2025/2/19の練習日誌をお送りします。
杉坂さんによる、「黒人霊歌」の練習でした。 練習したのは以下の3曲です。 ・Nobody knows the trouble I've seen ・Ride the chariot ・Joshua fit the battle of Jericho
■Nobody knows the trouble I've seen
・全体: Nobodyは、Noとbodyの間に休符が入っているが、1つの単語であることを忘れずに。 休符のところでブレスしない。
GloryのGは子音を「g」で出すが、「gu」とuの母音が出すぎないように。
・[23] JesusのJeはアクセントではない。子音を響かせるには少し前から子音を長めに出すように
・[32]以降は大きな強い声はいらない。頑張りすぎない。
・[35] [36]男声は八分休符を感じてohに入る
・[39] [40]Nobodyの、「No」だけアクセントがついているので意識して表現
・[43]~[49]ソプラノとベース、アルトとテナーがほぼ同じ動きをする。 休符を挟んだNobodyの伸ばし方など同じ表現になるように
・[55][56]ベース Jesusの「Je」にアクセントがついている。 55と56のリズムの差異も歌い分ける。
■Ride the chariot
・[4]ソプラノ、アルト、テナーはRide、Lord。ベースはinにアクセントが付く。 アクセントの部分が4パート合っているように。
・[8] [9]ベースの下がる音が聞こえるように音を小さくしない
・[39]アーフタクトからはすべての音符にアクセントが付いているので 最後まで優しくならずに歌いきる
■Joshua fit the battle of Jericho
・[21]ベース obは「オォーブ」のような形で歌う 楽譜にfと記載があるが、ソプラノはmp、アルトとテナーはmfくらいの感覚で ベースのメロディーを聴かせるように
・[29]からの掛け合いは、Joshuaが複数のパートから聴こえてくるように
以上となります。
黒人霊歌、音やリズムをきちんと取ることはもちろん意識しつつ、 歌詞を感じて曲を歌えるようになっていきたいなと思います。
例えば「Nobody knows the trouble I've seen」であれば、 誰も自分の苦しみを分かってくれないと何度も歌っていますが、 でも「Nobody knows but Jesus」とあるのは「神様以外は」なので、 転じていうと「神様は自分の苦しみ、悲しみ、悩みをすべて理解してくださる」 ということになるのだと思い至りました。 だからこそ後半のGlory Helelujaは明るく希望を持ったように歌いたいですね!
「Ride the chariot」は、朝になったら戦車に乗ろう(主に会うために)と 何度も歌っているようです。この戦車に乗ったら天国に行けると信じられていたとか。 テナーソロの部分は、仲間たちに向かって準備はいいかい?と呼びかけているので、 だからこそ優しくというより力強くというお話があったのですね。
他の曲の背景も知りたいし、曲の順番にも意味があるのかなと知りたくなりました。
それではまた次回の練習もよろしくお願いします!
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