を抑えるように歌う。 この後Sanctus・Benedictusの通し練習。以下は通し練習後の先生からの指導箇所。 Sanctus ・8小節目ソプラノ「Pleni sunt」は4つの8分音符をつなげずに歌う。10小節目の「caeli et」も同様。 ・12小節目からのソプラノ「Pleni sunt」はこれまでと違い横に繋げて歌う。アルトも同様。 Benedictus ・65小節「Domini」の最後の「ni」は大きくならないように。
〇 Agnus Dei 最初に通し練習、その後は先生からの指導箇所。 ・歌い出しはピアノで音も低いが、もう少し大きく始める。 ・9小節から10小節の「peccta」もっとクレッシェンド大きめに広げ、さらにその広がりを11小節からの「peccata mundi」につなげて歌う。 ・37小節からのソプラノ「Agnus Di」「qui tollis」「peccata mundi」いずれも語尾が大きくなる傾向がある(どれも「イ」の母音)。前の音より絶対に強くならないこと。 ・59小節からの「Dona nobis」(前回からテンポが速くなっています)は、真ん中が広がるように歌う。 ・94・95小節の「pacem」の最後の2分音符は、ここで一旦まとまることを表すため、音符の長さいっぱいに伸ばす。 ・同じ場所ソプラノ「pa」と「cem」がバラバラに聞こえるので、しっかり繋げて歌う。ほかのパートも同様。
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